16日 - 和歌山県警察

定例会議の開催結果
第１
日時
平成 27年４月 16日（木）
第２
１
午前 10時 00分～午前 11時 10分
出席者
公安委員会側
片山委員長、大桑委員、溝端委員
２
県警察側
本部長、警務部長、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、首席監察官、
情報通信部長、総務課長
第３
１
議事の概要
協議・報告事項
(1) 和歌山県の犯罪情勢（平成 27年３月末暫定値）
生活安全部長から、本年３月末現在における犯罪情勢（暫定値）について、報告が
あった。
関係資料･･･
(2) 特殊詐欺被害防止のための金融機関における水際対策の強化要請について
生活安全部長から、本年５月１日より、高齢者から高額出金の申し出があった場合、
金融機関から全件 110番通報してもらうように、本年４月 22日開催の和歌山県特殊詐欺
被害防止対策協議会で要請する旨の報告があった。
(3) 児童ポルノ製造被疑者の逮捕について
生活安全部長から、本年４月 11日、和歌山県健全育成条例違反（淫行）で通常逮捕
した被疑者を児童ポルノを製造した事実で再逮捕した旨の報告があった。
(4) 少年に手を差し伸べる立ち直り支援活動（友ヶ島清掃活動）の実施について
生活安全部長から、非行歴を有する少年たちが友ヶ島において、清掃ボランティア
活動を行うことにより、郷土への関心と愛着、観光地を守っているという充実感を持
ってもらい、更に、少年補導員等のボランティアと共に活動を行うことで、コミュニ
ケーション能力を養い、規範意識を向上させ、再非行防止を図る旨の報告があった。
関係資料･･･
(5) 韓国式エステ店の摘発・検挙について
生活安全部長から、本年４月 11日、和歌山市内アロチ地区内の禁止区域において、
店舗型性風俗特殊営業を営んでいた韓国式エステ店を摘発し、被疑者２名を現行犯逮
捕した旨の報告があった。
(6) 殺人未遂事件の発生、検挙について
刑事部長から、本年４月 10日、有田川町内において、被害者の首部を絞め殺害しよ
うとしたが、未遂に終わった被疑者を殺人未遂により、緊急逮捕した旨の報告があっ
た。
(7) ゴールデンウィークにおける交通渋滞予想について
交通部長から、ゴールデンウィークにおける交通渋滞予想について報告があった。
関係資料･･･
(8) その他
各部長の報告終了後、片山委員長から、
「高齢者から高額出金の申し出があった場合は、金融機関から全件 110番通報し
てもらうように要請するようだが、実際そうなれば、警察も大変ですね。また、
通報件数もどれ位になるのか。」
旨の発言があった。
生活安全部長から、
「全件 110番通報の対象となる件数については、正確な統計数字がありませんの
で判然としませんが、他府県の例を参考にしますと、一日当たり 10件くらいと見
込んでおります。」
旨の発言があった。
片山委員長から、
「特殊詐欺の被害が収まらず、かなり大変だと思うが、頑張ってもらいたい。」
旨の発言があった。
本部長から、
「犯罪情勢については、刑法犯の認知件数、検挙件数とも順調に推移していると
思います。現在、初度巡視で各署を回っていますが、犯罪抑止に関して、１番多
い自転車盗については、駐輪場への防犯カメラの設置や鍵掛けの広報、３番目に
多い万引きについては、店員がお客に対し、声掛けを行うことにより、万引き行
為を自制させる効果があるので、各店舗等にお願いするよう指示しております。
また、窃盗犯の抑止には、捜査の力が大きく、中でも車上ねらいは、この種事案
の犯人を逮捕したことにより、大きく減少しております。引き続き犯罪抑止や検
挙に向けた対策を強化していきたいと思います。」
旨の発言があった。
２
決裁事項・専決処理事項等報告
(1) 遺族給付金の裁定について
平成 26年８月に発生した傷害致死事件に関する遺族給付金に関して、同給付金を支
給したい旨の報告があり、原案どおり決定した。
(2) 交通情報提供事務委託業務の契約について
平成 27年度の交通情報提供事務委託業務の契約について報告があり、審議した結果、
原案どおり決定した。
(3) 運転免許の行政処分について
運転免許の取消しに係る意見の聴取結果について説明があり、審議した結果、行政処
分を決定した。

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