省エネ住宅ポイント制度に関する説明

平成 27 年 1 月 28 日
一般社団法人住宅生産団体連合会 住宅性能向上 WG
省エネ住宅ポイント制度に関する説明概要と Q&A
1.省エネ住宅ポイント制度に関する説明概要(一部質問に対する回答も含む)
(1)省エネ住宅ポイント制度説明会の参加者
・45 都道府県で 48 千人の申込みがあった。
(2)平成 27 年 4 月 1 日以降の性能要件について
・平成 11 年省エネ基準の適用を省エネ住宅ポイントの証明書申請では可能とした。他の制度での
利用は不可。また、
【フラット】35 の適合証明書の扱いについては住宅金融支援機構で検討中。
・住宅トップランナー基準のプログラムでは Q 値入力を可能とする。UA 値計算をする場合は性能
区分の入力のみとなる。
・省エネルギー対策等級の住宅型式性能認定、型式住宅部分等製造者認証を用いることもできる。
・この措置は申請現場での混乱を防ぐための措置であり、積極的に平成 11 年省エネ基準でのポイ
ント申請を推進することではないので、資料には記載していない。
(3)完成済み購入タイプについて
・従来のポイント制度から拡充した部分。
・エコ住宅の新築、エコリフォームに加えた第 3 の制度として位置づけている。
・エコ住宅の新築の分譲住宅の場合と空白期間があるが、理解して欲しい。
(4)変更契約について
・変更契約書に何らかの原契約の記載がある必要がある。原契約の記載がない変更契約は、ポイン
ト申請時に原契約書を添付してあっても無効。
・印紙は必要。ただし「申告時納付の為、税務署承認済」の記載があれば印紙は不要とする予定。
・工事請負契約の原契約がある変更契約であれば、その名称は問わない。
・変更契約の内容は問わない。
・変更契約書を認めているのは工事請負契約のみ。(売買契約では想定してない)
・ポイント申請時の添付資料は、エコ住宅の新築の場合は原則として変更契約書の提出だけでよい。
ただし、不正防止のために原契約書の提出を求めて確認する場合もある。
・一千万円以上の大規模リフォーム工事の場合は、原契約書の提出も必要になる。
(5)工事請負契約について
・工事請負契約に代えて、発注書・請書のセットでも可。この場合、請書の日付で判断する。
・領収書は不可。
・工事請負関係が発生しない、自社施工、DIY は対象外。
・法人の社長が自宅を新築する場合は工事請負契約が発生するため対象となるが、個人事業主の建
設事業者が自宅を新築する場合は工事請負契約が発生しないので不可。
(6)エコ住宅の新築は自己居住であること
・エコ住宅の新築で借家は対象外。自己居住であれば賃貸併用住宅等のオーナー宅は制度の対象に
なる。
・自己居住の住宅であることは、ポイント発行申請書での宣言で確認する。
1
・ポイント発行申請後に転勤等があり、自己居住にならなかったとしても問わない。ただし、1 人
1 戸しか申請できない。
(7)ポイント数
・エコリフォームのポイント数は、従前の住宅エコポイント等より割り増した。
(8)即時交換
・即時交換の場合のポイント相当の代金支払いは、工事完了後としている。不正防止が目的。
・予算措置の関係で、平成 28 年 2 月 15 日までに完了報告をする必要がある。報告期限までに工
事が完了しない見通しになった場合は、商品交換に切り替えることも出来る。
(9)完了報告の代行について
