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20周年記念行事としてお知らせしていますように、日頃大変お世話になっております
佐浦隆一先生の記念講演会をお聴きになりませんか。以前に先生のご講演に接した方はもち
ろん、特に今回が初めての皆さまにとっては、とても役に立つお話しをお聴きできる、また
とない機会ですので、万障繰り合わせてご参加ください。
日にち、会場等は、20周年記念行事をご覧ください。すべての記念行事にご参加が無理
な方でも、この講演会のみのご参加は大歓迎です!
講演内容は以下のとおりです。たくさんのお申込みをお待ちしております。
(花谷)
佐浦先生の話は、きっと、
「なるほどそうだったんだ」と納得できる話ばかりだろうと私は
予想しています。多くの者が高齢者になっていくポリ男とポリ子の“生きる道しるべ”にな
ることでしょう。講演会のみの参加も歓迎します。是非、おいでください。
(柴田)
「運動器リハビリテーションの展望と野望(一部、無謀!?)」
・・・・・・・・・講演の主旨・・・・・・・・
我々は「動物」の名前が示すように、適度な運動を行うことにより生体の恒常性(外部か
らのストレスに対して平穏でいられる能力)を保つことができます。そして筋・骨格、神経
系の総称である「運動器」は、その活動によって精神性も表現することができますので、ヒ
トの「存在」を支えていると言っても過言ではありません。しかし、加齢や疾病に伴う運動
器障害は日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)を低下させ、身体機能ばかりでなく、生命
そのものも脅かし、社会にも大きな負担を強いることになります。
本邦でも 2000 年に設置された「運動器の 10 年日本委員会」が、運動器障害の病態解明や
社会的損失の軽減などをテーマに取り組みをすすめ、運動器障害の発症予防による健康寿命
の延伸に向けて、さまざまな活動を継続しています。本講演では、我々が取り組んでいる運
動器リハビリテーションについて、わかりやすく概説したいと思います。
佐浦隆一先生プロフィール
昭和 35 年 4 月 27 日西宮市甲子園口に生まれました。血液型は B 型、干支は「ねずみ」、星座は牡
牛座、動物占いは「ペガサス」です。昭和 54 年 3 月に兵庫県立鳴尾高校を卒業、昭和 61 年神戸大
学医学部を卒業、神戸大学整形外科にすぐに入局しました。その後、神戸大学大学院医学研究科
を経て、平成 3 年から神戸大学病院に勤務し始め、平成 8 年 10 月からは、神戸大学医学部保健学
科の助教授になりました。大学院在籍中に 1 年半ほどカナダのクイーンズ大学に留学、関節リウマ
チの基礎研究を行いました。現在、妻 1 人、子ども 3 人(男 1、女 2)で、長男はカナダ生まれの日本
育ち、ミドルネームも持っています。平成 18 年 4 月から兵庫県立リハビリテーション西播磨病院副院
長となり、その後、平成 20 年 5 月大阪医科大学総合医学講座リハビリテーション医学教室の初代教
授になり、現在に至っています。