プロジェクターを宙に浮かす。 この発想が、 映像の世界を大きく変えました。

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■環境
■設計
■特徴
・宇都宮大学の天井高は5m。
しかも階段教室で椅子は固定。
・投影距離の関係でホール中央の固定椅子
の真上にプロジェクターを設置。
・使用しない時は教室の景観を損なうため、プ
ロジェクターを露出させたくない。
・液晶プロジェクターはメンテナンス上、
ランプ
交換とフィルター交換が不可欠であるにもか
かわらず、
プロジェクターの位置までの脚立ま
たはタワーの設置が不可能。
・昇降機の構造は最小の収納寸法と4.5mと
いう最大のメンテナンスストロークを得るため
にパンタグラフ方式とした。
・映写時の正確な位置を常にキープできるよう
に横ゆれと縦ゆれを防ぐパンタグラフの構造
とした。
従来のプロジェクター昇降装置はストロークを
大きくすると装置の構造が大きくなり、天井内
に大きなスペースを必要としました。
「パンタリ
フト」はそうした問題点を取り除いた画期的な
設計思想から生まれた装置です。サイズの小さ
なパンタリフトなら、天井高2700mm、天井裏
400mm程度の、一般的な天井高のオフィスや
ホールなどに取り付ける事ができます。しかもフ
ロアまで降下させる事ができますから、安全にメ
ンテナンスができます。
昇降ストロークが大きくなれば映像信号とプロ
ジェクターのパワーケーブル、
さらに制御信号等
の配線がメカニズムに絡まる事なく、追従しなけ
ればなりません。パンタリフトは、独自のガイド機
構でケーブルを整然と管理し、
トラブルを防止し
ます。
また、安全対策も万全で、
プロジェクターの昇降
は2本の航空機規格のステンレスワイヤーで十分
な耐荷重を確保し、慣性ブレーキ機構のセーフ
ティーベルトが万一の事故の際にバックアップ
します。
プロジェクターを宙に浮かす。
この発想が、
映像の世界を大きく変えました。
例えば、新しく開発した「パンタリフト」は講堂、
階段教室等、天井の高い現場でプロジェクター
のランプ交換、
フィルター交換等のメンテナンス
を必要とする時、
スイッチの操作ひとつで手元ま
でプロジェクターが降りてきます。また、使用しな
い時はプロジェクターを天井内に収納する事も
可能です。
ベ ス ト ク リ エ イ シ ョ ン 3
ベストプラン&ソリューション「宇都宮大学」
私たちのソリューションが安全性・操作性・メンテナンス性を考えて、
常にベストな映像システムを維持する一例です。