北極星 - 狭山ヶ丘高等学校

北極星
No30
H.28.3.3.
狭山ヶ丘高校の進学実績の飛躍
校長
小川義男
狭山ヶ丘高校の大学進学実績は、この数年、特に昨年度、明らかに後退してきていた。
その事実は率直に認めなくてはならない。
原因はまだ明確ではない。若手優秀教員が飛躍的に増大したが、教壇経験がまだ浅い。
反面、年配教員の多くが定年退職の時期に入っていた。これが一因だった可能性もある。
当然、学年の結束力、リーダーの指導力も、大きく関わってくる。
東大複数合格という目標を掲げ、難関私立大学、いわゆるマーチ G
また、国公立優先
(明治
青山
早稲田
立教
慶應
法政
上智
中央
学習院)への合格獲得が、なおざりになった一面もある。
東京理科
というような、超難関私大を軽視する傾きがあったか
も知れぬ。すべて校長の責任である。
本年度は、東大をはじめとする国公立大学
医大への合格を目指しつつも、超難関私
立大学、G マーチをも視野に入れながら、全教職員が一丸となって進路指導に当たってき
た。学年のチームワークも凄い。
全体的結果は、まだはっきりしないが、二月末現在でも、昨年度に比べて飛躍的な前進
が見られる。「浪人生」の成果もまだ把握できていない。しかし、これまでに判明した現
役の合格だけでも、相当大きな前進が見られたと言えよう。
本紙「北極星」は、生徒の大学受験並びに平素の学習の進め方についてアドバイスする
校長発行の新聞である。
今回は、進学実績の中間報告号という形式となった。第二志望として本校進学を検討中
の諸君のお手元にも、お届けする。何かの参考になれば幸いである。
本学園、中、高等部に在籍する諸君は、先輩の躍進しつつある実績をさらに伸張して、
自らのスタンスを確保するため力を尽くしてもらいたい。
国公立大学
私立大学合格者、並びに浪人生の成果が、最終的にはっきりした段階では、
北極星 31 号で、重ねてお知らせする。
早稲田大学 14(16)
慶應義塾大学 4(2)
上智大学 5(6)
東京理科大学 15(6)
国際基督教大学 1(0)
早慶上理 ICU
39(30)
明治大学 25(21)
青山学院大学 13(10)
法政大学 26(19)
学習院大学 12(4)
GMARCH
立教大学 24(13)
中央大学 27(9)
127(76)
本年度分は現役のみの中間報告
実績
括弧内は昨年度の浪人を含めた最終