配偶者等からの暴力（ＤＶ）の防止壱岐警察署内閣府その他の男女共同参画推進本部構成府省庁の主唱で、１１月１２日から１１月２５日までの２週間｢女性に対する暴力をなくす運動」が実施されます。警察も、この運動の関係機関として、女性に対する暴力の問題への取組みを一層強化することとしています。 ○配偶者等からの暴力でお悩みの方へ警察では、配偶者等からの暴力について相談を受け付けています。相談を受けた場合、被害者の意向に配意しながら、防犯指導や援助、関係機関の紹介、相手方に対する指導・警告、検挙等を行っています。どうか一人で悩まず、壱岐警察署にご相談下さい。 ○保護命令を知っていますか？｢身体に対する暴力」又は｢生命等に対する脅迫」を受けた被害者は、その後も配偶者等 (加害者 )からの身体に対する暴力により、生命又は身体に危害を受けるおそれが大きいときは、地方裁判所に、加害者に対して保護命令を出してもらうよう申し立てることが出来ます。保護命令には、相手方 (加害者 )に対して ① 被害者の身辺へのつきまといや、住居や職場等の付近をはいかいすることを６か月間禁止するもの（接近禁止命令） ② 被害者の自宅から２か月間退去させるもの（退去命令）があります。 ※ ①と併せて、被害者に対する電話等を禁止したり、子どもや親族に対する接近禁止命令を発することもできます。 ※ 保護命令に違反した場合は、１年以下の懲役又は１００万円以下の罰金となっています。 ○ 110番通報者登録システムを知っていますか？警察では、事案発生時の迅速な立ち上がりと保護措置の推進を目的として、被害者等に対して 110番通報者登録システムの援助を行っています。このシステムに、あらかじめ被害者等の電話番号や氏名、事案概要等の情報を登録することにより、登録された方からの 110番通報に際して、迅速に対応することが可能となりますので、システムを活用していただくことをお勧めします。