7. グリムの法則

7.
グリムの法則
1
要点
• 英語の子音体系は?
• グリムの法則とは?
• グリムの法則は現代英語にどうかか
わるか?
2
Grimm's Law #103, tag
[grimms_law]
•
•
•
•
(
) 兄弟の兄(言語学者)による
(
) 語派でのみ起こった
(
) 子音変化
BC 1000 BC 400
3
子音の素性
• 調音点: place of (
• 調音様式: manner of (
• 有声/無声: (
)
•(印欧語で)帯気/無気: (
4
)
)
)
現代英語の子音体系(復習)
5
#31
(
) 語の子音
aspiration
帯気
無気
無気
(無気)
voicing
有声
有声
無声
(無声)
manner
破裂
破裂
破裂
(摩擦)
唇音
bh
b
p
(f)
歯茎音
dh
d
t
(T)
軟口蓋音
gh
g
k
(h)
6
(
) な子音変化
7
(
) 語の子音
aspiration
(帯気)
無気
無気
無気
voicing
(有声)
有声
無声
無声
manner
(破裂)
破裂
破裂
摩擦
唇音
(bh)
b
p
f
歯茎音
(dh)
d
t
T
軟口蓋音
(gh)
g
k
h
8
英語史上の意義
( 古 )英 語 は
(
(
)
)
の示す
一方,(
(
)
)
(
)
語派の
語派に属するので,
(
子音変化を経た.
語族の他の語派,例えば
)
語や
(
)
語
は,この子音変化を経ていない.ところが,英語は
主に
を(
(
)
)
期以降,この二言語からの多くの語
してきたという事情がある.
9
さて,英語もこれらの言語も究極の祖先は共通であ
るから,同
(
)
の単語が,英語の中に二つの異
なった形態で存在する可能性がある.一つは,子音
変化を経た
(
化を経ていない (
)
の形態であり,他方は子音変
)
の形態である.
10
(
) 語と (
) 語の並存
11
(
(
) 「父系の」
,(
) 「愛国者」 father
)「足の」, (
)
12
「歩行者」
foot
(
(
) 「三重奏」, (
) 「第三段階の」 three
)「緊張」, (
(originally
)
「腱」
thin
meaning to stretch)
13
(
(
)
「世紀」,
(
)
)「質問」 what
14
「セント」
hundred
(
(
)
「会計課」
purse
)「大麻」 hemp
15
(
(
(
)
「決闘」,
)「10
(
)
年間」,
(
「二重奏」
)
)「食用の」 eat
16
two
「12 月」
ten
(
(
(
)
「農業」
acre
)「膝をつく」 knee
)「婦人科」 queen
17
(
(
)
「友愛の」
brother
)「多産な」 bear
18
(
(
)
「下級の」
under
)「事実」 do
19
(
(
)
「主人」
guest
)「園芸」 garden
20
その他の例
•
pecuniary fee
•
port ford
•
intone
•
lubricate slippery
•
gelid cold
der
•
gender kind
•
Trinity three
•
ferry bear
•
canine hound
•
fragile break
•
cordial hearty
•
facile do
•
labial lip
thun-
21