どんなもの? 高速回転させた鏡にプロジェクターで像を投影すること により、360°どこからでも見れるようにホログラムを 作る 検証方法 ディスプレイを作り、多くの鑑賞者に同時に干渉させた。 議論 先行研究と比べて 先行研究よりも遅いフレームレートで再生できるうえに、 上下に視点を動かしてもちゃんと見ることができる。 またインタラクティブに操作することもできる。 技術のキモはどこ? カメラトラッキングの技術の進歩により、視点の上下を 判定して焦点距離を変えることができるようになった。 まだ上下の角度に制限があり、真上や下からは見られな い。色も白黒しか表示できない。 次に読む論文 Freundenberg)et)al.)2004) 201311421金井啓太 どんなもの? 光の反射率0.035%という世界一黒く見える物質。 検証方法 物体を作ってアルミニウムをコーティングし、実際に展 示し光の反射率や見え方を測定した。 先行研究と比べて 議論 今までの物質より圧倒的に光の反射率が少なく、写真の ようにしわのあるアルミニウムをコーティングしても 真っ黒に見える まだアルミニウム上にコーティングすることでしか生成 できないが、不必要な光を制限することで精度が上がる 研究への応用が期待されている 技術のキモはどこ? 次に読む論文 2∼3ナノメートルの非常に小さいカーボンナノチュー ブを生成することが出来る技術 Z.)P.)Yang,)M.)L.)Hsieh,)J.)A.)Bur,)L.)Ci,)L.)M.)Hanssen,)B.) Wilthan,)P.)M.)Ajayan,)and)S.)Y.)Lin,) “Experimental)observaJon)of)extremely)weak)opJcal) scaOering)from)an)interlocking)carbon)nanotube)array,”) 201311421金井啓太 Appl.)Opt.)50(13),)1850–1855)(2011). どんなもの? 検証方法 湾曲させた鏡で顔面を映し、アイコンタクトを交えつつ 人と人が対話できるようにしたディスプレイ。 多人数でも使用が可能。 凸面、凹面、フラットな鏡を用いてそれぞれ立方体やス キャンされた人の顔を映し、効果を検証した。 先行研究と比べて あらかじめセットされた項目でなく、個々のユーザーが 実際に行った操作を元にマクロを作ることが出来る。 技術のキモはどこ? リアルタイムでの顔の3Dスキャンと、湾曲した鏡に よって鑑賞者の方に視線を向ける技術 議論 波長の違いにより、まだ白黒でしか映像を出力すること ができない。 次に読む論文 Cypher)and)Halbert)1993;)Lieberman)2001 201311421金井啓太 どんなもの? 検証方法 一方のビデオの色味、コントラストなどを他のビデオに 自動で適用する技術。 実際にビデオを作り、フレームごとに色味を比較した。 先行研究と比べて 議論 先行研究より幅広い色やコントラストのパターンに対応 でき、1フレームごとに比較するのでなく映像全体を比 較して修正するため、処理が早く自然である。 両方のビデオに類似したオブジェクトが映っていないと、 うまく判定してくれない。 技術のキモはどこ? 一枚の画像の中での色の変化が照度によるものか色相に よるものか判別し、別々に解析する技術。 次に読む論文 Lang)et)al.)[2012] 201311421金井啓太 どんなもの? 検証方法 実写のビデオを水彩で描いたアニメーションのように変 換する技術 実際にビデオを作り、水彩調のアニメーションを生成す ることに成功した。 先行研究と比べて 議論 静止画を水彩調に変換するのはすでにPhotoshopなどで 実現しているが、それを一枚一枚レンダリングして繋ぎ 合わせるのでなく、前後のフレームと関わりを持った連 続した映像として出力することが出来る 各ピクセルごとに移流を連続的に記録しているため、コ ントラストが強すぎる動画には適用してもうまくいかな い。 技術のキモはどこ? 次に読む論文 動画の中の物体の移流を連続的に検出し、時間を軸に記 録する技術 Bousseau)et)al.[2006] 201311421金井啓太
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