・ポイント申請書中に「事業者が完了報告をする」チェックボックスを設けた。
・完了報告を建築主にゆだねるのでなく、事業者が代行するようにしてもらうとありがたい。
・完了報告を建築主が行うことにしていると、期限内の完了報告が未了となる違反が多発する可能
性がある。違反が多発すると今後同じような制度を設けることが難しくなる。
(10)予算状況
・予算の執行状況はポイント事務局のHPで公開する予定。都度、状況のチェック確認をお願いす
る。
2.省エネ住宅ポイント制度に関する質問等
(1)対象に関して
№
1
2
3
4
5
質問等
回答
・賃貸併用住宅、店舗併用住宅も対象となるのか。 ・オーナーが自己居住する住宅の部分は対象
となる。
・店舗併用住宅でも同様にオーナーが自己居
住する住宅の部分は対象。
・2 世帯住宅の場合、ポイントはそれぞれ付与され ・住戸として 2 住戸である必要がある。
るのか。
※玄関が別、水周りが独立している等の瑕
疵担保責任の資力措置と同様。
さらに請負工事契約の発注者と居住者の
関係による。請負契約書の契約者が 1 人だ
けだと、契約者の住む住宅しか対象になら
ない。各住戸に住む人がそれぞれの住戸の
契約者(連名契約でも可)になっていれば、
それぞれの住宅で対象となる。
・法人名義は不可とのことであるが、個人と法人 ・連名契約で、個人が自己居住するのであれ
が共有になっている住宅は対象になるのか。
ば、対象となる。
・1 月 9 日の説明会で、分譲住宅で自社施工の場合 ・基礎の請負契約が平成 26 年 12 月 27 日以
において、基礎を外注する場合は基礎の工事請
降である必要がある。基礎の請負契約がな
負契約書があればよく、着工が平成 26 年 12 月
い場合で、発注書・請書があり、請書の日
27 日以降であることが分かればよいと説明があ
付が平成 26 年 12 月 27 日以降である必要
った。着工が平成 26 年 12 月 27 日以降であるこ
がある。
とが分かるようになっている場合は、基礎の工
事請負契約日が平成 26 年 12 月 26 日以前であっ
ても問題ないと解しているがそれで良いか。
・対象工事の契約日について、12 月 27 日以降の変 ・変更契約の内容は特に問わない。
更契約でも可とあるが、エコリフォームにおい
て、本契約が工事の要件を満たしていれば対象
工事以外の内容に関する変更契約でもポイント
制度の対象になると考えてよろしいでしょう
2
6
7
8
9
10
か。
・エコリフォームの制度の対象となる製品の具体
的な情報(メーカー、製品名等)は、いつどの
ように公開されるのか。
・平成 27 年 1 月 19 日に一部の製品を公開し
た。
現在、業界団体と検討しているところ(JIS
認証製品、JIS 規格に基づく試験を第三者
機関で実施したものや、しっかりした業界
基準に適合するもの等を想定。
・変更契約の条件はない。
・新築の変更契約について、なにか条件はありま
すか?(例えば、2 年前の契約でもいいのか?簡
単なドアの仕様変更レベルでもいいのか?)
・即時交換のグレードアップ工事の判断基準は前 ・前回と同様。
回同様ですか?
・完成済み住宅及び建売住宅の場合は、即時交換 ・制度的には使える。
を使うことはできますか?
・即時交換のときの支援は税込相当で計算するの ・基本的に税込みと考える。(税込みの請負金
でしょうか?
