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2015年 平均( 7測点)
4
3
2
1
タイラギ浮遊幼生の密度(個体/㎥)
5
Fax.03-6459-1912
代表機関 一般社団法人
全国水産技術者協会
Tel. 03-6459-1911
H21・22 年度覆砂区
において 10 月 16 日に
採取されたタイラギ
株式会社 シャトー海洋調査
H21・22 年度凹凸覆砂区
いであ株式会社
干潟縁辺
株式会社 日本海洋生物研究所
干潟
株式会社オオスミ
タイラギ着底状況調査の結果
10cm
10cm
ありあけうみ通信
7
ー 有明海魚介類漁の再生を目指して ー
2014年 平均( 7測点)
8
10/1
9/1
8/1
7/1
6/1
H21・22 年度覆砂区
において 9 月 30 日に
採取されたタイラギ
タイラギ着底状況調査位置
2013年 平均( 7測点)
9
今年度の調査経過報告
調査地点:H21・22 覆砂
殻 長:0.32mm
2013年以降の出現状況
10
タイラギ浮遊幼生調査の結果
調査地点:St.7
殻 長:0.36mm
第 11 号
(2015.11.18)
九月二十八日∼三十日、十月十
四日∼十六日に目視によりタイ
ラギの着底状況を調査しました。
九月二十八日∼三十日の調査に
お い て 覆 砂 区 で は、最 大 で 1 平
方 メ ー ト ル 当 た り 約7 5
. 0 個体
確認されました 分
( 析用に採取し
たタイラギの殻長 3 4
. ∼1 0 .
︻調査方法︼
1センチメートル 。)また、天然 ︵覆砂区 ライン観測︶潜水士による目視観察。間縄
付きの沈子ロープを測線の起点と終点間に張り、測線
漁 場 で は、1 0 個 体 確 認 さ れ ま 幅2m の範囲の底泥表面のタイラギ個体数を2m 毎に
し た。干 潟、干 潟 縁 辺 部 で は 確 記録。
︵その他 スポット観測︶潜水士による目視観察。
認されませんでした。
1人当たり5分間観察によりタイラギ個体数を記録。
十月十四日∼十六日の調査にお
い て 覆 砂 区 で は、最 大 で 1 平 方
メ ー ト ル 当 た り 約7 5
. 0 個体個
体確認されました 分析用に採取
(
したタイラギの殻長 3 8
. ∼1
。)ま た、
4 1
. センチメートル
天 然 漁 場 で は、1 0 個 体 確 認 さ
れ ま し た。干 潟、干 潟 縁 辺 部 で
は確認されませんでした。
天然漁場
H25・26 年度凹凸覆砂区
調査期日
タイラギ浮遊幼生調査地点
6
(1地点 )
九 月 十 六 日、二 十 五 日 に タ イ ラ
ギ浮遊幼生の来遊状況調査を行い
ました。
九月十六日の調査では1立方
メ ー ト ル 当 た り0 1
. 4 個体確認さ
れ ま し た が、九 月 二 十 五 日 の 調 査
では確認されませんでした。
九月十六日に確認されたタイラ
ギ浮遊幼生の殻長は0 3
. 2 ∼0 .
36ミリメートルの範囲でした。
十月は二日と七日に調査を実施
し、現在、試料を分析中です。
確認された浮遊幼生
調査日:平成 27 年 9 月 16 日
0
25
50
25
H21・22 年度凹凸覆砂区
(11 月初旬設置予定)
100
27
浮泥・シルト吸引時
ジェット
水流
切り替え
バルブ
圧力
低下
ジェットポンプ
※バルブ操作により、 吹き飛ばしと
吸引を同時に行うことも可能!
浮泥・シルト
ジェットポンプ(消防ポン
プ)は、切り替えバルブに
より吹き飛ばし、吸引の両
方を実現できます
凹凸覆砂畝型
吐出口
作業状況
水温(℃)
24
30
10
9/19
9/29
コラム
∼ 凹凸覆砂畝型工のメインテナンスについて ∼
ジェット
水流
凹凸覆砂畝型は、底質を改善するだけでなく、複雑な流れを発生
させることでタイラギの着底を阻害する浮泥・シルトの堆積を抑制
するものです。しかし、その効果は永久的なものではなく、時間の
経過とともに浮泥・シルトが少しずつ堆積していくことが懸念され
ます。メインテナンス技術は、堆積した浮泥・シルトを除去するこ
とにより造成当時の状態まで改善することを目的とし、漁業者の皆
さんでも容易に実施できる方法がないか試行錯誤により検討してき
ました。現在採用している技術は、一般的に流通している消防ポン
プに特殊なノズルを取り付け、1人の潜水士で浮泥・シルトの吹き
飛ばしと吸引除
去が同時にでき
る も の で す。造
成 し た 漁 場 は、
定期的なメイン
テナンスにより
着生基盤として
の効果を持続で
き ま す。今 後 も
改 良 を 加 え、さ
らに簡便で効果
的なメインテナ
ンス技術の開発
を目指していき
たいと思います。
浮泥・シルト吹き飛し時
9/9
20
8/10
9/29
9/19
9/9
8/30
0
8/10
塩分
DO(mg/L)
8/20
8/30
5
9/29
15
9/19
35
9/9
8/20
23
8/10
9/29
9/19
9/9
8/30
8/20
0
8/10
8/20
切り替え
バルブ
潜水士船
潮流
連続観測調査の結果︵速報︶について
150
タイラギが生息する場所の環境や の状況を把握するための連続観
測調査において、平成二十五・二十六年度覆砂区 海
(底 と
) タイラギ人
工種苗の垂下飼育を実施している大浦地先 垂
( 下飼育水深 の
) 結果︵速
報︶を 報 告 し ま す。測 定 項 目 は 水 温、塩 分、溶 存 酸 素 量、ク ロ ロ フ ィ
ルおよび濁度です。
平成二十一・二十二年度覆砂区は、十一月初旬より開始します。
詳 細 な 調 査 結 果 を 知 り た い 方 は、随 時、全 国 水 産 技 術 者 協 会 ま で ご
連絡ください。
H25・26 年度凹凸覆砂区
(8 月 10 日設置)
50
8/30
20
26
100
大浦地先 養殖筏
(8 月 31 日設置)
9/29
9/19
9/9
8/30
8/20
0
8/10
28
クロロフィル量
150
濁度(ppm)
200
設置場所
:H25・26 年度 覆砂区
:大浦地先 養殖筏