(vol.015)2015年4月1日発行(PDF:591KB)

Vol.015
― 強い使命感をもった、人間性豊かな法曹を目指して
科学技術の高度化と、価値観の多様化のなかで -
2015 年 4 月 1 日発行
東海大学専門職大学院実務法学研究科
角 田
政 芳
研究科長/教授
この度、本法科大学院の研究科長を拝命しました角田政芳です。
在学生および修了生の皆さんにご挨拶申し上げます。
2013 年 10 月に、本学が 2015 年度以降の学生募集停止を決定し、その旨大学のホームページで公
表しました。その際に、当時の高野二郎学長が次のように述べています。
「今後は、①法科大学院の全ての在学生が課程を修了するまで現在の教育・指導体制を維持するほ
か、②修了生の司法試験受験の支援に努めるなど、教育責任を果たしてまいります。また、③法科大
学院において蓄積された教育経験・実績を活かし、司法試験合格を目指す本学法学部学生への教育・
指導をより一層充実させていく所存です。
」
つまり、第一に、在学生の皆さんには、これまでと同様に教育指導することが約束されていますので、わき目も振
らず勉学に励んで下さい。第二に、修了生の皆さんに対する司法試験受験の支援も、目指すのは全員合格です。そし
て、第三には、本学の法学教育の責任を果たすために、本学法科大学院がこれまで蓄積してきた有形無形の財産を有
効に活用した新たなプログラムの準備に入りました。これが、この時期に、私が研究科長を拝命した理由です。私た
ちは、皆さんの未来に向けた挑戦をすでに開始しております。ひたすら目標に向かってまい進されるよう期待してい
ます。
特集
司法試験対策
<不得意科目を克服しよう>
○司法試験に立ち向かえ
司法試験合格のために必要な第1のステップは、言う
までもなく短答式試験の突破。
短答式試験の特性→慣れが必要、ある程度広範な基礎
法律科目の基礎知識を覚えるだけでなく、使える程度に
身につけることが肝腎。模擬試験を多数回経験すること、
繰り返し過去問で演習することが必須。これによって、
自分の現時点における学力の相対的位置、強化が必要な
自己の弱点等を確認する。成績順位の問題ではない。こ
れに一喜一憂しない。弱点科目・弱点事項は、繰り返し
の演習で克服することが重要。
今年受験の諸君は、これから受験日まで、毎日欠かさ
ず、過去問を解く時間を持とう。
それが自信に繋がる。
論文式試験は、1に、文章読解力、特に、長文・大量
○行政法
行政法は、学生のみなさんの立場からすると、勉強す
る範囲も広く、また、論文試験で問われる法律の仕組み
解釈の理解がし難いため、不得意にされている学生さん
も多くいらっしゃるようです。ただ、行政法学を極める
というならともかく、資格試験の突破という観点からす
ると、それほど多くの知識が必要なわけではありません。
短答試験や論文試験を分析すると試験委員が必要と考え
る知識の範囲は見えてくるわけで、その範囲は決して広
くありません。試験委員メッセージを正確に理解し、最
低限必要な範囲の知識をしっかり身に着ける必要があり
ます。
次に、法律の仕組み解釈のところは、受験生がその場
渡邉 一弘
資料の短時間での読解力が必要。何よりも日ごろの訓練、
たとえば常に、自らレジュメを作る習慣をつけることに
よって、この力は養われる。また、論点の見つけ、逃さ
ない力もつく。
2に、文章表現力、論理的な文章を作成する能力 文
法的に誤りのない文章(最も基本的には、主語と述語が
はっきりしている文章)を作成する習慣、論理的に誤り
がないか推敲する習慣、読む相手を意識して、わかりや
すく、説得力ある文章(起承転結のはっきりした文章)を
心がける習慣をつけよう。日常文章をたくさん書き、習
慣付ける訓練をしよう(パソコンはだめ)
。知識があって
も、稚拙な文章の答案は点にならない。
今年受験の諸君、この2点の実行は、今からでも遅く
はない。
松本
賢人
で考える部分ですが、何の下準備もなくできるようにな
ったりするわけではありません。法律の仕組み解釈も一
定の判断様式やセオリーがあるわけで、それを学び、よ
り適切な論文が書けるようスキルアップする必要があり
ます。そうしたスキルアップは市販の問題集や過去問を