額の一部をポイントで支払うとの考え方
のため)。
(2)エコ住宅の新築に関して
№
1
質問等
・性能要件の一般と木造の基準に差があるが、そ
の理由を明らかにしていただきたい。
2
A.「トップランナー基準」で検討する場合、モデル
プランは使用できるか。
B.「トップランナー基準」でモデルプランが使用で
きる場合、H27.4.1 以降、計算方法が UA 値に変
回答
木材の使用が地球温暖化対策に寄与して
いると考えられるため。
・トップランナー基準の適合は Web プログ
ラム又は簡易シートどちらも可能。
・UA 値の場合は、区分表をつかった区分選
択のみ可能。モデルプランで計算した UA
値も可能。
わってからも使用できるか。
3
・エコ住宅の新築で適用可能な基準は、省エネ住
宅ポイント対象住宅証明書、住宅性能評価書等
の申請日に応じて以下のように整理できると解
しているがいかがか。
(1)平成 27 年 3 月 31 日まで
①-1 トップランナー基準(UA 値)
以下の計算をしたもの
(iv)住宅事業建築主 Web プロで、断熱性能の区
分(UA 値の区分)を選択する
①-2 トップランナー基準(Q 値)
以下のいずれかで計算をしたもの
(i)住宅事業建築主判断基準 Web プロで、Q
値を入力する
(ii)住宅事業建築主判断基準 Web プロで、U 値
を入力する
(iii)住宅事業建築主判断基準 Web プロで、R 値
を入力する
(iv)住宅事業建築主判断基準 Web プロで、断熱
3
・平成 27 年 4 月 1 日以降も、省エネ住宅ポ
イント制度に限り、平成 27 年 3 月 31 日ま
での基準(省エネルギー対策等級)を使う
ことができ、その場合、省エネ住宅ポイン
ト対象住宅証明書として性能証明書が発
行される。
性能の区分(Q 値の区分)を選択する
①-3 トップランナー基準相当の共同住宅等
② 一次エネルギー消費量等級 5
※平成 27 年 3 月 31 日以前でも、省エネ住
宅ポイント対象住宅証明書は可能。
③ 木造かつ、一次エネルギー消費量等級 4
※平成 27 年 3 月 31 日以前でも、省エネ住
宅ポイント対象住宅証明書は可能。
④ 木造かつ、断熱等性能等級 4
⑤ 木造かつ、省エネルギー対策等級 4
(2)平成 27 年 4 月 1 日以降
①-1 トップランナー基準(UA 値)
以下の計算をしたもの
(iv)住宅事業建築主判断基準 Web プロで、断熱
性能の区分(UA 値の区分)を選択する
①-3 トップランナー基準相当の共同住宅等
② 一次エネルギー消費量等級 5
③ 木造かつ、一次エネルギー消費量等級 4
④ 木造かつ、断熱等性能等級 4
・平成 27 年 3 月に着工した住宅であって、証明書
申請が 4 月以降になる場合には、
(1)、
(2)ど
ちらの基準を適用できるか。
・完成済み購入タイプについては、
(1)、
(2)ど
ちらの基準を適用できるか。
4
・トップランナー基準で住宅事業建築主判断基準
・貴見の通り
Web プログラムを用いる際に、断熱性能の区分
(UA 値の区分)で計算する場合においても、Q
値による場合と同様に、
「住宅事業建築主の判断
基準」における計算モデルプランで計算した UA
値を用いて、断熱性能の区分を求めることがで
きると解しているがいかがか。
・またその際、評価する住宅の断熱仕様について
・可。
は、改正省エネ法に対応した部分型式にて評価
された各部位の性能値を用いることで良いか。
5
・トップランナー基準で住宅事業建築主判断基準
Web プログラムを用いる際に、断熱性能の区分
(等級を入力)で計算する場合において、省エ
・平成 27 年 4 月 1 日以降も省エネ住宅ポイ
ント対象住宅証明書の申請に限り使うこと
ができる。
ネルギー対策等級の住宅型式性能認定書又は型
式住宅部分等製造者認証書を用いることができ
ると解しているがいかがか。
6
・トップランナー基準で住宅事業建築主判断基準
Web プログラムを用いる際に、断熱性能を UA
4
・予定はない
値で計算する場合に、UA 値の計算結果を Q 値に
換算する換算表等を新たに用意して、
「Q 値によ
る入力」のルートが使えるようになるとありが
たいが、その予定はあるか。
7
・耐震改修について、ポイントの対象となる工事
の要件は、評点で規定されるのか。
・耐震基準適合証明書が発行されていれば良
い。
例 1)木造住宅の場合、上部構造評点 1.0 以上が
要件か?
地盤の評価は関係ないでしょうか?
例 2)RC 造の住宅・共同住宅等の場合、IS 値
0.6 以上が要件か?
