政治経済

平成27年度
教科名
地理歴史・公民
地理歴史・公民
科目名
政治経済
科
シラバス(高等学校)
単位数
2
使用教科書
高等学校『政治・経済』
(第一学習社)
年・組
2年2組
副 教 材
『最新図説政経』
(浜島書店)
1. 学習の目標
1.民主主義の本質について理解を深めさせるとともに、理論的・体系的に理解させる。
2.現代の政治、経済、国際関係などについて客観的に理解させる。
3.1・2の理解を踏まえて現代の諸課題について主体的に考察させ、公正な判断力を養い、良識ある公民としての必要な能力と
態度を育成していく。
2.評価内容
1.関心・意欲・態度
現代の政治、経済、国際関係
に対して関心を高めていくと
ともに、意欲的に課題を追究
し、国家・社会の一員として
平和で民主的な社会生活の実
現と推進を図るため客観的に
考察しようとしている。
2.考え方・判断
現代の政治、経済、国際関係
に関する諸課題を発見し、そ
の本質や特質、さらには望ま
しい解決の在り方について広
い視野に立ち、多面的・多角
的に考察するとともに、様々
な立場を踏まえて公正な判断
をしている。
3.学習計画および学習内容等
学期
月
単元・学習項目
1
第1編
第1章
民主政治の基本原理
と日本国憲法
4
5
6
1 政治と法の機能
2 人権保障と法の
支配
3 議会制民主主義
と政治の特質
4 日本国憲法の基
本原理
5 基本的人権の保
障と新しい人権
6 国会の組織と機
能
7 内閣の機構と機
能
8 裁判所の機能と
人権保障
9 地方自治制度と
住民の権利
10 政党政治と選挙
3.技能・表現
現代の政治、経済、国際関係
に関した諸資料を様々なメデ
ィアにより収集し、有用な情
報を主体的に選択・活用する
とともに、それを追究してい
く過程や結果について様々な
方法を駆使して適切に表現し
ていくことができる。
4.知識・理解
現代の政治、経済、国際関係
について基本的な事柄、本質
や特質などを理論的・体系的
に理解し、基本的な概念や理
論を知識として身に付けてい
る。
学習計画および学習内容
・民主政治の基本的な原理について、その成り立ちを歴史的な
観点からとらえさせる。
・世界の主な政治体制についてイギリス、アメリカ合衆国、中
国などを比較しながら、理解させる。
・日本国憲法の制定過程や三大原理である国民主権、基本的人
権の保障、平和主義について歴史的な経緯を踏まえながらと
らえさせる。また、具体的な事例に即しながら、その特徴と
問題点について理解させる。
・国会、内閣、裁判所の三権のはたらきについて、前節の理念
との関係を踏まえて考察させる。
・地方自治の制度について、近年の市町村合併や住民投票など
の動きに注意しながら、具体的な事例に即して理解させる。
・最近の選挙の動きに注目させ、選挙制度などについて具体的
に学習を展開し、将来の有権者としての行動はどうあるべき
かを考えさせる。
・戦後日本の政党の変遷をとらえさせ、政治活動や政治資金の
問題点などを理解させる。
評価方法
定期試験
授業態度による
7
2
9
11 世論と現代政治
の課題
第2章
現代の国際政治と日
本
10
11
12
3
1
2
3
第2編
第1章
経済社会の変容と経
済のしくみ
・マスメディアの果たす役割や問題点について考えさせる。
・戦後の国際政治の変遷に触れながら、国際法や国際連合の組
織としての機能などについて理解させる。
・国際政治の動向や特徴について、現在、どのような動きがあ
り、何が争点になっているかなど、具体的な動きに注目する
ことで、国際政治への関心を高める。
・日本が地球社会に対して果たすべき役割などについて考えさ
せる。
・現代の資本主義経済がどのような歴史的経緯を経て成立して
いるのかを理解させるとともに、資本主義経済の特徴につい
てもとらえさせる。
定期試験
授業態度による
・資本主義経済と比較しながら社会主義経済とはどのような経
済体制であるかを理解させるとともに、今日の代表的な例と
して中国経済にも関心を向ける。
・現代の資本主義経済体制に求められているものは何かをとら
えさせる。
定期試験
授業態度による
※ 上記の内容は,進度によって変更される場合がある。