古代史 徐福と日本神話の神々 前田 豊(古代史家、神奈川徐福研究会理事)著 四六判並製 204 頁 2015 年 12 月刊 予価本体 1,800 円+税 今から 2200 年前、徐福一行は日本列島に渡来したといわれている。縄文か ら弥生時代への変わり目の頃である。 日本古代史は天皇の歴史でもあるが、徐福伝承は全国に存在し、その活動状 況も少しずつ明らかになりつつある。 本書は、第1編で、日本各地の伝承の実態をまとめ、第2編で、徐福に関す る古代文献からこれまでの論考を整理、徐福像の確立を目指し、その足跡と精 神の日本文化への影響を探る。 徐福伝承を通した日本列島の古代史を広げ、進化させる労作。 【収録目次】 まえがき 第Ⅰ編 日本の徐福伝承 第1章 古代日本列島への渡来者 第2章 日本各地の徐福情 第3章 中国地方・近畿の徐福情報 第4章 東海の徐福伝承 第5章 関東──相模の徐福情報 第6章 富士山麓の徐福伝承 第7章 東北、伊豆諸島の徐福伝承 第Ⅱ編 徐福に関する論説 第1章 徐福と富士古文献の関係について 第2章 竹内文書と富士文献の繋がり 第3章 徐福の民族的考察 第4章 東三河の秘史から推定される徐福 第5章 イワクラ信仰と徐福・秦氏の関係 第6章 日本神話の神々は徐福集団が反映されている !? 第7章 日本精神文化の基層──神仙思想と不老不死の世界 あとがき 第8章 日本古代史における徐福の位置づけ ■著者紹介 1941 年兵庫県生まれ。大阪大学工学修士、繊維化学会社にて炭素繊維技術研究開発に従事。不思議現象の発現メカニズムと意識科学に関心をもつ。 サトルエネルギー学会学術委員長、エネルギー資源学会会員、イワクラ学会理事、神奈川徐福研究会理事、国際縄文学会会員、歴史研究会会員。 著書『古代神都 東三河』/『倭国の真相──古代神都 東三河 2』/『消された古代東ヤマト──蓬莱の国 東三河と徐福』 『徐福王国相模──古代秘史・秦氏の刻む歴史』 (以上、彩流社)/『炭素繊維の最先端技術』、『炭素繊維の製造・応用技術の最前線』など多数 前田 豊著 予価(本体 1,800 円+税) 徐福と日本神話の神々 (仮) ISBN978-4-7791-2193-7 C0021
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