8
・住宅事業主基準 web プログラムに入力する断熱
・可
区分の判定に 使用する外皮の断熱性能算出に、
改正品確法 5-1 部分型式を 適用してもよいか。
9
・
「一次エネルギー消費量等級 4 又は 5」で検討す
・可
る場合、
「断熱等性能等級」が等級 4 に満たなく
ても、一次エネルギー消費量が基準を満たして
いればよい、と考えてよいか。
10
・住宅事業主基準 web プログラムにおいて、基礎
・よい。
断熱物件あるいは 床裏が地盤となる土間部分
の暖房設備に温水式床暖房を選択した場合、上
面放熱率は 90%以上でよいか。
(上面放射率の件は、改正省エネ web プロの入
力マニュアルには 基礎断熱および土間の場
合は 90%以上との明記がありますが、事業主
のマニュアルや Q&A ではその記述を見つけら
れませんでした。)
12
・前回同様、使用する設備機器のカタログを添付
する事は必須になるか。
※添付資料あり
13 ・4 月 1 日以降の省エネ住宅ポイントの性能証明書
・省エネ住宅ポイント制度上は決めていな
い。
評価機関での扱いと思われる。
(省エネ住
宅ポイント対象住宅証明書の申請要領に
よる。
)
・可
の申請について、3 月 31 日までに取得した省エ
ネ等級 4 の性能評価書を根拠にトップランナー
基準の計算をしても良いのでしょうか。
例)完成済購入タイプの物件で、省エネ等級 4
の性能評価書を取得している場合
(3)エコリフォームに関して
№
質問等
1
・窓の断熱改修について
窓の枠はそのままに障子のみをシングルガラスの
ものからペアガラスに交換するのはガラス交換
5
回答
・ガラス交換に該当する。
か、外窓交換か。
2
3
4
5
6
7
8
・中桟付サッシ障子で上下分割のガラス交換をし
た場合、それぞれのガラス寸法でポイント申請
して良いか。
・エコポイントの際、断熱材は事前登録されたも
のが対象だったが、今回は熱貫流率が分かる仕
様書などの提出でポイント申請できると考えて
よいか。その他 JIS 規格品など条件が追加される
か。
・バリアフリー改修の「廊下幅等」
「出入り口幅拡
張」
「段差解消」などの基準に関して、従前の復
興支援エコポイントの際の基準と同じと考えて
良いか。
・共同住宅等のトップランナー基準相当の基準の
公開はいつ頃を予定しているか。
・エコリフォームの必須工事の窓断熱について、
工事箇所(居室に限るか)や大きさ・数量(「小」
1 つで OK か?)の要件があるか。
・エコリフォームの必須工事の外壁、屋根・天井、
床断熱について、使用量以外の要件はあるか。
(マンション床・天井も対象になるか?)
・窓とみなせる場合は申請可能。(区切られた
ガラスの単位で数える)
・エコ住宅設備について
・なるべく早く公開する予定。
・事前登録の予定。登録前は各メーカーに問
い合わせいただきたい。
・従来の制度と同じ。
・平成 27 年 1 月 19 日に公開済み。
・制限はない。
・ない。
10
事務局に登録された型番の商品(節湯水栓など)
はいつごろ確定するか。
・工事完了期間が決定するのはいつごろか。
・工事完了期間は公表済み。
・申込み締切りのことか。申込み締切りは予
算の消化状況を事務局 HP で公表する。
・予算成立後
・事務局開設の見込みの日程はいつごろか。
11
・契約の形態が請負契約とあるが、注文書・請書
9
・かまわない。
での契約形態でもよいか。
・変更契約を含むとあるが、工事着手後工事中の
変更によるものでもよいか。
13 ・
「既存契約の変更契約」が H26.12.27 以降であれ
ば対象となる、とあるが、
「変更契約」とは、本
体工事に関連する「サッシの断熱グレードアッ
プ」や「断熱材の追加」等の追加工事契約も含
まれると考えてよいか。
14 ・従前の住宅エコポイントや復興支援・住宅エコ
12
15
・対象外
・含まれる。