何回も答案構成してみたり、判例の事案を読んで理由づ
けや結論予測し、その後に判旨を精読するなどのトレー
ニングを何度もすることで身につけることができます。
こうしたトレーニングをしてスキルアップしていくと、
次第に勉強が楽しくなるはずであり、そうした勉強を繰
り返すうちに不得意科目が得意科目に変わることになる
でしょう。
○憲
法
憲法の論文のことについて書きます。一番の理想は、難しい
流行の理論とか概念を駆使して、論理的な文章を書くことかも
しれません。でもそんなことは無理ですから、難しい流行の理
論とか不確かな概念におどらされることなく、人権を大切にす
るという原理原則に立脚して、事実に即しながら、その調整を
○民
法
民法を担当している私ですが、実は受験中だけでなく修習中
までは、試験科目としての民法には苦手意識がありました。理
由を分析してみると、なんといっても条文が多いこと、それに
比例するように判例その他覚えなければならない知識の量が多
いことが第一かと思います。また、刑事系科目や訴訟法のよう
に、体系化された学説で全ての問題に対応するというよりは、
問題に応じて柔軟に対応しなければならず、それ故、どのよう
に解答するか迷うことが多いという点にあるように感じていま
した。
記憶量が問われることは科目の性質上やむを得ないと思い
ます。これを克服するには短答の過去問を繰り返し解くことを
お勧めいたします。記憶量が多いということは、逆にいえば「記
○商法・会社法
商法、特に会社法に関しては、苦手意識を持っている方が多
いと思います。しかし、多くの受験生が苦手としているので、
「できなくて普通、できればアドバンテージになる」科目でも
あります。合格答案のレベルが恐れるほどではないことは、平
成26年司法試験の採点実感等に関する意見27頁に『
「優秀」
な答案は、主要な論点をほぼ論ずることができていて(主要な
論点の1つや2つが欠けている程度は、差支えない)…』とあ
ることからも容易に読み取れます。皆さんには、会社法を点数
の稼げる科目にしてもらいたいと思います。
会社法の勉強のポイントは、条文に関する正確な知識を積み
重ねることです。会社法は条文の数が多いので容易ではない作
業ですが、会社法は新しい法律であり、立法で解決された問題
○民事訴訟法
民訴は民素に通ずと言われているように,民事訴訟法は苦手
にしている学生は多いと一般的には言われています。しかし,
民事訴訟法は司法試験受験に限ってみれば,例えば,質量とも
膨大な民法に比較すれば,それほど克服困難な科目ではありま
せん。基本原則も処分権主義,弁論主義,自由心証主義の3本
柱に適時提出主義,職権進行主義,公開主義,口頭主義,直接
主義等が周辺にいくつかあるくらいです。また考慮すべき要素
は,原告の利益か,被告の利益か,公益の代弁者たる裁判所の
利益か,判決の効力(既判力)を受ける第三者の手続保障の確
保か,紛争の一回的統一的解決をどこまで図るのか,及びそれ
らの利益の調和にほぼ集約されます。
にもかかわらず,苦手意識があるとすれば,1上記基本理念
と定義の正確な理解と記憶に欠けているか,2それを理解した
上での司法試験の過去問(旧司法試験の過去問も良問ですので
要検討です)を中心とする問題演習を怠っているか,3あるいは
「木を見て森を見ず」的な近視眼状態に陥っているかのいずれ
永山
茂樹
行えばよろしいのではないでしょうか。それから人権について
よく勉強しているような学生さんでも、統治はまったく不勉強、
ということがときどきあるようです。二つは関係ない、わけが
ない。統治の問題を人権問題に組み込みながら考える必要もあ
るでしょう。そういうところはちょっと意識してください。
日野
修一
憶していればそれだけで解ける肢が多くなる」ことを意味しま
す。少なくとも民法の短答は、単純に勉強量に比例して成績が
伸びます。
論文試験に関しては、複数の結論が考えられ、結論を迷う問
題が出題されています。自分なりに考えて結論を出し、その妥
当性を説得力のある理由で根拠付けなければなりません。これ
に対応するためには、多くの問題にあたり、柔軟な思考力を身
に付け、結論の妥当性まで見据えた答案構成ができるようにな
