平成28年3月11日 3 月 5 日(土) 、大地震を想定した災害訓練を実施しました。当院では県北地域の「災害拠点病院」 と赤十字病院の使命である「災害救護」の役割が果たせるよう、日本赤十字社をはじめいろいろな訓 練や研修に参加するとともに、院内でも毎年災害訓練を開催し、職員の意識を高めています、また、 当院では DMAT4 班・常備救護班 8 班を配置し、災害時に備えています。 今回の訓練は 2 部構成。第 1 部では災害対策本部の立ち上げ訓練として、地震発生後すぐに院内放送 で各部署への指示を出し、患者さまや職員の安全確認、施設設備の被災状況、ライフラインの確保状 況などを確認。災害対策本部で一元的に情報を把握し、的確な指示が出せるかを訓練しました。 第 2 部では、多数の傷病者が搬送されてくることを想定し、緊急度や重症度によって振り分ける「ト リアージ」の研修と訓練を行いました。患者役には病院ボランティアの方々に参加いただき、限られ た医療資源を使用しての応急処置や搬送を行い、迫真の演技で本番さながらの訓練となりました。 今日で東日本大震災から丸 5 年の節目を迎えました。赤十字としてどのように貢献できるかを考えな がら、今後も訓練を積み重ね、災害時も迅速に医療提供できるよう、体制の強化に努めてまいります。 福 島 赤 十 字 病 院 〒960−8530 福 島 市 入 江 町 11-31 ℡(024)534-6101
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