・申請できる。
ただし、従前のエコポイントでデベロッパ
ポイント等でポイントを取得した物件(新築時
ーが新築分譲住宅としてポイント取得し
にエコポイントを取得した物件など)について、
た場合は、今回の省エネ住宅ポイントで完
今回の省エネ住宅ポイントは申請できるのでし
成済み取得に該当する場合であっても、不
可。(11 階建て以上の高層マンションの場
ょうか。
合等極めてレアケース)
・従前の住宅エコポイントで窓の改修(取り替え) ・可
を行い、ポイントを取得したが、今回同じ窓に
内窓を設置し場合も申請できるのでしょうか。
16
・従前の住宅エコポイントで、節水型トイレの取
り替えを行い、ポイントを取得したが、今回再
6
・可
び新しい節水型トイレに取り替えた場合も申請
できるのでしょうか。
(4)申請手続きに関して
№
質問等
回答
1
・契約の定義で「工事契約には既存の契約の変更 ・対象住宅の工事請負契約の変更契約であれ
を含みます」とあるが、この「変更」の工事内
ば、変更契約の内容に条件はつけない。
容に何か条件があるのか。
例えば
・外構工事の変更だけでもいいのか。
・請負金額に変更が無いサービス工事の追加契
約や、工期のみの変更契約でも良いのか。
・省エネ住宅ポイント制度の申請費用を追加す
る変更だけでもいいのか?
・変更契約を有効としているのは、工事請負
・建売住宅においても、12/27 以降に変更契約(カ
契約書のみ。売買契約の変更契約は対象
ーテンの追加等)があれば、12/26 以前の契約
外。
でも対象になるのか?
2
・12/27 以降の変更契約を対象とする場合、1/9 の ・ポイント申請時に原契約の契約書は求めな
説明会メモによると「原契約との関係が分かる
い。ただし、不正チェック等のために必要
契約になっている必要がある」となっているが、
に応じ提示を求める場合がある。
原契約に対する変更内容のみが記載された契約
1 千万円以上の大規模リフォームの場合
書を添付すれば良いのか、あるいは原契約の契
は、原契約の契約書が必要。
約書も必要なのか。
変更契約書に原契約に基づく契約(
「○月
○日の契約の変更契約」、
「契約番号○○○
号の変更契約」
)であることが明記されて
いる必要がある。
変更契約書に明記されていない場合は、原
契約の契約書を添付していても対象外。
3
・分譲住宅については 12/27 以降の請負契約(施 ・自社施工の分譲住宅の場合、意思決定の確
工業者への発注。変更契約含む)が条件となっ
認が出来る資料が必要。そのため、基礎工
ており、1/9 の説明会メモによると「基礎工事の
事を外注する場合の工事請負契約書又は
請負契約など、着工日が 12/27 以降であること
発注書・請書が必要になる。
がわかればよい」とあるが、基礎着工日がわか
発注書・請書の場合は請書の日付で判断す
る契約書となると、必ず基礎工事が含まれる契
る。
約書が必要という解釈で良いか。またこの場合、
基礎の請負契約日、請書の日付が 12 月 27
変更契約も基礎工事を含む変更契約が 12/27 以
日以降である必要がある。
降でないといけないということか。
・対象外。
4
5
6
7
・工事発注が分割発注の場合、基礎工事以外の契
約や着工が 12/27 以降であっても、基礎工事の
契約が 12/26 以前であれば対象外ということか。
・分譲住宅の場合、売買契約後に締結する追加工
事契約(外構やエアコンの追加など)は即時交
換の対象になるのか。
・即時交換の場合のポイント発行申請は、以前の
住宅エコポイントと同様に、窓口への持ち込み
申請になるのか。
・12/27 以降の変更契約でも可とあるが、消費税
5%の経過措置期間に契約したお客様も 12/27 以
降に変更契約を交わせば対象となるのか。
(今回の増税後の住宅取得支援という目的からは
外れるが問題ないか。
)