る必要があります。
過去問以上の良問はありません。論文も含め多くの問題にト
ライして記憶を定着させ、センスを磨くことで少しずつ苦手意
識が払拭できるものと思います。
高田
享
点も多々あります。また、改正後の重要判例や条文の解釈等に
関する学説上の争いも、他の科目に比べれば少ないので、条文
に関する知識を活用することによって対応できる問題も多いで
す。従って、根気よく条文を押さえていけば、確実にレベルア
ップを図ることができます。また、他の科目同様、判例を学ぶ
ことは重要ですが、会社法における近時の重要判例は、特定の
分野に偏っており、判例学習は、他の科目と比べれば効率よく
できると思います。
重要なことは、難しい、わからないと思いこまず、根気よく
勉強を進めていくことです。そうすれば必ず結果が出てくるで
しょう。頑張ってください。
五百田
俊治
かが原因かと思われます。したがって,民事訴訟法に苦手意識
のある学生は,上記1,2,3のいずれが原因かを反省するこ
とから始めて下さい。
1が原因の学生は,まず私のレジメを復習して下さい。
2については,答案構成をした後実際に何度も答案を書いて
みて下さい。
3については民訴の全体像例えば,請求,主張,証拠の3段
階構造と各々の段階における基本理念を思い浮かべてみて下さ
い。間接事実や補助事実の自白の拘束力を認めるか否かは,根
源的には自由心証主義を重視するのか,弁論主義を重視するか
の差異にかかわります。通常共同訴訟における主張共通の原則
をみとめるか否かは弁論主義と紛争の統一的解決のどちらを重
視するのかにかかってきます。
民訴は最初は取っつきにくいかもしれませんが,いったん得
意科目にすれば,安定した得点源になりうる科目です。頑張っ
て下さい。
○刑
法
刑法に対する苦手意識を克服するためには何をすべきか?
まずは、徹底的に条文を読み込むことが必要だと思う。民法
などと比べたら、刑法の条文数は少なく、それほど苦労なく覚
えることができる。司法試験に合格された方の多くは、条文を
暗記できるぐらいまで読み込んだとおっしゃっている。
次に、自分が選んだ 1 冊の基本書を徹底的に読み込むことで
ある。これと決めたら、相性が全く合わないと思わない限り、
そこに書いてあることが理解できるまで何度も何度も読んでい
く。通常、基本書には、必ず通説と反対説が書かれているので、
一体、何が立場の違いとなって出てきているのかを、理解しよ
柑本
うとしながら繰り返し読むのである。
そして、最も大事なのは、判例を理解することだが、ここで、
何よりも大事なのは、可能な限り、事実の概要もあわせて覚え
るということである。判旨だけを覚えればいいと考えている人
もいるかもしれないが、試験問題では、この事実の概要を知っ
ているかどうかが、適切な答えを導くことができるか否かの分
かれ目になることもある。
「あれっ、この事例問題、どこかで見
たことがある!」というように。
あまりにも基本的過ぎることかもしれないが、原点に戻るこ
とが刑法に対する苦手意識克服の一番の近道であるように思う。
○刑事訴訟法
刑事訴訟法を理解する上で重要なことは、手続の流れをイメ
ージできる程度に押さえて、その中で何が問題となっているの
かを、まず位置づけることでしょう。問題点を的確に理解する
ためには、刑事訴訟法が真相解明と人権保障のバランスの上に
ある法律であることを常に意識しておくべきです。法律の解釈
が問題となる以上、問題となる条文について嫌がらずによく読
み込みつつ理解する必要があります(この点ができていない人
が少なくありません)
。また、刑事訴訟法では、明文がない、あ
るいは条文だけでは解決がつかない問題点について、判例(特
に最高裁判例)が重要な判断を示していることがよくあります。
その意味で、判例について十分に学んでおくことで理解が進む
落合
服部
篤美
したい。用意する物は、君が使った教科書とレジュメ・ノート、
判例百選。懐かしい書き込みこそが大事だ。敵は、
「もっと大事
な科目が・・・」とかいう気持ちの焦りだ。これが家族法学習を後
回しや付け焼き刃にしてしまう。しかし家族法学習が財産法や
