あなたの健康をお手伝い 癒しの里通信 平成24年1月号 旧年中は大変お世話になり、有難うございました。 本年もどうぞ宜しくお願いいたします。 昨年は、何かとびっくりするような事が続いた年でもありましたね。 宮崎の新燃岳の大噴火に始まり、東日本東北大震災、紀伊の台風による大災害、文字通り日本国中が激震 しました。 いや日本ばかりかヨーロッパ経済の危機的状況や中東諸国のクーデター、タイの大洪水など 世界中が大きな激変をしています。 今年もやはりいろいろあると思われます。 しかし、このような難局のなかにあっても人間の逞しさを発揮している人々がたくさんいます。 維新の時代に多くの偉人が現れたように、日本に世界にたくさんの偉人が現れるかも知れません。 震災をきっかけにして、多くの日本人が家族の絆の大切さ、人間同士の絆の大切さに気が付き始め 大きな意識の変化を遂げつつあるようですね。 大自然の猛威の前では現代文明は脆く、本当に大事な ものは何かを考えさせられました。 社会保障費もどんどん増え続けており、これから団塊の世代が高齢者になっていく事を考えるとさすがに、 「いや・・ ちょっとまずいだろう・・・」と思ってしまいます。電力では節電が行われたように、健康維持に してもこれからは自助努力でなるべく病気にならないような自己管理がとても重要になってくると思います。 私も自分にできる小さな事をコツコツと(例えば寝る前に甘いものを食べるのをやめるとか・・・(笑)) やっていきたいと思います。 年始の抱負としては、あまりにもせこい抱負ですが・・・ あ、でも整体院の仕事の抱負は大きく持っておりますので、皆様のお越しを 心よりお待ちいたしております。 いやしの ご予約、お問い合わせは 営業時間09:00~18:00 定休日 日曜日 さと きこう せいたいいん 癒しの里氣功整体院 090-8061-0930 (はたぶ)まで 〒740-0811 山口県岩国市錦町須川3992番地 当院で行っている施術について いまいち、何をやっているのかわからないという疑問をお持ちの方へ 私が、今メインで行っている整体法は「動体療法」というものを主に使っています。これは筋肉の反射を利用 した「キネシオロジー」をもとに、大島 正樹氏が出帆新社の加辺 紘一社長とともに二十数年かけて 編み出した療法になります。 痛みを感じている脳に刺激を送り痛みを消して症状を取る、今までに ない新しい発想の整体法です。 大島先生も加辺先生もとっても変わった面白い方で、私はひそかに「魔法使い」と「仙人」と思っています。 (一緒に飲みに行くのがとっても楽しみです。) 動体療法はなぜか海外での受けが良く、ケン・ヤマモト先生はPRIDEやK-1などの海外有名格闘家 の治療で各国を飛び回っています。(ユーチューブで動画がたくさんアップされています。) 大島会長はオランダとドイツでセミナーを行い現地のプロのヒーラーから「マジック・ハンド」(魔法の手)と 呼ばれているようです。動体療法は山口県ではまだ私の所だけ取り入れているようです。 そのほかに使っている手技は、「身体均整法」です。身体の角度を設計して相手の呼吸に合わせて軽く刺激を 入れて椎骨を矯正します。広島の丹那町の中西治療院の中西 徳在先生の所に弟子になり10年以上通って いますが、とても難しい技術です。足を持ち上げる動作だけ延々2時間させられたりします。(涙) 「身体均整法」では体を全体として見ていきますので、体の各部位の相関関係を利用して矯正を行います。 例えば、後頭骨と仙骨や足の甲と肋骨など関連する部位はたくさんあります。 そのほかに レイキ・・ 日本式気功とも言われ大正時代に全盛期となったハンドヒーリングです。戦後はハワイの日系人 ハワヨ・タカタ女史によって欧米に広められ、逆輸入の形で日本に入って来ました。イギリスや カナダ、ドイツなどでは医療保険の使える治療法です。 プラーナ療法・・人間の体を流れるプラーナ(微細エネルギー)の通り道のズレを修正してエネルギーバランスを 整えます。