天津わかしお学校あり方検討「中間報告」に寄せられたパブリックコメント(ご意見)と区の考え方 項目 1 全般 ご意見等の概要 区の考え方 天津わかしお学校では、教科等については区内の小 学校と同じ学習をしながら、「自立活動」の時間や寄宿 舎での生活などを通して、健康を回復していきます。天 ● 好き嫌いが多く、天津わかしお学校に通わせています。生活環境、勉強内容 津で身に付けた生活習慣が、中学校生活や、これから はとてもすばらしく、充実している様子です。都内は空気も悪いので、東京に戻る 先の人生における生きる力となるよう支援していきま たび辛そうで子どもは天津での生活を希望しています。中学もあればと話してい す。また、特別支援学校の設置義務がある東京都(都 ます。 立病弱特別支援学校は2校設置)と、今後も役割分 担、連携しながら児童生徒の教育環境を整備していき ます。 ● 我が子がお世話になっています。日に日に逞しく、健康改善の為に努力し、 本人の意識も改善されてきている様子を実感しています。少人数で家庭的な中で の寮生活も、楽しさでいっぱいなようです。いつも工夫を凝らしてくださる教職員の 皆様にも感謝でいっぱいです。児童は減少傾向なのが残念ですが、認知度が低 いのかなと感じます。もっと天津の良さを知ってもらえれば、児童は増えてくるの ではないかと思います。 2 広報活動等 (2件) 天津わかしお学校の教育内容については、区ホーム ページや広報紙等の広報媒体や校長会等を通じて、 ● 健康改善で設立された学校ですが、心の健康にも役立っている気がします 天津で環境が変わることで子どもの気持ちに余裕が出てきて楽しく過ごしていま 積極的に情報発信を行っていきます。 す。区内で天津わかしお学校を誤解や偏見をもっている方が居られると聞きます ご提案の項目については参考とさせていただき、実 。天津の広報活動を充実して誤解や偏見を取り除き、区民の皆さんが進んで天 施方法等の検討を行っていきます。 津に来れる環境にしてほしいと思います。以下はアイデアとして上げてみました。 ○区内の課外授業の一環として天津で授業をする経験をしてほしい。 ○先生方も天津で研修し、教職の原点を感じてほしい。 ○区内の幼稚園や保育園への広報、園長先生を集めて視察バス。区内の学校 でプロモーションビデオの上映。 ○区内での学校間の行事(例えばサッカー大会の決勝戦)を天津で行う。 ○他区からも受け入れが可能であれば活動の範囲が広がる。 他区からの受け入れについては、ニーズをふまえ検 討を行っていきます。 ○母子家庭など仕事と子育てが難しい家庭などへの支援。 ○いじめ問題など、子どもの緊急避難場所。 ○体が健康な子でも天津での生活を体験させることはできないか。 天津わかしお学校は、病弱の特別支援学校であるた め、所定の入学要件を充たすことが必要です。その上 で児童・家庭の個別の状況に対しても、一定の役割を 果たすものと考えています。 ○日帰りの体験入学では良さを知るのに難しいので1泊で実施。 天津わかしお学校について理解を深めてもらうため、 毎年、体験事業(宿泊・2泊3日/1回、日帰り/2回)を 実施しています。今後も、より効果的な実施方法につ いて検討を行っていきます。
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