1 〔 〕 本会記事 新年を迎えて 新年明けましておめでとうございます. 2016 年の新春を迎え,会員の皆様にはすこやかにお過ごしのことと存じます. 昨年の春季大会は,東京,早稲田大学において 3 日に渉る研究発表会を開催し,秋には秋季大会の前に日本粉末冶金工業会と 共催で第 3 回アジア粉末冶金国際会議(APMA2015)を京都大学において開催致しました.先月号でも報告をさせて頂きました が,講演発表が 199 件あり,参加者は 19 か国より 439 名でした.そのうち 70%近くが日本人の講演発表,参加者でしたが,海 外からも予想以上のご参加を頂き,盛会に終了致しました.また,APMA2015 に続いて開催した秋季大会は,今回は 2 日間の会 期でありましたが,APMA2015 に勝るとも劣らない大変賑やかで活気あふれた大会となりました.12 月には例年開催の新粉末 冶金入門講座を開催し,こちらも 100 名超の参加者を得ることができ,皆様より好評を頂戴致しました. 昨年は,春秋大会,入門講座に加え APMA2015 という大きな行事が加わったことで会員各位には,多大なご協力を頂戴する ことになりましたが,無事 2015 年の行事を終了することができましたこと,改めてお礼申し上げます. さて,今年の行事につきましては,春季大会は 5 月 24 日∼26 日に京都工芸繊維大学で行います.昨年 12 月発行の会誌ならび にホームページで講演募集を行っておりますが,2 テーマの企画セッションならびに 5 テーマの講演特集を企画しました.会員 および関係各位には沢山の講演発表を頂きますようお待ちしております. また,秋季大会は,仙台,東北大学青葉キャンパスで 11 月 9 日∼11 日に開催致します.東北大学での開催は平成 7 年に,時 期はほゞ同じ 11 月 8 日から開催致しました.実に 21 年ぶりの仙台開催となります.当時平成 7 年度秋季大会は,4 会場で発表 数 260 件弱と,昨今に比べかなり多い講演件数でした.今秋の大会も当時に負けない内容を企画してまいりたいと思いますので, 久々の仙台での秋季大会に皆様より多数のご発表を頂きますよう重ねてお願い申し上げます. 協会誌は,本冊として第 63 巻第 1 号∼第 12 号を発行予定ですが,先に記した APMA2015 で発表されたものを研究論文として まとめ,J-Stage の On-line journal で発行致します.また,今までと同様春秋の講演特集で発表のあった論文も特集号として取り 上げますが,昨年より特集号を待たずして,早く掲載を希望される方は,いつでもご投稿頂けるようになりました.皆様からの 多くのご投稿をお待ちしております. 「新粉末冶金入門講座」は,第 24 回を迎えますが,12 月初めに開催を予定しております.こちらも多くの参加を戴きますよ うお願いします. 今年も一層の会員サービスに努め,会員の皆様のご要望をお聞きして皆様の期待に応えられる各種事業の企画,実行をしたい と思いますので,是非事務局までお声をお聞かせ下さい.皆様に積極的に参加戴ける魅力ある協会を目指していきたいと存じて おりますので,会員各位のより一層のご支援とご協力をお願い申し上げます. (井上羊子)
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