平成 26 年度 特定健診・特定保健指導の実施状況(速報版) 平成 28 年 2 月 IT 推進部データ分析推進グループ 平成 26 年度 特定健康診査の実施率(1,078 組合)は 72.44% 本資料は、「平成 26 年度の特定健診・特定保健指導の実施状況」(速報版)として、1,078 組合の特定健診・特定保健指導データをもとに、特定健康診査の受診率や特定保健指導の 実施率等の基礎数値をとりまとめたものです。 【実施状況結果のポイント】 ●特定健康診査の実施率(p.2) ・特定健康診査の対象者数は約 940 万人、受診者数は約 681 万人。 ・特定健診実施率は 72.44%。 ・被保険者では 86.06%、被扶養者では 40.24%。 ●特定保健指導の実施率(p.4) ・特定保健指導の対象者数は約 128 万人で、評価対象者 1に占める割合は 18.54%。 ・特定保健指導の終了者数は約 19 万人で、特定保健指導対象者に占める割合 (=特定保健指導実施率)は 15.16%。 ・被保険者では 15.66%、被扶養者では 7.58%。 ●メタボリックシンドローム該当者の割合(p.6) ・メタボリックシンドローム該当者の割合は 12.79%。 ・被保険者では 14.61%、被扶養者では 3.59%。 ●メタボリックシンドローム該当者及び特定保健指導対象者の減少率(p.7-8) ・メタボリックシンドローム該当者の減少率は 27.41%(対前年度比)。 ・特定保健指導対象者の減少率は 23.35%(対前年度比)。 ●薬剤(高血圧症、脂質異常症、糖尿病)を服薬している者の割合(p.9) ・高血圧症:13.87%、脂質異常症:8.46%、糖尿病:3.82%。 1特定健康診査項目の一部を実施できなかったものの、実施した健康診査の項目から、特定 保健指導の対象者か否かを判断できる者に、特定健康診査受診者を加えた者。 1 1.特定健康診査の実施率 平成26年度特定健康診査の対象者数(1,078組合)は約940万人、受診者数は約681万人 であり、特定健康診査実施率は72.44%であった。 被保険者・被扶養者別に特定健康診査実施率をみると、被保険者:86.06%、被扶養者: 40.24%であった。 (1)全 体 対象者数 受診者数 9,403,477 人 実施率 評価対象数 72.44% 6,886,402 人 実施率 評価対象者数 6,811,652 人 (2)被保険者・被扶養者別 区分 対象者数 受診者数 被保険者 6,608,191 人 5,686,950 人 86.06% 5,749,741 人 被扶養者 2,795,286 人 1,124,702 人 40.24% 1,136,661 人 (3)組合形態(単一・総合)別 区分 対象者数 受診者数 実施率 評価対象者数 単一組合 5,932,876 人 4,429,947 人 74.67% 4,473,540 人 総合組合 3,470,601 人 2,381,705 人 68.63% 2,412,862 人 実施率 評価対象者数 (4)加入者別・形態別 区分 形態 対象者数 受診数 単一 4,059,887 人 3,602,834 人 88.74% 3,638,008 人 総合 2,548,304 人 2,084,116 人 81.78% 2,111,733 人 単一 1,872,989 人 827,113 人 44.16% 835,532 人 総合 922,297 人 297,589 人 32.27% 301,129 人 被保険者 被扶養者 2 (5)年齢階層別 【被保険者】 40-74 歳 40-44 歳 45-49 歳 50-54 歳 55-59 歳 60-64 歳 65-69 歳 70-74 歳 86.06% 87.93% 88.84% 89.12% 88.35% 81.78% 66.38% 52.87% 40-74 歳 40-44 歳 45-49 歳 50-54 歳 55-59 歳 60-64 歳 65-69 歳 70-74 歳 40.24% 38.80% 41.09% 43.32% 42.72% 40.01% 36.53% 27.77% 【被扶養者】 3 2.特定保健指導の実施率 平成26年度に特定健康診査を受けた者のうち、特定保健指導の対象者 2になった者の割 合(特定保健指導対象者数÷評価対象者数 3×100)は18.54%であった。 特定保健指導対象者のうち特定保健指導を終了した者の割合(以下、「特定保健指導実施 率」という。)は15.16%であった。 (1)全 体 特定保健指導 特定保健指導 特定保健指導 特定保健指導 対象者数 対象者割合 終了者数 実施率 1,276,564 人 18.54% 193,471 人 15.16% (2)被保険者・被扶養者別 区分 特定保健指導 特定保健指導 特定保健指導 特定保健指導 対象者数 対象者割合 終了者数 実施率 被保険者 1,197,281 人 20.82% 187,462 人 15.66% 被扶養者 79,283 人 6.98% 6,009 人 7.58% (3)組合形態(単一・総合)別 区分 特定保健指導 特定保健指導 特定保健指導 特定保健指導 対象者数 対象者割合 終了者数 実施率 単一組合 806,607 人 18.03% 156,881 人 19.45% 総合組合 469,957 人 19.48% 36,590 人 7.79% (4)加入者別・形態別 区分 被保険者 被扶養者 2 形態 特定保健指導 特定保健指導 特定保健指導 特定保健指導 対象者数 対象者割合 終了者数 実施率 単一 749,689 人 20.61% 152,119 人 20.29% 総合 447,592 人 21.20% 35,343 人 7.90% 単一 56,918 人 6.81% 4,762 人 8.37% 総合 22,365 人 7.43% 1,247 人 5.58% 評価対象者のうち、保健指導レベルが積極的支援、動機づけ支援に該当する者。 