現代社会 「倫 理 「政治経済」全般に関して) 評価規準の作成について

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評価規準の作成について(「現代社会」,「倫
理 」,「政治経済」全般に関して)
○
評価規準作成の手順
観点別に評価規準を作成するには,下図のような手順が考えられる。
国立教育政策研究所の「評価規準の作成,評価方法の工夫改善のための参考資料」(高等学校公
民平成 16 年3月)と対比して示す。
[評価規準作成の流れ]
[作成の視点]
学習指導要領
[国立教育政策研究所の参考資料]
[政治経済の例]
第1
教科目標,評価の観点及びその趣旨等
関心・意欲・態度
現代の政治,経済,国
教科・科目・領域
の目標・内容の
分析
際関係に対する関心を高
関係にかかる事柄からの
め,意欲的に課題を追究
課題を見いだし,その本
するとともに,国家・社
質や特質,望ましい解決
学習指導要領に示された教科・科
会の一員として平和で民
の在り方について広い視
目の目標・内容を観点別にとらえ
主的な社会生活の実現と
野に立って多面的・多角
直す。そして科目において育成す
推進について・・・。
的に考察する・・・。
べき資質や能力を整理し,評価規
準を作成する際の視点にする。
育成すべき資質や能力を領域や単
元の学習内容に応じて具体化す
単元の評価規準
の作成
具体的な評価規準
の作成
(指導と評価の計画)
思考・判断
現代の政治,経済,国際
る。理科や公民科などのように指
資料活用の技能・表現
知識・理解
現代の政治,経済,国
現代の政治,経済,国
際関係にかかる諸資料を
際関係に関する基本的な
様々なメディアを通して
事柄や,本質,特質及び
収集し,有用な情報を主
動向をとらえる基本的な
体的に選択し・・・。
概念や理論を・・・。
第2
内容のまとまりごとの評価規準及び
その具体例
「(1)ア 民主政治の基本原理と日本国憲法」
導すべき内容が規定されている教
関心・意欲・態度
思考・判断
科と国語のように育成すべき能力
・現代日本の政治の
・現代日本の政治の動
が具体的に示されている教科によ
動向に対する関心
向から課題を見いだ
って,作成の過程で重点の置き方
が高まっている。
している。
が異なることが考えられる。前者
・国民主権を原理と
・国民主権を原理とす
の場合は,指導すべき内容が規定
する民主政治の本
る民主政治の本質や
されているからこそ,指導の過程
質や現代政治の
現代政治の様々な特
でどのような資質や能力を育成す
様々な特質を意欲
質を日本の政治制度
るべきかを再認識する必要があ
的に追究してい
と諸外国の政治制度
る。また,後者においては,育成
る。 ・・・
を比較する
・・・
すべき能力をどのような教材を使
資料活用の技能・表現
って指導すればよいかという教材
・現代日本の政治の
・日本国憲法は,基本
分析に重点を置き,教材との関連
動向に関する諸資
的人権,国民主権及
を明確にした単元ごとの評価規準
料を様々なメディ
び平和主義を基本原
の具体化が大切になる。
アを通して収集し
ている
・収集した資料の中
から国民主権を ・・・
知識・理解
則とし,その性格と
して国民国家の枠を
越えた普遍性をもつ
ことに気付き, ・・・
○
指導と評価の計画(単元の指導と評価の計画作成の手順)
学
習
指
導
要
領
↓
単
元
の
目
標
元
の
評
価
規
↓
①
単元の目標を基に「おおむね
単
満足できると判断される状況」
関心・意欲・態度
a
で観点別に単元の評価規準を設
思考・判断
b
定する。
技能・表現
c
知識・理解
d
準
↓
①
学習活動を基に1
単位時間の具体的な
具体的な評価規準(重点評価項目)
時
学習活動
関
心
思
考
技
能
知
識 評価方法と評価を指導に生
評価規準を設定する。 間
意
欲
判
断
表
現
理
解 かす手だてと方策
1単位時間では一つ
態
度
か二つに重点化する。
<評価方法>観察,発表など
右のは,一つに重点
具体的に関心・意欲・態度
化した例である。
②
具体的な評価規準
第
単位時間の
1 学習活動の
時 ポイントを
を見取る <評価方法>
書く
a(関心・意欲・態度)を生
を見取る方法を書く。
徒の具体的な姿で,「おおむ
<手だて>関心・意欲・態度
ね満足できると判断される状
について評価規準に達して
況」で書く。
いない生徒を支援する具体
を設定する。
的な対応を書く。
<評価方法>ノートやワーク
シートなど技能・表現を見
③
具体的な評価規準
第
単位時間の
の「おおむね満足で
2 学習活動の
きると判断される状
況」を達成していな
時 ポイントを
取る方法を書く。
c(技能・表現)についてa
の要領で書く。
書く
<手だて>第1時を参照
<方策>技能・表現について
評価規準に達している生徒
い生徒に対する<手だ
を更に伸ばすための具体的
て>や,達成している
な指導内容を書く。
生徒に対する <方策>を
設定する。
第 単位時間の
3 学習活動の
時 ポイントを
<評価方法>発表・ノートな
b (思考・判断)についてa
の要領で書く。
書く
ど思考・判断を見取る方法
を書く。
<手だて>第1時を参照
<方策>第2時を参照
第
単位時間の
4 学習活動の
時 ポイントを
書く
<評価方法>ペーパーテス
d(知識・理解)についてa
の要領で書く。
ト・ノートなど知識・理解
を見取る方法を書く。
<手だて>第1時を参照
<方策>第2時を参照