No.12

子どもの視力は、生まれたときから 6 歳にかけて発
達して、大人に近い視力になります。その後に視力が
低下するのは、猫背等の姿勢の悪さや、運動不足に
発行№12
よる筋力の低下が関係しているそうです。
平成 27 年 10 月 1 日 札幌あおば幼稚園 保健室
園の様子(9/15~9/30 現在)
感染症での欠席・・・溶連菌感染症 1 名
寒暖差が激しくなってきたためか、鼻水が出ていたり、咳が出ている子どもが増
えてきました。栄養バランスのとれた食事と、睡眠をしっかりとってかぜに負けない
体を作りましょう。
視力を下げないためには
・テレビは時間を決め、近付き過ぎないように見ましょう
・本を読む時は目を近付けず、背筋を伸ばして正しい姿勢で読みましょう
・動いている物や遠くにあるものを見て目を刺激しましょう
・前髪は目にかからない長さにしましょう
目に異物が入った場合
ヘルパンギーナ
夏から初秋にかけて流行することがある感染症の1つです。季節の変わり目で
目はこすらず、数回瞬きさせて、涙を流して異物を外に出します。それでもとれな
い場合は、水を貼った清潔な洗面器に顔をつけ、瞬きを繰り返しましょう。異物が取
体が疲れやすくなり、免疫力が低下しやすい時期でもありますので、感染しないよ
れずゴロゴロする感じがあったり、真っ赤に充血して痛がったりする場合は受診し
う、手洗いうがいをして、しっかり予防していきましょう。
ましょう。
●潜伏期間 ・・・ 約 2 日~6 日
保健指導を行いました
●症状
突然 39℃前後の熱が出て喉の痛みを訴えます。扁桃腺の上に小さい水ぶくれ
先日、朝のお集まりで「たべもののはたらき」というテーマで保健指導を行いました。
が沢山でき、2~3 日経つと潰瘍(かいよう)になります。熱は 1~3 日で下がります
内容は、主食・主菜・副菜の働きについて「黄色は力が出る食べ物(主食)」、「赤は体
が、潰瘍が治るまでは 1 週間程度かかります。
を大きくする食べ物(主菜)」、「緑は病気から体を守る食べ物(副菜)」と色に分けて説
●対応
明しました。給食の時間に各クラスを覗いてみると、「お魚は赤だね~」と上手に色分け
高熱の間は脱水症状を防ぐため、水分補給をしっかりしましょう。潰瘍ができて
したり、風邪が早く治るようにと野菜を頑張って食べる姿がみられました。来月は「うん
いるため口の中が痛くなるので、刺激が少なく喉越しのよい食事を用意しましょう。
ち」について保健指導を行います。今後も月に 1 回の予定で計画をしておりますので、
ほけんだよりでもお知らせしていきます。
インフルエンザの予防接種
感染力の強いインフルエンザにかかりにくくなり、発病しても重症化するのを防
ぎます。接種を受けてから抗体ができるまでには約 2 週間かかるので、10 月~
12 月頃までには接種をすませておくと安心です。
☆来年度小学校入学のみなさん☆MR ワクチンの接種はお済みですか?
MR ワクチンとは、麻しん(M)
・風しん(R)の混合ワクチンです。このワクチ
ンは 1 歳になってからと、小学校入学前 1 年間に必ず接種しましょう。
特に麻しん(はしか)は非常に感染力が強く、幼い子どもが発症すると重症化
することがあるため注意が必要です。