民事訴訟法の復習に繋がることを知ってる君なら、焦る必要は
ないよ。家族法学習でついでに隣接科目も復習できちゃう、ラ
ッキーと考えよう。
「思い出し学習」や「ついで学習」の気持ち
をもって初学時の知識を反復的に再確認。これだけで、不得意
意識はかなり軽くなると思うんだけどなぁ。
○AA 講座を利用して弱点の発見と克服に繋げましょう
司法試験に関しては、完璧な備えをして本番を迎えられる人
は少なく、寧ろ、十分確信を持てないまま受験する人が多いで
しょう。私もその一人でした。誰しも不安や恐怖を抱えていま
す。他人を気にせず、自らを高めることに集中し、不安要素や
苦手を潰して行くことが必要です。例えば、民法では、非定型
的な事案に適切な法律構成を選択することが難しいと感じてい
るかもしれません。しかし、未知の問題が出るとは考えにくく、
近時の裁判例がベースであったり、古くて新しいと言うべき問
題も目にします。選択する法律構成が違っていても、不法行為
構成なら過失で議論し、債務不履行構成なら義務(債務)の発
生・内容で議論するなど、結局は同じ議論になることも多いの
洋司
面がかなりあります。判例を学ぶ際には、単に抽象的にルール
化して丸暗記するのではなく、どのような事実関係の下でその
ような判断が出てきたのかを、平板にならないように理解して
おくことも忘れるべきではありません。
私自身もそうでしたが、実際の刑事手続や実務の経験がない
まま刑事訴訟法を学んでいると、リアルなものとして理解しに
くく、なぜ、どうして、と感じるところが随所に出てくるもの
です。それはやむを得ないことですから、あまり気にせず、実
務経験のある人に聞いてみたりしながら、できるだけ理解する
よう努めておくことで、当面の目標は十分に達成できるはずで
す。以上のような点に留意してみてください。
○家族法
家族法学習のとっておきの極意を伝えたいけど、残念ながら
これといった秘策はない。成績向上には丁寧な反復学習と適切
な問題演習の往復といった、地味で月並みな方法しか浮かばな
い。しかし 3 年生辺りになって家族法が苦手という学生さんの
多くに共通に思うことはある。それは「君は1年生の時はでき
てたよ」だ。つまりは、忘れている。そりゃ 3 年(以上)も前
に習った知識、だものね。でも足を引っ張る原因が「忘れ」な
ら対策はある。私は、家族法のヤマカケではなく、
「思い出し学
習」を早くから計画的にそして反復的に組み込むことをお勧め
美和
鈴木
宏昌
です。判例学習や起案練習を通じ、様々な料理の仕方に慣れ、
経験と柔軟性の獲得に努めましょう。
前に進まなければ合格に近づくことも困難な試験です。過去
問を潰して分析を重ね、全科目を一定水準に引き上げるため、
苦手を克服することが有用です。ある科目全体が苦手であった
り、特定の問題パターンを不得意とすることもあるでしょう。
練習が一番の妙薬ですが、短答を解いたら解説をよく読んで、
理解不足のまま放置しないようにしましょう。論述を起案した
ら、添削とフィードバックを受け、必ず疑問解消してください。
他人と議論して間違いに気づくことも多々あります。AA 講座や
添削指導を十分活用してくれることを願っています。
※2015 年度も AA 講座を開設しますので、是非受講してください。(事務室より)
教員エッセイ
第13回
第13回は、多年に渡りご指導していただいている
私事ながら、本年度修了生の修了とともに、東海大学法科大
学院の専任教員(特任教授)を任期満了にて退任します。
2002 年に法科大学院設置準備の段階でお声をかけていただ
いてから、早 13 年が経ちました。2004 年の開校時から非常勤
講師を拝命し、2007 年からは特任教授として 8 年間勤めてまい
りましたが、曲りなりにも任期満了まで勤め上げることができ
ましたのは、ひとえにお世話をいただきました諸先生方、事務
局の皆様、学生・修了生の方々のおかげです。この場を借りて
深く御礼を申し上げます。
私は、かつて小説を上梓してまでロースクール制度の問題点
を指摘しました。
その考えは今でも変わっていません。
それは、
国の制度設計そのものが学生と学校に過度の負担を強いるもの
だからです。わが国のロースクール制度はいまや壊滅寸前の状
