《遠足》 H21.7.15 《参観日がありました》 《総合防災訓練

東京都公認
TEL 042(391)5463
ある日、いつものように「遊ぼ!」と年少さん達に誘われ、園庭にとび出しました。ところがすぐに、急な電話で戻ることに。(あー、悪いなぁ。せっ
かく遊ぼうとしていたのに、気持ちをくじいてしまうかなぁ。みんなで遊んでいて、と言うしかないけれど・・・)
すると、向うに行きかけたある子が、振り向いて言ったのです。「いいよ。大丈夫。やってるから」ーー(急用が出来たなら仕方ない。こっちのことは
心配しないで、ゆっくりそれをやり終えてきていいよ。) こんな小さな子に、こんな言葉を言ってもらえるなんて。
《参観日がありました》
今年の参観日も、遠足との自然なつながりを考えながら、しかも親子のふれ
あいを楽しめるようなものを、と、準備を重ねて当日を迎えました。
心配していた雤もなく、年中、年長組は園庭でのミニスポーツゲームを楽し
むことができました。
年長さんは動く汽車への玉入れゲーム、年中さんは「まねっこ動物」ゲーム
と、そこで出来たクラスを越えたチームでのボールゲーム。そして年少さんは
子どもたちが大好きなキリンをペアモチーフにして作品づくりをしました。
お子さんはもちろんのこと、ご家族の皆様のあふれるような笑顔に私共もと
ても嬉しく思いました。又、ご来園下さった皆様で楽しさを盛り上げて下さり、
本当にありがとうございました。
《遠足》
クラス便りでその様子は既にお伝えしているかと思いますが、今年度は年長さんと
年少中さんの行き先をかえて行って参りました。
年長組の鉄道博物館は、何回か下見に行きましたが人気があり、特に当日は入場者
が多くいました。手前みそではありますが、かなりしっかりしたプランを練っていた
からこそ、大勢の入場者のいる中でもスムーズに見学できたのではないかと思います。
子ども達はコークスの香りが残る古い車体に触れ、交差して走り抜けていく新幹線を
見、車両の中でお弁当を食べ、充実の一日となりました。
又、年少中さんは、キリンやサルやペンギンたちに歓声をあげ、モルモットやヒヨ
コに触れ、何より、とにかくよく歩きました。
もちろん、水分補給や休憩をこまめに行い、子どもたちの状態をしっかりととらえ
ながらではありますが、暑さの中でも誰ひとり泣いたり騒いだり、ダダを言うことな
く遠足を楽しむことができました。
麻の実の遠足は、親ごさんから離れ、社会生活の中で集団としての行動を学ぶ大切
《総合防災訓練を致しました》
7月1日、東村山本町消防署の方々においで頂き、地震と火災の避
難訓練を行いました。
もちろん非常ベルは、日頃聞き慣れないものなので、怖がるお子さ
んもいますが、その感覚はむしろ大切です。
ところで、訓練の内容等については、あらかじめ消防署に書類を提
出しておりますが、防災訓練前日に突然「ダンボールの小屋に火をつ
けるのはダメ」と通告されました。そこで少しでも炎の燃え広がる様
子を子どもたちに伝えたいと急いでカラービニールや丌織布などで炎
を表現したのです。事前のお知らせと異なり、申し訳なく思います。
TVやゲームの中のバーチャルな世界が、あまりに日常的になって
いる現代だからこそ、ほんの小さな火種が、またたく間に広がり大き
な炎となって焼きつくしてしまう恐さを、子どもたちに目で見て感じ
てほしいと、これまで行って参りました。教育の中における防災の実
地訓練をどうとらえていくべきなのか、あらためて考えさせられてい
ます。
それにしても、当日の子どもたちの立派であった事。300名以上
の子どもたち、2Fのクラスも含め全員が、西側フェンスに避難する
までわずか4分しかかかりませんでした。又、避難する時の合い言葉、
「おかしも」(押さない、かけない、しゃべらない、戻らない)に
至っては消防士の方をリードするほどの勢いで、日常、しっかりと身
についていることが証明されました。
給食参観とアンケート、カレーパーティ等については次号でお伝え致しま
H21.7.15