第3種郵便物認可 岐 阜 日本山岳会岐阜支部に所属する白木貞次さん︵79︶日日神 神戸町の白木さん 戦火の激しい東京から、父の 古里だった岐阜県に疎開。登 山をしていた2歳年上の姉の したのは、2008年。アル ゼンチンに移住した日系人を 支援する食品工場の建設プロ ジェクトで、センコー技研︵大 野町加納︶の技術者として派 国内外の名だたる山を登って 岳︵3190㍍︶を中心に、 する傍ら、北アルプスの穂高 年間の準備を経て、同社社長 聞いて憧れた海外の山﹂。7 ころ、外国人登山家から話を 影響で山に興味を持ち、高校 遣された時だった。現地で眺 卒業後、国鉄職員として勤務 めたアコンカグアは﹁20代の きた。海外では、60代になっ .の竹中佳美さん︵69︶を誘い、 今年1月5日に日本を出国し てから防州川のモンブラン︵4 8ュ0㍍︶の単独登頂にも成 た。 白木さんらは、同19日から 功した。 アコンカグアの登頂を目指 欧米の若手登山者や現地ガイ ドらと隊を組み、計9人で登 笑 む 。 れる山を楽しみたい﹂とほほ れからは、一人でのんびり登 戦に強いこだわりはなく﹁こ 今年、80歳を迎える。再挑 しさをにじませる。 たので仕方なく諦めた﹂と悔 んは﹁体調は良く気力も十分 あったが、書嚢が通じなかっ ところで登頂を断念。白木さ も下山を勧め、6700㍍の さんを心配したガイドが何度 指した。しかし、高齢の白木 人、ガイドの5人が頂上を目 り着いた後、白木さんと欧米 り始めた。6千㍍地点にたど 南米大陸最高峰アコンカグアの登山監E明書を手に笑顔 を見せる白木貞次さん=神戸町禾守、白木さん宅 白木さんは、小学2年の時、 ﹁80代はマイペースで﹂ ︵室戸覚旨︶ 山登りを楽しんでいきたい﹂と80代の日額を誇る。 たが、山への挑戦心は衰えることはなく、﹁これからも 頂上を目前にした6700㍍地点で引き返す結果となっ コンカグア︵6962㍍︶の登頂に挑戦した。惜しくも、 戸町禾守=が1月、粟大陸最高峰、アルゼンチンのア 79歳、、登山熱衰えず
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