H25 宮崎公立大学定期公開講座 第4回講座テーマ ICTを活用した人づくり、 地域づくり、まちづくり 講 師 宮崎公立大学教授 辻 利 則 ●発表要旨 防災を考えた場合、地域活動は非常に重要です。そのため、地域住民の自治会加入率の 低下をまずはクリアするために様々な活動が行われています。しかし、現在の広報活動の 取り組みのままでは、限界があるとだれもが感じています。 そこで、まず現在の地域の状況を住民に行ったアンケートなどをもとに説明します。こ れからの地域はどうなるのかを考えてもらい、いま私たちは地域の活性化のためにはどう するべきなのかを考えていきたいと思います。 その具体的なものとして、私どもが挑戦している自治会加入率の増加のために、住民の 「こころ」を動かす取り組みについて紹介し、皆さんからのご意見、新しいアイデアなど を一緒に考えたいと思います。 ●講師紹介 略 歴 宮崎県えびの市生まれ。宮崎大学大学院工学研究科卒業。宮崎工業高校 教諭を経て、1993 年宮崎公立大学助手、1999 年同大講師、2002 年同大助 教授、2008 年より同大教授。2006 年より災害情報に関する研究に着手。 博士(工学) 専 門 情報科学、災害情報 主な著書・ 論文 (1) 「災害時要援護者支援の課題と地域連携システムの提案」 、辻利則、日本地 域政策学会第 10 回記念全国研究[北海道]大会、pp.12-13、平成 23 年(2011) (2) 「無線LAN災害情報ネットワークシステムの構築」 、辻利則ほか、宮崎公 立大学人文学部紀要、18 巻、第 1 号、pp.127-136、平成 22 年(2010) (3) 「豪雨時の非人口集中地域の高齢者の不安と必要とする情報」 、辻利則ほか、 日本災害情報学会第 11 回研究発表大会予稿集、pp.189-194、平成 21 年(2009) 学会・社会 貢献活動など (1)2008 年〜2009 年、2012 年〜2013 年に防災に関する研究で、総務省の戦略 的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)研究助成を受ける(研究代表者) (2)宮崎県ボランティア協会会長、みやざき教育支援協議会副理事など - 4 -
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