かえる便り28号

平成27年1月16日
新春の候 皆様におかれましてはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
今年も高校入試やセンター試験の時期になりました。頑張って欲しいものですね。
TBSには『先輩に追いつくには、3 倍勉強しろ。後輩に追い抜かれないた
めには、5 倍努力しろ』 という社訓があるそうです。
チーム・個人の目標を具体的に描いていても、通用しない選手が多数います。自分
の 身体を武器にする基本は走力 です。瞬発力に優れ・持久力がある選手 でな
いとチャンピオンスポーツを目指すことは出来ません。長距離走が好きな人はそんな
に多くいないと思います。しかし、 最後まで走り切り、最高のパフォーマンス
を発揮するためには心と体のスタミナが必要なのです。嫌だからとか、走れないとい
う心の持ち主をいくら鍛えても伸びないでしょう。試合観戦や映像で素晴らしいプレ
ーを見ることができる時代です。後輩に抜かれないために必死になって欲しいのです
が、自分で選手になることを放棄しているような “心の弱い ”者が多くいます。本
当に残念ですね。
速くて・強くて・判断があ
って技術がある選手がどれ
明日からセンター
試験です。サッカ
ー部も 4 名の先輩
が受験します。試
験後、晴れやかな
笑顔が見たいね!
だけいるでしょうか? 高さ
や速さは一つの技術 と同
じなのですよ。最後まで走
れる走力は基本ですよ。
日頃の取り組みの差が、試合における差になります。このことは誰しも知っている
ことですが、本当にこの言葉の意味を深く考え理解している人がどれだけいるでしょ
うか?真摯に伸びたいと欲する者は、止める・蹴るなどの技術的な基本だけでなく、
心が変われば
行動が変わり
習慣が変われば
行動が変われば
習慣が変わる
人生が変わる
走ることも積極的に取り組むと思いますよ。何故なら、最後まで走り切れる選手で戦
うことがチーム戦術のベースだということを知っているからです。心構えを変える
努力をしている人は、必ず行動が変わります。ダッシュやランニング、体幹を鍛える
ことの意味を理解していても、やった“ふり”をしている人とそうでない人は行動が
違います !
平常心のレベルを高める = 心技体を高める ことだということを
理解して欲しいですね!