態にあります。理不尽に制約された範囲内で様々な工夫を試み
たつもりですが、制度の歪みに起因する諸問題を第三者評価機
関や行政から責任転嫁され、学校や教員も悔しい思いをしまし
鈴木
仁志 先生です。
た。また、教員業と弁護士業の両立は困難を極め、激務で体を
壊すこともしばしばありました。
しかし、それでもなお、本学で過ごした日々は、人生の重要
期を捧げるに値する貴重な時間だったと明言できます。
それは、
本学に関与しなければ出会うことのできなかった方々との交流
を通じて、私自身が大きく成長させていただくことができたか
らです。特に、気心の知れた先生方や学生さんたちとの酒席で
の語らいは忘れることができません。
数年前に小笠原先生が退任された際のニューズレターのご寄
稿文は、
「東海ローよ、永遠なれ!」との言葉で締めくくられて
います。この言葉を実質的に捉え、あら
ためて東海ローの人の輪が末永く続くこ
とを祈念し、退任のご挨拶とさせていた
だきます。長い間、ありがとうございま
した。
Report & Invitation
2014年度学位授与式が行われました
2015 年 3 月 24 日湘南校舎において学位授与式が行われ、本
研究科から新たに 8 名が修了し法務博士(専門職)の学位が授
与されました。本研究科の修了生は合計で 219 名となり、司法
試験合格者は 25 名になります。そして 3 月 26 日に代々木校舎
において渡邉研究科長より 1 人々に学位記が手渡されました。
(修了生壮行会の様子)
Moodle(授業収録システム)視聴方法の変更
自習室・ロッカー貸与について
2015年4月1日より、Moodle(授業収録システム)
の視聴方法が変更になります。従来のWEB上での視聴はでき
なくなり、
自習室設置の視聴専用パソコンでの視聴となります。
視聴希望者は、法科大学院事務室にて視聴日時を予約した上で
視聴してください。
【予約について】
在学生及び法科大学院修了後 5 年以内の修了生のみ
視聴日の1ヶ月前より受付
電話予約:可、メールでの予約:不可
不明な点は法科大学院事務室に問い合わせてください。
3階の自習室・ロッカーの利用は、2015 年 5 月末日を以って
終了いたします。
期日まではそのまま利用できますが、それ以降は、5階自習
室(自習室2、自習室3)
、5階ロッカーD(1人2台まで)の
利用となります。3階ロッカーを借りている方は、継続利用は
できませんので、必ず借り換えの手続をしてください。
在学生は、4 月 1 日よりロッカーの変更手続が可能です。司
法試験終了後の座席決定も 4 月に行います(なお、座席移動は
試験終了後)
。法務研究生・修了生は、平成 27 年司法試験終了
後に手続や自習室の区分などの詳細をご案内しますので、それ
に従ってください。
2015 年度春学期主な行事
4 月 03 日(金)全体ガイダンス・履修指導相談日
4 月 06 日(月)授業開始
4 月 29 日(水)祝日(昭和の日)授業日
7 月 20 日(月)祝日(海の日)授業日
7 月 22 日(木)授業終了日
7 月 23 日(水)補講可能日
7 月 24 日(木)補講可能日
7 月 25 日(土)春学期定期試験期間
~31 日(金)
8 月 01 日(土)夏期休暇開始
9 月 16 日(水)夏期休暇終了
9 月 17 日(木)在学生ガイダンス
編集後記
事故や失敗が発生した原因を解明し、これを未然に防ぐ方策を追
及する失敗学なる学問分野があるそうです。試験に失敗したからと
いってそのままにせず、なぜ、失敗したのかを解明し、方策を検討
することが大事です。苦手な科目があればそれを克服し、再挑戦し
てください。初めて挑戦する人は失敗しない様頑張ってください。
4月より須賀さんが4号館の教学課に異動することになりまし
た。たまには顔を見せに行ってください。(事務局)
~ご意見・要望がありましたらお寄せください。~
編集委員 永山茂樹
/事務局 中田・小林
発行 東海大学専門職大学院実務法学研究科
〒151-8677 東京都渋谷区富ヶ谷 2-28-4
http://lawschool.jjp.u-tokai.ac.jp/index.html