考古発見でたどる 『史記』の時代 中国古代史を描いた『史記』の記述は真実か? 司馬遷は生き恥をさらした男なのか?本講座 では、20世紀に入って新たに発見された考古 遺跡・文物と『史記』の記載をつきあわせて、 その虚実を考えます。甲骨文・青銅器・竹簡・ 帛書・俑(はにわ)など扱う資料もさまざま です。みなさん一緒に古代中国の世界へと参 りましょう。7月から始まる6ヵ月講座です。 ●講 師 学習院大学教授 村松弘一 ●開講日 第 2 木曜日 13:00~14:30 ●受講料 6 ヵ月(6 回)分 13,800 円+税 7月 9日 ※7月30日 9月10日 10月 8日 殷王朝-殷墟と甲骨文字 周王朝-青銅器と金文 戦国-長江流域の世界~鄂君啓節・楚簡 戦国―合従連衡の虚実~馬王堆帛書『戦国縦横家書』 11月12日 秦-始皇帝の見た風景~始皇帝陵と兵馬俑 12月10日 漢-法は三章のみ?~張家山漢簡の世界 ※8 月 2 週目は休講日のため、7 月 5 週目の 30 日に振り替え 講師紹介プロフィール 村松 弘一(むらまつ・こういち) 1971 年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業。学習院大学大学院博士後期課程単位修得退学。 博士(史学)。学習院大学東洋文化研究所助手、准教授を経て、同大学国際研究教育機構教 授。専門:中国古代史(秦漢時代)。共著書:『宇宙と地下からのメッセージ-秦始皇帝陵とそ の自然環境』、『東洋学の歩いた道』、『世界の蒐集-アジアをめぐる博物館・博覧会・海外旅 行』論文:「秦漢帝国と黄土地帯」(『イエローベルトの環境史』、弘文堂)。
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