上野 正春医学博士が、自らのパニック障害を克服するため神道行法やインドネシア政府 公認のヒーラー ウイウホ氏より学んだものを統合してシステム化しました。 プラーナのズレが修正されると頸椎や尾骨のゆがみが修正され、頭痛をはじめ様々な不調が軽減 することが多いです。 引き受け気功・・ピンチをチャンスに、病を引き受けて病を治すという考え方の気功療法です。飲み込み気功 とも言われます。患者さんの悪いところを吸い取るイメージで気功法を行いますが、不思議なことに やればやるだけこちらも元気になります。全国で講習会が行われ、末期がんの方を始め、多くの 難病の方が参加されています。(会長の藤谷 康充先生は綾小路きみまろみたいでとっても楽しい 方です。) EFT・・・ 感情に働きかける8か所のツボを指先でトントン軽く叩きながらある組み立てた言葉を口に出し ます。 原因不明のめまい、痛み、恐怖症など、特に心的要因がからんでいるものにとても効果 を発揮することがあります。アメリカのTFT療法を考案したロジャー・キャラハン医師の弟子の ゲアリー・クレイグによって、より使いやすいEFT(感情解放テクニック)が開発されました。 EFTジャパンのブレンダ・ダランパン女史より教えを受けました。 微細骨動・・・例えば痛い側の部位の神経支配の椎骨を調べてみると患側(痛い側)のほうに骨がずれている テクニック 事が90%くらい見受けられます。そのずれた骨をイメージと気功の力で元に戻すと多くのケース で痛みが消失するか、軽くなることに気づきました。指先を骨に沿ってわずかに触れるくらいの力で 矯正しますので安全な施術です。 古流武術系・・・日本に古来から伝わる柔術の活法の中で痛みをあまり感じず効果のあるものを取り入れて テクニック います。 高度な技ですので、まだまだいろいろ研鑽していく必要があります。 ◆呼吸で体を変える 呼吸は自分の意志でもある程度コントロールできますが、生命に関わるもっとも大切な機能であるため無意識下でも 行われています。つまり自律神経によって支配されているのです。自律神経とは心臓の動き、体温、内臓の作用など 自分の意識ではコントロールできないのですが、唯一意識の力でコントロールできるのが呼吸です。つまり呼吸を うまく使って心身を作りかえることも可能です。 私が以前指導を受けていた合気道の師匠は小柄ながらとんでもない力をお持ちでした。稽古中のある日、木刀を渡され「殺す と思って思い切り突いてこい」と言われ椅子に座っている先生に向かって、馬鹿正直に全力で突いたところ気が付いたら空中を 1回転しながら3メートル先に投げ飛ばされていました。先生は両手を軽く20センチ位上に挙げて降ろしただけの動きでしたが 私が受けた感じは、大きな岩にはじき飛ばされたような感じでした。 先生が言われるには、これは筋肉の力ではなく呼吸の力 だという事でした。 体の大きな外国人の若い男性と畳の上で人差し指1本を握らせて腕相撲をして相手をごろんと体ごと裏返し にしていました。 先生は365日、毎朝5時に起きて水垢離をして1時間正座をして呼吸法をされるとのことでした、呼吸法の訓練 はとても苦しいもので、1分くらいかけて息を少しずつ吐き、また1分かけてゆっくり吸っていくのですがとても息が続きません。 当時は、呼吸法の価値がわからずに地味で苦しいだけの修業で肝心の技の練習がほとんどないので途中でいやになり やめてしまいました。呼吸法を極めればこれほどの超人になれますが、我々平凡な一般人はそこまでしなくても、意識して 呼吸を変えるだけで多くのメリットがあります。 例えば、皆さんも聞かれたことのある腹式呼吸を行うことにより、 意識した腹式呼吸の健康効果 1、腹筋が強化され腰痛予防に効果がある。 2、基礎代謝が上がり、脂肪が燃焼しやすくなりダイエット効果がある。 3、横隔膜を動かすことにより内臓全体が刺激され消化機能が調整され便秘も解消される。 4、横隔膜を動かすことにより脳の視床下部に刺激が伝わり自律神経が調整され、イライラやストレスが解消される。 