学校教育目標・学校経営の理念・本年度の指導の重点 めざす学校像・めざす児童像 〈保護者・地域の願い〉 ○学力、体力を身に付けて欲しい ○思いやりのある人になって欲しい ○八條地域の誇りと郷土愛をもって欲しい 八潮市小中一貫教育推進計画「はばたきプラン」 ~学びをつなぐ小中一貫教育~ 学力の向上と豊かな心を育成する小中一貫教育推進 ―3つの絆で育む 八條トライアングルプラン27ー ~生きる力を育成する3校の確かな連携~ る 〈学習指導要領の基本理念〉 1 改訂教育基本法等を踏まえた学習指導要領の方針 2「 生 き る 力 」 と い う 理 念 の 共 有 3 基礎的・基本的な知識・技能の習得と活用 4 思考力・判断力の表現力等の育成 5 確かな学力を確立するために必要な授業時数の確保 6 学習意欲の向上や学習習慣の確立 7豊かな心や健やかな体の育成のための指導の充実 く 〈埼玉県5か年計画~安心・成長・自立自尊の埼玉へ~〉 「生きる力を育て絆を深める埼玉教育」 『学校教育目標 』 あ た た か く <目指す児童像> 『五つの大切を実践する子』 ・言葉を大切に ・人を大切に ・心を大切に ・命を大切に ・物を大切に か し こ く 明 <目指す学校像> 『信頼される学校』 ・魅力ある学校 ・うるおいのある学校 ・秩序と品性のある学校 ・開かれた学校 ■学校経営の理念 〈全教職員の団結と使命感で子どもを教育する〉 子ども達が社会で活躍する頃には、生産年齢人口の減少、グローバル化の進展、絶え間のな い技術革新などにより「厳しい挑戦の時代」を迎える。今ある職種の幾つかはなくなるととも に、多くの新しい職業が生まれているに違いない。正に想像を絶する未来社会を生き抜いてい かねばならない。そのような時代において、子どもたち一人一人が個性を発揮し、主体的・創 造的に生き抜き、他者と協働して未来を拓いていける力を育成することが求められている。 そのためには、基礎的・基本的な知識・技能の確実な習得とそれらを活用する力、自らを律 しつつ他者を思いやる心などの豊かな人間性、たくましく生きるための健康と体力をはぐくむ 学校教育を推進し、家庭や地域との連携を深め、一体となって子どもを育てることが必要であ る。この困難な教育課題を解決するためには、何よりも教職員の団結と使命感が第一である。 以上を踏まえ、学校数育目標達成に向けて魅力ある教育活動を推進する。 【経営方針】 「子ども一人一人が元気に活動し、着実に力( 確かな学力)と心(温かい心)を身に付ける学校づくり目指す 」 ~友だちと よく遊び よく学び 言葉を大事にする教育の推進を通して~ 次代を担う子どもたちに最も身に付けさせたいものは「元気」である。それは、時代を問わ ず新しい社会や文化を創り上げていく力となるものは、知識・技能だけではなく、内から発す るものが必要であり、その源は「元気」にあると考えたからである。そのためには「確かな学 力の習得と活用」「協力して助け合う温かい心と体力の育成」が大切である。つまり、子ども の特性を考えると「友達とよく遊べ」「友達とよく学べ」になる。 さらに、人として大切な思考力や判断力、表現力などの主要能力を育成するためには言語活 動の充実が不可欠であり、言葉の重要性が益々明らかになってきている。本校の児童も「自分 のことをしっかりと話す」「大事なことを落とさず聞いたり話したりする」そして「言葉を大 事にする気持ちを持つ」等、自立への基礎となる言葉の力をしっかりと身に付けさせることを 通して確かな学力と温かい心を育てていきたい。 ① 教育公務員としての使命感と自覚を持ち、本校の伝統を生かし、意欲的に研修に励み相互に磨きあい豊かな見識と指導力の向上に努める。 ② 日々の授業を大切にすると共に、学ぶことの基礎基本を確実に身につけさせ、学ぶ喜びを味わえる授業の創造に努める。 ③ 命と体を大事にする教育を基盤とし、心豊かで意欲的に学ぶ子の育成に努める。 ④ 児童と教職員及び児童相互において、あたたかで秩序と品性のある人間関係をつくる。 ⑤ 美しく清潔でうるおいのある教育環境をつくる。 ⑥ 保護者・地域・進学先中学校との協力連携及び融合を図り、開かれた学校づくりを目指す。 ■【本年度の重点・努力点】(小中一貫教育の推進を踏まえて) (1)明るい子の育成のために (友達とよく遊んで、地域と関わって) ①場に応じた挨拶(会釈を含みます)と言葉遣い ・挨拶や言葉使いは生活やコミュニケーションの基本であり自立への基礎である。 ・「丁寧語で話す」「文末まで意識して話をする」「文で話す」「敬語を使おうとする」学校や 地域は非日常の場であると自覚する。 ・特に職員室の出入りは改まった言葉を使える貴重な体験の場である。 ・来客への挨拶や丁寧な受け答えは実の場を体験できる貴重な機会である。 ・教師の挨拶や言葉は子どもの学びの対象である。 ②「友達とよく遊べ」の徹底(朝・業間・昼休み) ・起きたばかりの脳にスイッチを入れ、学習に集中できるようにする。 ・心を安定させる。(友達と体を使った遊びを通して、心の安定を図る) ・朝の太陽の光を浴びて、早寝早起きの生活のリズムを整える。 ・携帯電話、スマートフォン、ゲーム等の時間を減らし、時間を確保する。 ・体力向上を図る。(なわとび、逆上がり達成率100%を目指す) ③安全と衛生 ・体を鍛え、規則正しい生活(手洗いうがい、好き嫌いをしない食生活)をする。 ・潜在的な危険箇所を可能な限り排除する。(安全点検) ・廊下や階段、特別教室、駐車場などの危険な場所では遊ばせないようにする。 ・雨の日に楽しく安全に過ごせるようにする。(登下校、休み時間) ・安全教育(交通ルール、けが、ネット犯罪、薬物乱用防止、避難訓練)を行い、一人一人の安 全意識を高める。 ・アレルギー対応研修を実施し、アレルギー事故を防ぐ。 ・保健室は児童が元気に安全に学校生活を送れるようにするための大切な場であることが分かり、 落ち着いた言動を心掛けるようにする。 (2)かしこい子を育成するために (学び合い・高め合いのある学級経営) ①学力の基礎を身に付ける(人間形成の基礎力を育てる) ・正確に読む活動、適切な言葉を使って書く活動を積み重ねる。 ・正確に速く計算ができる、整った文字や数字が書ける。 ・漢字が書ける、辞典・事典が使える、日記を書く、音読・読書をする、九九を唱える、公式を 覚えることは学力の基礎を身につける大切な活動である。 ②学習規律を確立し、落ち着いた環境を整備する (正しい形を分かりやすく教えていくことは大切 なことであり学校の責任である。) ・礼に始まり礼に終わる授業は、大切な学習の中心の時間であることを分からせる。 ・先生の話をしっかり聞く。(集中力が身につくとともに、先生の指示通りにできることは学力 を身につける基本である。) ・集団行動・規律を常に意識させ、実践させる。 ・学習・生活のガイドによる共通理解と共通行動をすすめる。(生活が整うと学力が向上する。) ・図書室のマナー、使い方、生かし方など、教室で学ぶことができない公共の施設の使い方を身 につけさせる。 ③学習意欲や教育効果を高める ・思考を促す発問、学習形態。(教師のしゃべりすぎに留意) ・調べる力を育成する。(図書館・辞書、インターネット、人材等の活用) ・板書計画、ノート指導を充実させる。(授業・学習で役立たせる) ・家庭学習の充実(予習、復習と授業をつなぐ「家庭学習チェックシート」) ④少人数指導を充実させ、個に応じた指導を実施する(学力向上指導員と) ⑤平成27年度 八潮市小・中学校「学力向上ガイドライン」の浸透及び学校課題研究等を通して授 業力・教師力を向上させる ⑥道徳教育の充実 ・特別教科化へ向けての対応(年間計画、指導要録、通知表) ⑦英語教育の充実 ・教科化へ向けての対応(情報収集と研修、人材育成) ・ALTとの効果的な授業方法の確立 ⑧アクティブラーニング(課題解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習)の導入 ・学力の三要素(知識・技能、活用能力、学習意欲)を身に付けることを基盤とする。 ・発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等での導入が有効。 ・ペア学習、グループ協議、討論、グループワーク等の学習活動で生かされる。 (3)あたたかい子を育成するために(心豊かな体験を通して) ①意欲・自信、尊重・感謝の心の育成 ・正しく美しい言葉、感謝の言葉を進んで使う。 ・人を大事にするという相手意識の上に立った交流活動。(知識・技能と心の一体化) ・目をかけ・声をかけ・手をかける教育(時機を逸しない細やかな指導) ②特別支援教育の充実(全校で取り組むインクルーシブ教育) ・なかよし学級との交流や通級学級から学ぶ。 ・児童理解と指導方法の研修を実施する。 ③清掃教育の充実(心を育てる大事な活動、公共のものを大切にする人間形成と深く関わる) ・きれいな教室は落ち着いた学習環境の始まりである。 ・清掃方法のマニュアルを見直す。(清掃の仕方の基本を体得) ・清掃分担の明確化と担当教職員の指導(校舎・校庭等全て学習の場である) ④ものを大切にする心を育てる ・学習用具等に記名する。(名前は単なる記号ではなく自分に代わるもの) ・壊さないで最後まで使い切る。 ・自分の物と人の物、みんなで使う物の区別をはっきりさせる。 ⑤食育教育の充実 ・決められた給食時間を確保し時間内に完食する。(みんなで楽しく、しっかり食べることは生 きることの基本) ・好き嫌いをしないで食べることでわがままな心を抑え辛抱強い心を育てる。 ・食の重要性と感謝の心を育てるための「おむすびの日」を実施する。 ・学校ファームを計画的に活用し(地域のボランティアの協力を得て)生き物を通して、命の大 切さと作ってくれた人への感謝の心を育てる。 ⑥人権感覚の育成 ・善悪の判断力を身につける。(学習、生活、遊び等での約束やルールを守ることは社会のルー ルを守る始まりである。) ・仲間はずれや意地悪をさせない、一人でいる子を誘って遊べるようにする。 ・人権を傷つける言動は、些細なことからいじめに発展することを教えていく。 ・高齢者や障がい者との交流活動や福祉活動で、心を育てる。 ⑦地域の人材活用と深い連携 ・地域の教育人材のとの交流を通して(登下校、学校ファーム、図書、学習、手芸等のボランテ ィア)感謝の心を育てる。 ・花や植物、動物など、自然豊かな学校づくりを目指す。 (4)小中一貫教育の推進「学力向上と豊かな心の育成」*地域と共に子どもを育てる ①「八條トライアングルプラン」を視点に教育活動の実践化 ②小小・小中の連携(合同運動会への一部参加、合同学校保健委員会) ③「はばたきプラン2015」の計画実施(保護者・地域等に広報) ④小中一貫校の設置に向けた説明を行う。(保護者、地域) めざす学校像 ~信頼される学校~ 信頼・連携・生き生き 魅力ある学校 ・心を引きつける学校 ・成就感・存在感・満足感の味わえる学校 ・子どもが伸びていく学校 うるおいのある学校 ・さわやかで心なごむ学校 ・花と緑に包まれた学校 ・思いやりのある学校 ・味わいのある学校 秩序と品性のある学校 ・規律ある学校 ・清潔感のある学校 ・公共物を大切にする学校 ・きちんと整えられる学校 開かれた学校 ・協力し合える学校 ・何でも話し合える学校 ・保護者、地域の人材を生かした学校 ・連携できる学校 めざす児童像 ~5つの大切を実践する子~ 五つの大切 言葉を大切に ・・・・・・言語重視の教育 ・先生や友達の話をよく聞きましょう ・自分の考えを進んで発表しましょう ・本をたくさん読みましょう ・言葉で考えを深めましょう ・言葉に責任を持ちましょう 人を大切 に ・・・・・・人権尊重の教育 ・あいさつ、返事、言葉づかいを正しくしましょう ・友達と仲良くしましょう ・友達のよいところに学びましょう ・家族を大切にしましょう ・地域の人々を大切にしましょう 心を大切 に ・・・・・・心の教育 ・思いやりの心を育てましょう ・感動する心を育てましょう ・最後までやりぬく心を育てましょう ・正しい判断をし、勇気をもって行動しましょう ・学校を愛する心を育てましょう 命を大切 に ・・・・・・生命尊重の教育 ・交通ル-ルを守りましょう ・動物や植物を可愛がりましょう ・体をきたえましょう ・好き嫌いをせずに食べましょう ・よい姿勢ですごしましょう 物を大切 に ・・・・・・環境重視の教育 ・落とし物をなくしましょう ・自分や友達の物を大切にしましょう ・整理整頓をしましょう ・掃除を進んでやりましょう ・公共物を大切にしましょう
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