1 非常通報装置とは 強 盗 な ど 重 要 事 件 が発 生 し た 場 合、 犯 人 に 知ら れ な い よう 警 察 110番に 通 報 を 行う 装 置です。 非 常 通 報 装 置 の ボ タン を 押 す こ とで 、 警 察 本部 の 110番 に繋 が り 、 あら か じ め 記録 さ れた音声やデータなどで事件の発生を通報することができます。 2 非常通報装置を設置できる施設及び手続き (1) 非常通報装置を設置できる施設 銀行などの金融機関や学校、幼稚園、保育所、病院、児童福祉施設など (2) 手続き 非常通報装置を設置する場合は、事前に警察本部長の承認を受けなければならず、 更に承認には、一定の要件を満たしている必要があります。 設置の手続については、機器の設置前に、あらかじめ警察本部通信指令課に相談し て下さい。 3 非常通報装置の要件 非常通報装置の知識、技能を有する業者との保守点検に関する契約がなされており、 次の要件を満たすことが必要です。 (1) 手動で発報する装置であること セ ン サ ー 等 の 機 械警 備 で は な く、 非 常 押 ボタ ン を 押 すこ と に よ り 自動 的 に 110番 に 通報する機能を備えているもの。 (2) 誤報防止の機能及び通報されていることが確認できる機能を備えていること。 非常押ボタンのカバーを取り付けていること。 通報ランプが点灯するなど、通報されていることが客観的に確認できる機能を備え ているもの。 (3) 入電した時点で通報場所を特定できること あらかじめ記録された音声やデータ、発信された電話番号により、受理した警察本 部において、発信施設名・所在地を特定することができること。 (4) 通報装置の周囲の状況が確認できること 警察本部からの逆信に対し、通報者側が受話器を取り、会話が可能な場合は事情聴 取、会話ができない状況でも受話器を保留しておくことで通報装置の周囲の状況を確 認することができるもの。 ※ 詳しくは、警察本部通信指令課にお問い合わせ下さい。 宮崎県警察本部 0985-31-0110(警察本部代表)
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