特集!! - 岐阜大学医学部附属病院

平成27年度
第21号
神
発行月 2015.10
特集!!
編集・発行
無 月
岐阜大学医学部附属病院 医師育成推進センター
研修医、診療科研修以外にもこんなこともやっています!
研修
教育
第1弾
院内のあらゆる施設にて、日々これ研鑽
環境
岐阜大学病院には、21の診療科に26の中央施設等の他、医療安全管理室 、薬剤部、看護部、診療録管理室 、
医師 育 成 推進 セ ン ター 、内 視 鏡外 科 手術 ト レ ーニ ン グ セン タ ー 、 先端 医 療・ 臨 床 研究 推 進 セン タ ー 、 事務 部 があ り ま す。
今回は、診療科以外で研修医が深くかわっている大学病院ならではの施設・部署について、15・16号と連続で
ご紹介したいと思います。
内視鏡外科手術トレーニングセンター
胸腔鏡セミナー
(アニマルラボに
て)
今後益々普及していく内視鏡手術手技を若い外科医が効率的に修得し、さらなる外科手術技術の向上を目指す
ために、設立されました。
ドライラボ部門とアニマルラボ部門からなり、ドライラボは、研修医室に隣接し、常時使用可能です。
26年度より外科重点コースに対する研修プログラムを実施しています。
また、手術手技のトレーニングセミナーを、例年、開催しています。
ぶ
本を学
基
の
結紮
縫合・
ミナー
向けセ
医
修
研
センター長からひと言
外科基本手技は、外科系診療科を志す研修医には特に重要です。時間を見つけてトレーニ
ングを重ねて手術テクニックに磨きをかけましょう!またインストラクターが必要な場合は遠
慮なくセンター事務局にお問い合わせください。
問合せ先:内視鏡外科手術トレーニングセンター
内視鏡下縫合結紮講習会
http://hosp.gifu-u.ac.jp/bumon/naishikyou/
*学生の皆さんも使用可能です。
高次画像診断センター
岐阜県における高度かつ先進的な画像診断の拠点として、主に多列CT、超高磁場MRI、PET-CT、乳房X線撮影装置を用い、高精度な画像診断を日々
提供することにより地域医療連携を推進することを使命としています。目的にあった画像診断検査を行い、放射線科専門医が高水準の専門性をもっ
て迅速に読影にあたり、詳細かつ解りやすい画像診断報告書を提供します。医療連携センターを介して、緊急検査、医師の画像診断に関する相談にも
対応しています。また、画像診断やIVR治療に関する生涯学習を目的とした教育カンファレンスを行っています。
*画像診断教育(画像診断デイリーカンファレンス)
毎日17:30からの45分間、放射線科読影室にて開催しています。テレビ会議システムを用い、岐阜市民病院、岐阜県総合医療センター、木沢記念病
院の放射線科医師によるネットカンファレンスです。
研修医だけでなく、医学生、他科医師なども自由に参加しています。症例の勉強をこれまで積み重ねてきています。
センター長からひと言
“我々と一緒に画像診断で岐阜県の医療に貢献しましょう!!”
がんセンター
当院は厚生労働大臣から「都道府県がん診療連携拠点病院」に指定されており,がんセンターは県内のがん診療連携拠点
病院間の連携協力体制強化を図るうえで、当院における中心的役割も担っています。
当センターには8部門(キャンサーボード部門・放射線治療部門・化学療法部門・緩和ケア部門・臨床研究部門・教育研修部門・情報管理部門・病診連携
部門)を設け、がんに対する「抗がん剤治療、放射線治療、外科手術という最先端のがん治療」を行うのみならず、臨床研究や基礎研究を含めた「先
進的ながん治療開発」と「がん患者さんとそのご家族の心と体の痛みの緩和とサポート」を行うことを目指し活動しています。
研修医を含むメディカルスタッフを対象として、診療科を横断し定期的に開催する癌治療戦略検討会(拡大キャンサーボードミーティング)や多地点
テレビ会議システムを使用した国立がん研究センター主催のがん治療に関するカンファレンス、「すべてのがん診療に携わる医師が研修等により、緩
和ケアについての基本的な知識を習得する」ことを目標として掲げられているがん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会などの研修プログラ
ムを展開し、技術及び知識のレベルアップをしています。
岐阜県がん診療に携わる医師に
対する緩和ケア研修会
医療安全管理室
医療安全管理委員会の事務局機能を担い、医療安全管理委員会で決定された事故防止策の実践や、各部署より提供された情報を基に安全対策の
草案を検討する部署です。 業務内容としては、全インシデント報告の確認、調査と分析及び院内への情報提供、重要事例のシステム分析、院内部署安
全ラウンド、医療安全コンサルテーション、医療安全教育・啓蒙活動、職員研修の企画・運営などがあります。
病院全職員対象の医療安全・感染対策研修会(年2回)に加え、研修医対象に、毎月1回程度セミナーを開催しています。
平成27年度
開催分
5月
中心静脈カテーテル留置のインシデント
8月
特定機能病院について
9月
医療事故調査制度について
生体支援センター
医学部附属病院の中央診療施設等の一つで、感染制御チーム(ICT)、栄養管理チーム(NST)、褥瘡対策チーム(PUT)、呼吸療法支援チーム(RST)、
予防接種部門(VC)があります。医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師、管理栄養士等や事務職員がそれぞれの専門性を最大限に発揮し、お互いに他
職種に敬意を払って多職種連携で現場の診療を支援する業務を行っています。職員研修や教育活動も活発に行い、生体支援センターセミナーは、ほ
ぼ毎月開催しています。
研修医のみなさんには抗菌薬の適正使用、栄養管理、褥瘡予防方策や人工呼吸や酸素療法の実際について、一緒に考えさせていただきますの
で、どうぞ気軽にお問い合わせください。即答で提案できないことでもQuick Responseに心がけ、現場の医師やスタッフのお役にたてることをやり
がいに今後もレベルアップを図っていくつもりです。
病院見学随時募集中‼
・10月17日(土)
岐阜県臨床研修病院合同説明会に参加!!
・10月22日(木)
マッチング発表
・11月19日(木)
研修医向けセミナー 担当 神経内科・老年内科
・12月21日(月)
研修医向けセミナー 「腹部エコーセミナー」
あとがき
本院は、岐阜県内唯一の大学病院であり、県内の地域医療を
発行:岐阜大学病院医師育成推進センター
支える拠点です。岐阜県で医師として活躍を考えている学生の
TEL:058-230-6048
みなさん、今一度、2年間研修医として過ごす意義を考えてみ
E-mail: [email protected]
ませんか。本院は「はじめの一歩」を踏み出すのに十分な教育
HP:http://hosp.gifu-u.ac.jp/kensyuui/index.html
環境が整っている研修施設です。