企画提案仕様書(PDF:86KB)

平 成 28 年 度 「 I T 人 材 力 育 成 強 化 事 業 」 企 画 提 案 仕 様 書
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事業名
IT人材力育成強化事業
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事業期間
交 付 決 定 日 か ら 平 成 29 年 3 月 20 日 ま で
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目的
本県では、これまで情報通信関連産業の人材育成に重点的に取り組んでおり、沖
縄 21 世 紀 ビ ジ ョ ン を 始 め 、 基 本 計 画 や 実 施 計 画 を 踏 ま え て 、 お き な わ S m a r t
Hub構想を策定するとともに、アジア経済戦略構想においても、クラウドコンピ
ューティング等の情報通信関連技術や企業ニーズの変化に柔軟に対応できる、実践
的かつ多様な人材を育成することとしている。
同時に本県は、IT関連産業が業務受注型から業務提案型へ産業構造の質的転換
を図るため、クラウド技術を活用した付加価値の高いシステム開発等の中核を担う
人材に加え、新たなビジネスの開拓、創出、拡大を担う高度IT人材の育成・確保
が必要であると考えている。
本事業は、これら人材の育成計画を持つ事業者を公募し、当事業者の計画実施に
支援することで、県内IT人材の高度化・多様化、県内IT関連産業の活性化を促
進するものである。
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想定事業内容
⑴ 対象分野
本事業において対象とする人材は次の分野である。
ア 情報サービス分野
イ ソフトウェア開発分野
ウ コンテンツ分野
エ 情報セキュリティ分野
オ その他本事業趣旨に合致する分野
⑵
実践的な講座の実施
実践的に学習する形で人材の育成が図られるような講座を実施すること。
県内企業の要望に応じて受講者の県外派遣、県外講師の招聘による企業内研修
などを行うことにより、講座の受講により企業の業務受注拡大やビジネス展開等
に資するものであること。
⑶
総合演習を実施
実プロジェクトまたは仮プロジェクトを設定し、企画から設計、製作、運用、
保守といった総合演習を実施すること。
企 画 段 階 か ら 製 作 、運 用 ま で 、プ ロ ジ ェ ク ト 全 体 の 統 括 が で き る 人 材 を 育 成 し 、
先進技術を活用した新たなシステム開発や独自商材の開拓、創出、拡大に資する
ものであること。
⑷
IT資格の取得支援講座の実施
ソフトウェア開発やセキュリティ業務等に必要なIT資格が取得できる講座を
実施すること。
講座の受講によりIT資格を取得し、付加価値の高い業務の受注等に資するも
のであること。 ※但し、IT資格試験の受験料は対象外
⑸
⑹
座学講座の実施
実践的な講座を円滑に進めるため、その基礎となる知識・技術を会得できる座
学講座を実施すること。
また、当該講座については、受講者側のニーズを把握するとともにユーザー企
業側からの最新のIT関連産業のトレンドに沿ったニーズ等も勘案した上で講座
内容を決定するものであること。
セミナー等の開催
先端技術有識者等を講師に招聘し、講演やセミナーを実施すること。
⑺
県内企業等の現状把握
効果的かつ継続的な人材育成を行うために、その背景となる経済、産業、雇用
等の状況を適切に把握するとともに、企業の現状を整理しながら教育事業を実施
するものであること。
⑻
教育機関等との連携
情報通信関連の人材育成を行っている県内大学等と連携を図り、相互補完を
図っていくスキームを整備し、本事業だけに留まらない人材育成を行うものであ
ること。
⑼
県内における講師育成
県内において将来的に講師となり得る人材の育成も併せて実施することとし、
本事業のみならず、自主事業等においても講師育成に取り組むものであること。
⑽
事務局体制の整備
本事業を円滑に進めるために、事務局を設置するほか産業界の意見などを反映
できる体制を整備するものであること。
⑾
その他
事業者自らが有する専門知識やノウハウ、教育手法等を活用することで、より
有用な結果が得られる提案をすることを妨げない。
5
外部有識者への諮問
事業の実施にあたっては、外部有識者に対しても随時意見を求め、事業の円滑な
推進に努めるものであること。
6
事業進捗に関する報告
⑴ 毎月初めに前月の各作業報告書を提出すること。
⑵ 調査内容等についても詳細に記録し、随時提出すること。
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成果品
事業の完了報告書を沖縄県が指示する様式に則り作成し、証拠書類とともに提出
すること。
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⑴
⑵
その他
業 務 の 遂 行 に 当 た っ て は 沖 縄 県 と 随 時 協 議 を 行 い 、そ の 指 示 に 従 う も の と す る 。
この仕様書に定めのない事項又は、疑義の生じた事項については、沖縄県と協
議するものとする。