2 0 1 5 年 7 月 2 1 日 連合広島2015春季生 活闘争回答・妥結状況(第6次・最終 )について 時下 、 ます ま すご 清 祥 のこ と と拝 察 致し ま す。 また 、 日頃 か ら連 合 広 島の 諸 活動 に ご支 援・ご 協力 を 頂き 、 感謝 を 申 し上 げ ます 。 さて 、 連合 広 島で は 、2015春季 生 活闘 争 の 回答 ・妥 結 状況 ( 第6 次 ・ 最終 ) を7 月16 日に 集 計し ま した の で 、結 果 につ い て、 以 下 のと お り情 報 開示 致 し ます 。 つき ま して は 、県 内 の 労働 組 合未 組 織の 労 働 者へ の 相場 波 及を は か るた め 、各 社 にお かれ ま して は 、マ ス コ ミ報 道 を通 じ て幅 広 く 周知 を いた だ きた く 、 ご理 解 とご 協 力を お 願い 致 しま す 。 1. 進 捗状 況 等に つ い て (1)2015春 季生 活 闘争 は 、昨 年 の賃 上 げの 流 れ を継 続 し、 す そ野 を 広 げる こ とで 「 底上 げ・底 支え 」 「 格 差是 正 」を は かり 、 「 デ フレ か らの 脱 却」 「経 済 の好 循 環確 立 」を め ざし て 取り 組 みを 行 っ てき ま した 。 (2)その 結 果、連 合広 島 では 、これ ま でに 305組 合が 要 求提 出 を行 い 、258組 合(84.59%) が回 答 を引 き 出し ま し た。 組 合員 数 ベー ス で は約 94%で 解 決が 図 ら れて お り、 本 集 計を 持 って 連 合広 島2015春 季生 活 闘争 の 最終 の 回答 ・ 妥結 状 況集 計 と しま す 。 (3)ただ し 、2015春 季生 活闘 争 は月 例 賃金 に こ だわ る 取り 組 みを 優 先 に行 っ てき た こと から 一 時金 交 渉を 中 心 に継 続 交渉 を 行っ て い る組 合 も多 く 有り 、 さ らに は 中小 ・ 地 場組 合 では 未 だ月 例 賃 金交 渉 を行 っ てい る 組 合も 残 って い るた め 、 連合 広 島は 、 引 き続 き 、全 組 合の 全 要求 に対 す る解 決 が図 れ る よう 交 渉の 支 援を 継 続 して い きま す。 2.回答・妥結状況の集計について【概要】 (1)連合 広 島全 体 の賃 金 引上 げ の回 答 状況 ① 平 均 賃 金 方 式 で 要 求 を 提 出 し 、 金 額 が 集 計 で き る 149組 合 の 回 答 水 準 は 5,331円 (2.07%)と なり ま し た。こ の水 準 は、昨 年同 時期 比 で487円 増(0.27ポイ ン ト増 ) とな っ てい ま す。 ま た 、昨 年 との 比 較の で き る104組 合 では 、 昨 年同 時期 比 で634 円増 (0.24ポ イン ト 増 )と な りま し た。 ② 賃金 改 善( ベ ア )に つ いて は 、金 額 が 集計 で きる 113組 合 の回 答水 準 は1,545円 と なり ま した 。 (3)300人未 満 の中 小 組 合の 賃 金引 上 げの 回 答 状況 ①平 均 賃金 方 式72組 合 の回 答 水準 は4,588円( 1.89% )と な りま し た 。こ の 水準 は、 昨年 同 時期 比 で437円 増 (0.15ポイ ン ト増 ) と なり ま した 。 ②賃 金 改善 ( ベア ) に つい て は、 34組合 の 回 答水 準 は870円 と なり ま した 。 (4)非正 規 労働 者 の 賃上 げに つ いて は 、時 給 で 昨年 同 時期 比32.66円増 の970.73 円、 引 上げ 額 で、 昨 年同 時 期 比5.56円増 の14.47円 と なり ま した 。 (5)一時 金 につ い ては 、金額 方 式52組 合の 回 答 水準 は1,507,052円と な り、昨 年同 時 期比 で105,588円増 と なっ て いま す 。月 数 方式 79組 合で は 、4.94ヵ月 と な り、昨 年同 時 期 比で 0.24ヵ 月 増と な っ てい ま す。 3. 連 合広 島 の回 答 ・ 妥結 状 況を 踏 まえ た 受 け止 め 等 (1)賃上 げ につ い て 、平 均賃 上 げ方 式 の回 答 額 が、 昨 年同 時 期を 487円 上回 っ たこ と は、 水準 と すれ ば 、要 求 趣 旨が す べて 満 たさ れ た もの で はな い が、 2 年 連続 で 、過 去10 年で 最 も高 い 水準 と な って お り、 具 体的 に 引 き上 げ るこ と がで き た こと の 意義 は 非 常に 大 きい も のと 受 け 止め ま す。 (2)賃金 改 善に つ い ても 、方 針 に基 づ く要 求 水 準に は 及ば な いも の の 、2 年 連続 で 一定 の有 額 回答 が 示さ れ て いる こ とか ら する と 、 すべ て の組 合 が月 例 賃 金の 引 き上 げ に こだ わ って 取 り組 ん だ 成果 の 表れ と 受け 止 め てい ま す。 (3)中小 組 合の 賃 上 げに おい て も、 昨 年を 上 回 る回 答 を引 き 出し た こ とは 、 賃金 相 場の 「底 上 げ・ 底 支え 」 を 一定 程 度実 現 させ る こ とが で きた も のと 受 け 止め ま す。 (4)非正 規 労働 者 の 賃上 げに つ いて も 、労 働 力 不足 の 影響 も ある も の と認 識 する が 、均 等処 遇 実現 に こだ わ っ た取 り 組み の 成果 で あ ると 受 け止 め ます 。 (5)しか し なが ら 、 格差 (規 模 間・ 雇 用形 態 間 )の 是 正の 観 点か ら す ると 、 依然 と して 課題 は 残る 結 果と な っ たも の と認 識 して い ま す。 (6)一時 金 につ い て も、 年額 、 年月 数 方式 と も 昨年 と 比較 し 増額 と な って お り、 賃 上げ と合 わ せて 、 年間 賃 金 の底 上 げと な って い る こと は 一定 の 評価 が で きる も のと 認 識 して い ます 。 (7)経済 成 長と 整 合 した 賃上 げ の流 れ を提 起 し た2014春季 生 活闘 争 か らの 流 れを 継 続す るこ と がで き たが 、 水 準を 含 めた 要 求趣 旨 が すべ て 満た さ れる よ う 、い か に次 期 春 季生 活 闘争 に つな げ て いく か が重 要 な課 題 で ある と 認識 し てい ま す 。 4. そ の他 (1)2015春 季生 活 闘争 と 成果 と 課題 に つい て は 、引 き 続き 回 答・ 妥 結 内容 の 分析 等 を進 め、7月 27日の 連 合広 島 執行 委 員会 に おい て「 連合 広 島2015春季 生 活 闘争 ま とめ 」を 行う 予 定と し てい ま す 。 (2)具体 的 な回 答 ・妥 結 集計 状 況は 別 添の 集 計 表の と おり で す。 なお 、集計 状 況に は 、定 昇相 当 分や 引 き上 げ 額 、一 時 金等 の 数値 報 告 がな い 場合 や 、 報告 は ある も のの 連 合 広島 の 集計 シ ステ ム に デー タ 反映 で きな か っ た場 合 は、 集 計 に含 ん でい ま せん 。 以 上
© Copyright 2024 ExpyDoc