~成績説明請求制度に関する注意点~ ◇ 書類の不備、特に請求願の押印箇所への押印漏れは、認められません。 ◇ 成績説明請求願提出前に「成績説明請求チェック票」と対照して、請求内容 が適正かどうか自己チェックした上で、成績説明請求願とチェック表をと もに提出してください。 成績説明請求制度実施結果の分析により、書類の不備や、制度の目的から著しく 逸脱した請求内容(既に公表している成績評価基準を問い合わせる、単なる希望・ 要望・懇願)、授業出席回数等の虚偽の申告があったことが問題となりました。 特に明らかな虚偽の申告に対しては懲罰の対象とすることも検討されています。 また、制度の主旨に反する請求が多発した場合、制度が成り立たなくなる恐れがあ りますので、請求をする場合は、「成績説明請求チェック票」により、制度の目的 にかなった請求であるかどうかを再確認した後に提出をしてください。 ◇ 成績評価に関する交渉の場を提供するものではありません。 この制度は、成績評価に関する具体的な疑問を問い合わせ、それに対して担当教 員から回答を得るという形を通して、成績評価に対する学生の納得度を高めること を目的としています。正しく運用されると、この制度は学生の皆さんに大きなメリ ットを生み出します。たとえば、成績説明請求がきっかけで、採点ミスが発見され る例もありました。学生の皆さんには、制度の目的をよく理解した上で請求をする ようにしてください。 成績説明請求願の事例 良い例 悪い例 ・ 講義を全回出席し、全部で 5 回のレポート ・ 一生懸命やったのにDなんて酷すぎます。 課題もすべて提出しました。また授業中に なんとかして下さい。 実施された小テストも 75 点でした。 ⇒ 感情に訴え具体的な証拠なし しかしながら、到達水準Cに満たないDと いう成績になっています。この点について、 ご説明をお願いします。 ・ 「Cよりは、良い成績だと思うのです が・・・?」または、 「何故、Bなのでしょう か?」 ⇒ 具体的な自己分析や証拠のない単純な 質問になっている。 ・ 私は到達目標以上だと思います。先生の 到達目標を明らかにして下さい。 ⇒ シラバスを調べること。 ・ 就職が決まっているのでDでもよいから通 してください。 ⇒ 交渉の場ではありません。 ・ 私はBですが、定期試験で同じ答えを書い たZ君はAでした。なぜでしょうか? ⇒ カンニングあるいは虚偽の疑いのある 内容。 ・ 先輩から授業に出席しなくても、期末レポ ートさえ提出すればCはもらえると聞いてい ました。なぜFなのでしょうか。 ⇒ 授業に対する態度が不真面目であるこ とを棚に上げた挙句、根拠のない噂を拠り 所とした不適切な質問である。
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