豆知識10月号 先月まで行ってきた背泳ぎはいかがでしたでしょうか?今月より『平泳ぎ』になります。 平泳ぎにだとキックが・・・体が沈む・・・など苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか。今月号では 平泳ぎのキックでの意識するポイントと水平姿勢を中心に説明していきます。呼吸とキックのタイミン グを図りながら少しでも抵抗を減らせるように泳いでいきましょう。 ◆今月のドリル『1回キック+1回プル』 【緊張性頚反射を使ったタイミング練習】 1.けのび姿勢で浮く 2.キックを1回蹴る 3.けのび姿勢で5秒程キープ 4.プルをしながら呼吸(※呼吸のために顔を上げると緊張性頚反射がおこって自然と膝が曲がってくる) *緊張性頚反射によって自然に膝が曲がったタイミングに合わせてキックを蹴る 以後、3→4→2→3→4・・・の繰り返し ポイント1:足の引き付け時、踵が臀部(お尻)より上にならない ドリル紹介で顔を上げた際に頚反射により自然に膝が曲がることとありました が、このタイミングに合わせて足を引き付けるときに心がけておきたいことがあ ります。踵が臀部(お尻)より上にならないようにするということです。踵が臀 部より上になってしまうと反身が大きくなり腰が沈む原因となります(写真1) 写真1 ポイント2:引き付け時、踵がヒップラインから極端にはみ出さない キックは回す感じではなく後方に蹴る意識を 足の引き付けの際、もうひとつ大切なことは踵がヒップラインから極端にはみ出さないようにすることです。 足が大きくはみ出すことで抵抗になり減速の原因となります(写真2)ヒップラインを基準に、極端に踵がはみ出 ないよう意識して引き付けましょう(写真3)また、キックは回して蹴るイメージではなく、後方に向かって踵か ら蹴るイメージで動かしてみましょう。(写真4.5) 写真2 写真3 ○ 写真4 × 写真5 ○ ×
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