小野正嗣 氏プロフィール 芥川賞受賞作『九年前の祈り』梗概 グリーン

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芥川賞受賞作『九年前の祈り』梗概
三十五歳のシングルマザーのさなえは、
カナダ人の男性と別れ、
東京から故郷の小さな集落へ帰ってきた。
コミュニケーションに困難を抱える幼い息子をもてあまし、
田舎特有の詮索と軋轢にいらだつさなえ。
そんな中、かつてカナダ旅行を共にした女性の息子が
重い病を抱えていることを伝え聞く。
さなえは、九年前に故郷の女性たちと
カナダの教会でささげた「祈り」を思い出し、
時を超えて、ふたりの母の哀しみが重なりあう。
痛みと優しさが胸を打つ
〈母と子〉の物語。
おのまさつぐ
■ 小野正嗣氏プロフィール
70年、大分県生まれ。94年、東京大学教養学部卒業。
96年、同大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程単位取得退学。
05年、マリーズ・コンデを論じた博士論文でパリ第8大学文学博士。
07年に明治学院大学文学部専任講師(現代フランス語圏文学)を経て、
現在立教大学文学部准教授。
01年「水に埋もれる墓」朝日新人文学賞受賞、
02年「にぎやかな湾に背負われた船」で三島由紀夫文学賞受賞、
13年早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞受賞。
15年、「九年前の祈り」で芥川賞受賞。
著作に『森のはずれで』『マイクロバス』『浦からマグノリアへ』
『夜よりも大きい』『獅子渡り鼻』など。
市川手をつなぐ親の会
当会は、知的障害のある人の家族の会です。昭和 28 年に結成され、
平成 25 年には 60 周年を迎えました。
「障害があっても住み慣れたこの市川で暮らしていきたい」と願い、
知的障害児・者が生涯にわたって、ひとりの市民として、充実した
生活をしていけるように、支援や制度の確立と、共に支え合う
地域づくりを進めていきます。
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グリーンスタジオ
案内
市川市生涯学習センター内、市川市文学ミュージアムに
あります。
ホームページ http://oyanokaiickw.xsrv.jp/
さらにひろげるプロジェクト(平成 27 年度 1%支援制度事業)
支援制度事業)
障害があっても暮らしやすい市川になるように、地域の方々の障害理解を
深めるとともに、共に支え合う地域づくりをしていきます。
そのために地域自治会との懇談会(知的障害児・者の、
地域での暮らしぶりを紹介する DVD 上映会、当事者・
保護者の話)、地域に共に生きることをテーマとした
市民向け講演会を開催します。
※会場の有料駐車場は台数に限りがありますので、
なるべく公共交通機関をご利用ください
お問合せ 047-727-3287
市川手をつなぐ親の会 上野