3特定健康診査項目の一部を実施できなかったものの、実施した健康診査の項目から、特定 保健指導の対象者か否かを判断できる者に、特定健康診査受診者を加えた者。 4 (5)年齢階層別 【被保険者】 40-74 歳 40-44 歳 45-49 歳 50-54 歳 55-59 歳 60-64 歳 65-69 歳 70-74 歳 15.66% 16.92% 16.43% 16.33% 15.77% 11.27% 7.69% 5.47% 40-74 歳 40-44 歳 45-49 歳 50-54 歳 55-59 歳 60-64 歳 65-69 歳 70-74 歳 7.58% 7.52% 7.85% 8.43% 7.98% 6.55% 5.59% 6.13% 【被扶養者】 (6)保健指導レベル別 【被保険者】 積極的支援 40-74 歳 動機づけ支援 13.78% 18.59% 40-44 歳 14.73% 20.50% 45-49 歳 14.09% 20.39% 50-54 歳 14.18% 20.10% 55-59 歳 13.60% 19.77% 60-64 歳 9.54% 14.34% 65-69 歳 5.02% 7.72% 70-74 歳 6.45% 5.46% 【被扶養者】 積極的支援 40-74 歳 動機づけ支援 6.12% 8.17% 40-44 歳 5.83% 8.17% 45-49 歳 6.20% 8.49% 50-54 歳 6.49% 9.30% 55-59 歳 6.41% 8.83% 60-64 歳 5.51% 7.21% 65-69 歳 0.00% 5.63% 70-74 歳 11.11% 6.11% 5 3.メタボリックシンドローム該当者 4の割合 メタボリックシンドローム該当者の割合は 12.79%であった。また、被保険者・被扶養者別に みると、被保険者:14.61%、被扶養者:3.59%となっている。 (1)メタボリックシンドローム該当者の割合 割合 メタボリックシンドローム該当者 12.79% (2)年齢階層別 【被保険者】 40-74 歳 40-44 歳 45-49 歳 50-54 歳 55-59 歳 60-64 歳 65-69 歳 70-74 歳 14.61% 8.85% 12.31% 15.72% 19.19% 21.76% 22.77% 21.63% 40-74 歳 40-44 歳 45-49 歳 50-54 歳 55-59 歳 60-64 歳 65-69 歳 70-74 歳 3.59% 1.09% 1.87% 3.14% 4.94% 6.57% 8.12% 11.45% 【被扶養者】 4内臓脂肪の蓄積(腹囲測定等)に加え、血中脂質、血圧、血糖の基準のうち、2 該当する者 6 つ以上に 4.メタボリックシンドローム該当者の減少率(対前年度比) メタボリックシンドローム該当者の減少率 5は 27.41%であった。また、被保険者・ 被扶養者別にみると、被保険者:27.48%、被扶養者:25.84%となっている。 (1)メタボリックシンドローム該当者減少率 減少率 メタボリックシンドローム該当者 27.41 % (2)年齢階層別 【被保険者】 40-74 歳 40-44 歳 45-49 歳 50-54 歳 55-59 歳 60-64 歳 65-69 歳 70-74 歳 27.48% 34.48% 30.32% 27.52% 25.45% 23.62% 21.93% 22.52% 40-74 歳 40-44 歳 45-49 歳 50-54 歳 55-59 歳 60-64 歳 65-69 歳 70-74 歳 25.84% 31.34% 28.01% 26.89% 26.05% 24.60% 24.40% 22.71% 【被扶養者】 5 (昨年度の内臓脂肪症候群該当者数のうち、今年度の内臓脂肪症候群予備群の数+今年度 の内臓脂肪症候群該当者・予備群ではなくなった者の数)÷昨年度の内臓脂肪症候群該 当者の数。 7 5.特定保健指導対象者の減少率(対前年度比) 特定保健指導対象者の減少率 6は 23.35%であった。また、被保険者・被扶養者別に みると、被保険者:23.24%、被扶養者:25.07%となっている。 (1)特定保健指導対象者減少率 減少率 特定保健指導対象者 23.35% (2)年齢階層別 【被保険者】 40-74 歳 40-44 歳 45-49 歳 50-54 歳 55-59 歳 60-64 歳 65-69 歳 70-74 歳 23.24% 23.99% 23.17% 22.97% 22.95% 22.76% 22.47% 25.60% 40-74 歳 40-44 歳 45-49 歳 50-54 歳 55-59 歳 60-64 歳 65-69 歳 70-74 歳 25.07% 25.75% 24.99% 25.22% 24.87% 24.22% 26.04% 24.01% 【被扶養者】 6 昨年度の特定保健指導の対象者数のうち、今年度は特定保健指導の対象ではなくなった者 の数÷昨年度の特定保健指導の対象者数 8 6.薬剤を服用している者の割合 高血圧症の治療に係る薬剤を服用している者の割合は 13.87%、脂質異常症の治療に係 る薬剤を服用している者の割合は 8.46%、糖尿病の治療に係る薬剤を服用している者の割合 は 3.82%となっている。 7 (1)高血圧の治療に係る薬剤を服用している者の人数・割合 割合 全体 13.87% 被保険者 14.70% 被扶養者 9.67% (2)脂質異常症の治療に係る薬剤を服用している者の人数・割合 割合 全体 8.46% 被保険者 8.41% 被扶養者 8.75% (3)糖尿病の治療に係る薬剤を服用している者の人数・割合 割合 7 全体 3.82% 被保険者 4.24% 被扶養者 1.69% なお、これらの割合は、高血圧症及び脂質異常症、糖尿病の治療に係る薬剤を重複して服 用している者を含めた割合である。 9
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