学年年が変わって早2ヶ 月半 前期中間考査を終えて

2015.6.30
前期中間考査を終えて
今⽉月⾏行行われた前期中間考査は、いかがだったでしょうか。新2学年年となった
みなさんからすれば、初の選択授業を含んだ定期考査となりました。主要教科
のみで構成された昨年年度度の定期考査とは違い、教科の数が増えたからこそ勉強
13号
しなくてはならないことが増えたことと思います。 さて、ここでは定期考査を終えたからこそ、⽣生徒のみなさんに再確認しても
らいたい内容を挙げていきたいと思います。 学年年が変わって早2ヶ⽉月半
2学年年になってから早2ヶ⽉月半、⽣生徒のみなさんも新⼆二学年年としての⽣生活に
慣れてきたころだと思います。慣れてきたといえば聞こえはいいかもしれませ
んが、それは果たして良良いことなのでしょうか。みなさんもご存じだとは思い
ますが、漫画家、⼿手塚治⾍虫⽒氏の「慣れ」についての興味深いエピソードがあり
ます。
⼈人気漫画家として軌道にのってきた⼿手塚⽒氏は担当の編集者に「作品を描くの
には慣れてきましたか?」と聞かれ、「ええ、おかげさまで作品を描くスピー
①授業への出席の重要性 選択教科の特徴としては、週に2時間の授業が同じ曜⽇日に2時間連続して
⾏行行われるというものが挙げられます。これによって、仮に1⽇日学校を⽋欠席し
たことで2時間分の⽋欠席がついてしまうことになります。 学校を休むということは本来避けたいものではありますが、体調不不良良など
のやむを得ない事情で⽋欠席をしなければならないときが来る可能性もありま
す。そういったときのためにも普段の学校⽣生活のなかでの⽋欠席は極⼒力力避けて
いきましょう。 ②課題提出の重要性 ドも速くなってきました。」と返したそうです。そうすると編集の⽅方は⾸首を振
選択授業の内容は様々なものがあります。進学を前提とした授業や、資格
り「残念念です。慣れてスムーズにいくようになってきたということはパターン
取得を⽬目標とした授業、社会で⽣生活していくための基礎知識識を学ぶための授
化してしまって⼯工夫をされていないということなのです。」とおっしゃったそ
業などがありますので、授業内容や講義形式も様々な内容になっていると思
うです。⼿手塚⽒氏は衝撃を受け、⾃自分が仕事に妥協して、こだわりを持たずに楽
いますが、共通していることは平常点があるということです。 をすることだけを考えていたことを⾃自覚するのです。
今⽉月⾏行行われた定期考査が評価の⼀一つの要素となることは確かですが、成績
もちろん、みなさんは漫画家ではありませんし、作品を創作しているわけで
はそれだけで出るわけではありません。⽇日々の授業態度度や、課題の提出状
はありません。ですが、みなさんは⽇日々の学校⽣生活をただ惰性で過ごしてはい
況、出⽋欠席などで影響される平常点によっても成績は変動します。もちろ
ませんか?ただ単に毎⽇日やってくる学校⽣生活の1⽇日と考えるのではなく、こだ
ん、定期考査に全⼒力力で取り組むのは素晴らしいことですが、それだけではな
わりを持って毎⽇日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
く、⽇日々の授業も⼤大切切にしていってほしいと考えています。
今⽉月のスナップ(那須ハイランドパーク) 遠⾜足、新体⼒力力テストを終えて 先⽉月は遠⾜足、新体⼒力力テストと⾏行行事が2つ⾏行行われました。4⽉月号において「⾃自
発性」を⾏行行事運営のモットーとして提⽰示したとおり、これらの⾏行行事は⽣生徒⾃自⾝身
今後の予定 66月 2222日((月))
校内公開授業週間 ((2266日まで))
のみなさんにとってどのようなものだったでしょうか。みなさんの感想を紹介
77月 11日((水))
求人受付開始
してきたいと思います。 77月 99日((木))
生徒会役員改�正
⾏行行事を終えての⽣生徒の感想 77月 1177日((金))
全校集会①
77月 2211日((月))〜
夏期休業 ((88月2233日まで))
夏期講習 ((3311日まで))
が考え⾏行行動することに重きを置いたものとなりました。その2つの⾏行行事は⽣生徒
・⾃自分は集合時間をしっかり守れたのでよかったと思う。⼀一⽅方で守れない⼈人が クラスにいたのが気がかりだった。 ・最低限のことはしっかりできたので良良かったと思う。あとは⾏行行事を楽しんで いきたい。 ・遠⾜足において時間を厳守できない⼈人がいたことや、その⼈人を周りの班員も フォローしきれていなかったので今後はこういうことがないように気をつけ ていきたい。 ・ミスが起きないようにしっかりと話し合うことの重要性を認識識できた。 ・修学旅⾏行行はアメリカというとても広いフィールドになるので今回のままでは いけないと思いました。良良かったところと悪かったところを⾃自分なりにしっ かりと考えていきたいと思います。 感想を読んでいくと「⾃自分はミスをしなかったので良良かった」という感想と
「クラスにミスをした⼈人がいたので何ができるか考えていきたい」という感想
を持つ⽣生徒が多かったことに気づかされました。確かに⾏行行事でも何でもまずは
⾃自分がしっかりしていなければなりません。しかしそれはできて当然のことを
しているにすぎません。団体というのは⾃自分のことだけを考えている⼈人が集
まっても何もうまくはいきません。ですから当然、社会に出ても企業は⾃自分の
こと以外も考えられる⼈人材を欲します。今後も松濤祭や修学旅⾏行行など、⾏行行事は
多くあります。これらの⾏行行事を通して⼈人間的に広さと深みを持った⼈人間に成⻑⾧長
していってもらえればと強く願います。 保護者の皆様へ 22学年となり、早22ヶ月半が経過しました。ご家庭ではお子様が次々
と試験の結果を持ってきている時期であると思います。22学年となり
最初の定期考査ではありますが、お子様が進路を決める時期まであと
11年をきった状態の定期考査でもあります。はじめての選択授業の試
験があったということもありますので、これを機に保護者の皆様とお
子様の間で学校生活や進路についてじっくりと話し合っていただけれ
ばと考えております。
これからも修学旅行関連をはじめ、様々な面でご協力いただくこと
があると思いますので今後ともよろしくお願い致します。