5、酸素をエネルギー源とする細胞のミトコンドリアが活性化し、免疫力強化、体質改善の効果が期待できる。 酸素不足は万病の元 呼吸が浅いとそれだけで血液の質が悪くなります。浅い呼吸が長く続くと細胞は酸素不足でリフレッシュできなくなり 老廃物の排泄が悪くなり、内臓はもてる能力を十分に発揮できなくなります。酸素の必要度は体の各部位の器官に よって違います。普通の筋肉細胞の酸素の必要度を1とすると、心臓はその5倍以上、脳の神経細胞は実に20倍 以上の酸素を必要とします。 したがって浅い呼吸ばかりしていると一番ダメージを受けやすいのは、脳と心、そして 心臓になります。 しかし、現代人は浅い呼吸の人が増えてきているようです。 浅い呼吸の原因として挙げられるのは、 1、自律神経の失調、ストレス 2、呼吸関連筋肉群の凝り 3、背骨のゆがみ 4、胃など内臓や肋骨の下垂 5、内臓の腫れ 6、便秘 7、呼吸器の病気 よく、整体を受けられた方で、「息がとても良く吸えるようになりました。」、「おなか周りが痩せてズボンが緩くなりました。」 などと言われる方がおられますが、これなども内臓の位置が上がったり、肋骨のゆがみが取れたりしての結果です。 残念ながら本当に痩せたわけではありません。(スタイルが良くなることはあるとは思います。) ただし、本当にご自分で腹式呼吸を意識的に根気よく行っていくならばダイエットも十分可能かと思います。 腹式呼吸を利用した「ドローイングダイエット」というものもありますので、お正月太りが気になる方はやってみては いかがでしょうか? ◆腹式呼吸のやり方(基本) 椅子に姿勢を正して座るか、仰向けに寝て両膝を立てて行います。 【吐く】まずは、ゆっくりと息を吐いてください。この時おなかに手を当ててお腹がしっかりへこむのを確認しましょう。 手でおなかを軽く押すような感じで息を吐いてもいいでしょう。 【吸う】吸う際にはお腹が膨れていくような感じ、イメージとしては臍の下9センチくらいにある「丹田」というツボを 意識してそこが膨れていくようイメージでしっかりと息を吸います。(吸うときは鼻で息を吸います。) 【止める】息を吸ったら1~2秒ほど息を止めましょう。あまり止めることを意識せずに自然に行いましょう。 【繰り返す】「吐く」→「吸う」→「止める」を繰り返して行きましょう。10分程度でもかまいませんので毎日継続して 行きましょう。 ☆ 夜、布団に入ってから行うと安眠効果も高いので、ぜひやってみて下さい。 次に、基本の腹式呼吸に慣れてきたら、ダイエットが期待できる「ドローイングダイエット」にも挑戦してみましょう。 ◆ドローイングダイエットとは? 腹式呼吸にエクササイズ的な要素を加えて、さらにお腹引き締め効果を高めたのがドローイングダイエットです。 ドローイングとは、腹式呼吸をしてお腹を凹ませた状態を30秒キープすることで体内筋肉(インナーマッスル) を鍛えようというものです。お腹を凹ませた状態をキープする時間の目安は大体30秒程度ですが、慣れてくれば キープ時間を延ばしてもOKです。ただし注意点がいくつかあります。 1、おなかを凹ましている間に息を止めてはいけない。 2、食後のお腹がいっぱいになっている時はやらない。 3、体調の悪い時にやらない。 【ドローイングダイエットの方法】 1、腹式呼吸で息を吐きお臍 を意識して引っ込める。その 際に腹筋の奥の筋肉を背中 にくっつけるイメージで。 2、お腹を引き締めながら、 同時にトイレを我慢する時の ようにお尻に力を入れた状 態をキープ(10~30秒) ※この時息を止めてはいけ ない(胸で呼吸) 3、リラックスしてお腹を戻す。 ①~③を5回から10回繰り返 す。2、3週間後をお楽しみに! 最後まで読んでいただきありがとうございました。あなたに良いことがたくさん起きますよう、祈っています。
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