EDCの拡散について 資料

GENA-EDC120423
EDC 工法における EDC の拡散、残留について
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1. EDC 拡散範囲について
エコサイクル社では、EDC を注入する際に EDC 設計拡散範囲と実際の EDC 拡散範囲
が大きく異ならないようにしています(EDC 到達により、全有機炭素量(TOC)が上昇します。
化学的酸素消費量(COD)で示す場合もあります)。
A サイトにおける事例
MW2
IW
MW1
(観測井戸) (注入井戸)
(観測井戸)
6m
3m
10m
地下水の流れ
EDC拡散設計範囲
図
MW1
井戸配置との浄化設計範囲
IW
MW2
スリット
スリット
2.5m
2.5m
図 井戸の側面図
-1-
エコサイクル株式会社
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EDC 希釈水注入井戸:IW
EDC 対象体積:3.141 ×62 ×深さ(2.5m)=282 m3
必要なEDC量/m3(EDC 対象体積):700 g/m3
必要なEDC量:198 kg
必要な pH 調整剤:40 kg
必要な水量:59.4t
300
3m上流
250
TOC[mg/L]
10m下流
200
150
100
50
0
0
10
20
30
40
50
経過日数[日]
図 TOC 濃度の経時変化
EDC 拡散設計範囲は 6m で EDC の注入を行った。実際の EDC 到達範囲は TOC 値(COD
値)により指標となる。
図より、10m 下流の観測井戸では、TOC 値の上昇が認められない。このことは、EDC 注入液
が設計範囲外の 10m 下流まで到達していないことを示している。一方、3m 上流の観測井戸にお
いては、設計範囲内のために TOC 値が上昇しているが、約 20 日間で減少しており、EDC の生
分解性が良いことについても示している(MSDS の環境残留性情報に記載)。
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エコサイクル株式会社
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B サイトにおける事例
IW(注入井戸)
MW(観測井戸)
7m
4m
EDC拡散設計範囲
地下水の流れ
図
井戸配置との浄化設計範囲
IW
MW
スリット 6.0m
スリット 6.0m
図 井戸の側面図
EDC 希釈水注入井戸:IW
EDC 対象体積:3.141 ×42 ×深さ(6m)=302 m3
必要なEDC量/m3(EDC 対象体積):1.0 kg/m3
必要なEDC量:300 kg
必要な pH 調整剤:60 kg
必要な水量:90t
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エコサイクル株式会社
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0
2500
-50
注入井戸
-100
2000
7m下流
TOC[mg/L]
ORP[mV]
-150
-200
-250
1500
注入井戸
1000
7m下流
-300
-350
500
-400
0
-450
0
10
20
30
40
50
0
20
40
経過日数[日]
経過日数[日]
図 TOC 濃度の経時変化
図 ORP 値の経時変化
EDC 拡散設計範囲は 4m で EDC の注入を行った。実際の EDC 到達範囲は TOC 値
(COD 値)により指標となる。また、EDC 工法による浄化は、EDC 液により、地下水中を嫌気
状態(ORP 値の低下)にし、土着嫌気微生物の活性化を促す。図より、7m 下流の観測井戸
では、TOC 値の上昇、嫌気状態(ORP 値の低下)が認められていないことから、EDC 注入
液が 7m 下流まで影響(到達)していないことを示している。
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エコサイクル株式会社
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EDC 注入井戸におけるCOD の経時変化
EDC 注入による注入井戸内のCOD の経時変化を図に示す。EDC の注入により、EDC
注入井戸内のCOD 値は上昇した。しかしその後、徐々に減少し40 日目には、EDC 注入直
後の約50%以下まで減少している。このことからもEDC は、十分に生分解性が進み、
地下水中に長期的に残留しないことが示された。
No.1
No.2
No.3
No.4
No.5
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エコサイクル株式会社