仙台都構想とは 宮城県全域を道州制における州都にふさわしい都市

仙台都構想とは
宮城県全域を道州制における州都にふさわしい都市「仙台
都」に作り変えること
仙台都構想
現 行
広
域
的
行
政
基
礎
的
行
政
仙
宮 城 県
県
の
仕
事
34 市 町 村
市
町
村
の
仕
事
台
市
広
域
的
行
政
基
礎
的
行
政
仙 台 都
5~10程度の特別区・市町村
仙台都構想の目的
○
将来の道州制に先立ち、広域行政を一本化し、宮城県
が各地域の力を結集した強い大都市へと生まれ変わるこ
と
○
二重行政の解消及び自治体のさらなる再編により少子
高齢・人口減少社会に対応した簡素で効率的な行政体制
を実現すること
○
都構想を打ち出し、実行に移すことにより、道州制と
いう新しい国の形を大阪に続き、宮城から全国に発信す
ること(明治維新時に薩長により作られた中央集権国家を宮城が
大阪とともに先頭に立って変える)
仙台都実現までの工程
①
県内の自治体が仙台市と合併。人口 200 万人都市を目指
す。
②
人口 200 万人の仙台市が誕生(もしくは仙台市と隣接す
る自治体の人口が 200 万人になった時点)
→合併は一度に行うことが望ましい(五月雨式合併は、都
度合併に伴う事務作業を生じ不効率であるため)
③
①・②に並行して、国会において宮城県の名称を「仙台
都」に変更する法律を制定
④
大都市地域特別区設置法の規定に基づき、仙台市を廃止
し、10 区を上限として特別区を設置するとともに、宮城
県の名称を「仙台都」に改称
⑤
旧宮城県庁と仙台市役所を、仙台都庁と各特別区役所に
再編
⑥
特別区(旧仙台市)以外の自治体の合併(②の工程にお
いて、人口 230 万人の宮城県全体が仙台市にまとまること
がベスト。その場合、⑥の工程はない)
(参考)なぜ都なのか
問:大都市地域特別区設置法によらず、現行の仙台市に全
自治体が1つにまとまった方が役所も1つだし効率
的ではないのか。
答
:そうなると、下記のとおりとなる。
政令市のまま全自治体が合併した場合
宮 城 県
広
域
的
行
政
基
礎
的
行
政
①
仙 台 市
基礎的行政(住民に身近な行政)を仙台市単独で
行うことになり、住民と行政の距離が大きくなる。
②
宮城県の役割がほぼなくなるが、現行地方自治制
度において県を廃止することはできないため、完全
な 2 重行政体制となる。
③
住民自治の基本となる議会が宮城県議会を除き
仙台市議会ただ1つとなる。
などの理由により、大都市地域特別区設置法に基づき、
宮城県を「都」とし、さらに名称を仙台都に変更すべ
き。