防振コンクリート コンクリートは、一般的に高層の建物や高速道路、新幹線などの高架橋 に多く使用されている。このようなコンクリートの骨材の変わりにラス クを用いる(複合化する)と、ここに掲げているような伝達関数のよう に元のコンクリートよりも振動減衰量が高くなる。 そのため、コンクリートの遮音効果が大きくなる。また、振動応力の 吸収性も向上しコンクリートの振動による疲労も軽減する。 ヘアークラックの入り方も少なくなりコンクリートとしての寿命が伸び、 震災時のような急激な応力に対しても効果を発揮する。 ゴムで吊る コンクリート試料寸法(mm) ラスク寸法(mm) A: 275×50×40 275×50×10 B: 230×50×40 230×50×10 C: 195×50×40 195×50×10 D: 155×50×40 155×50×10 加 速 度 3ch ピ ッ ク ア ッ コ プ ン ク リ ー ト 試 料 試料D 普通コンクリート ラスク防振コンクリート 1chと2chによる伝達関数の比較 20 dB(m/s2) dB(m/s2) 20 A A 15 100 200 300 周波数(Hz)400 ラスク 15 10 500 0 100 200 300 周波数(Hz)400 500 0 100 200 300 400 500 0 100 200 300 400 500 0 100 200 300 400 500 25 20 dB(m/s2) dB(m/s2) 20 15 B B 15 0 100 200 300 400 周波数(Hz) 10 500 25 周波数(Hz) 20 dB(m/s2) C 加振点 イ ン 1ch パ ク ト ハ ン マ ー 1chと3chによる伝達関数の比較 25 0 加 速 度 ピ ッ ク ア 2ch ッ プ dB(m/s2) 20 C 15 0 100 200 300 400 周波数(Hz) 15 10 500 周波数(Hz) 30 dB(m/s2) D 20 dB(m/s2) 25 D 20 0 100 200 300 400 周波数(Hz) 15 500 10 5 8 周波数(Hz)
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