・即時交換は外構工事に利用しても良いのか。
7
・なる。
・その予定。
・可
・可
当該住宅以外の土地の工事は不可。
従前の住宅エコポイントと扱いを変えて
いない。各社のコンプライアンスの範囲で
判断するように。
・工事完了前のポイント申請の場合は、工事
完了報告後 1 ヶ月ぐらい。
工事完了後のポイント申請の場合は、ポイ
ント申請後 1 ヶ月半~2 ヶ月ぐらい。
(書類
不備のやり取りがあればその分遅くなる)
・可能
8
・即時交換の入金サイクル(申請後何日ぐらいで
入金されるか)を明確にしていただきたい。
9
・省エネ住宅ポイント対象住宅証明書申請は住宅
の着工後であっても可能であると解しているが
いかがか。
10
・省エネ住宅ポイント対象住宅証明書の申請時に、 ・評価機関の審査による。
トップランナー基準又は一次エネルギー消費量
等級で計算する場合の設備機器の性能の裏づけ
資料は、カタログ又は技術資料等のコピーでよ
いと解しているがいかがか。
11
12
13
14
15
16
※住宅性能評価の一次エネルギー消費量等級で
は、試験品質と生産品質の証明書類を求める
が、そこまでの資料は必要としないか。
・省エネ住宅ポイント対象住宅証明書を申請する
場合に、省エネルギー対策等級、断熱等性能等
級又は一次エネルギー消費量等級の住宅型式性
能認定書又は型式住宅部分等製造者認証書を用
いることができると解しているがいかがか。
・省エネ住宅ポイント対象住宅証明書の申請に必
要な書類等の公開はいつ頃を予定しているか。
・可
※平成 27 年 4 月 1 日以降も可能
・評価機関に確認すること
※来週中には各評価機関の HP に公開する
予定(評価協より)
・注文書・請書で可。
・領収書は不可。
・エコリフォームのポイント申請時に必要な書類
について、請負契約書の写しのかわりに、
「工事
注文書」および「請書」の写しでもよいか。又
は、前回同様に、領収書の写しでもよいか。
・一定規模以上のエコリフォームの 1,000 万円以 ・工事請負契約書の金額で判断する。
上の費用に、対象のエコリフォームと合わせて
行う耐震改修のために実施する耐震診断費用や
耐震補強設計・工事監理費用も加算してもよい
か。この場合、契約書は工事請負契約では無く、
耐震診断申込書、設計・工事監理業務受託契約
書となるが、この写しを提出することで、対応
可能か。
・新築(分譲住宅)のポイント発行申請をする場 ・可能
合において、事業者による予約申請は必須か。
・省エネ住宅ポイントの性能証明書等の申請は、 ・法人でも可能
法人での申請でも良いのでしょうか。
例)建売物件で、申請者(お客様)が決まる前
に申請する場合
(5)その他
№
質問等
1
・平成 26 年度補正予算で計画されている ZEH 支
援事業との併用は可能か。
8
回答
・不可
省エネ目的でパッケージになっている補
2
3
4
助金との併用は不可(省 CO2 推進事業、
グリーン化推進事業等)
・可
・木材利用ポイントを利用して建築した分譲住宅
で、省エネ住宅ポイントを利用することは可能
か。
・過去に国庫を含む補助金を利用したリフォームを ・補助を受ける対象部分が明確に切り分けら
実施した建物において、対象部位が異なれば今回
れていて、補助部分が重なっていなければ
のエコリフォームのポイント制度が利用できる
可
と考えてよいか。
・その他制度との併用は可能か(ZEH 補助金、エ ・ZEH:不可
ネファーム補助金、
蓄電池補助金、すまい給付金、
エネファーム:可
フラット 35 金利優遇)
蓄電池:可
住まい給付金:可
フラット 35:可
高効率断熱材:不可
地域材利用:可
省エネ基準適合が要件になっていても、省
エネ措置に補助金が出ていないものは可
(6)その他・分譲住宅について
№
質問等
回答
1
・完成1年未満の完成済み購入(2014/12/26 以前 ・完成済み購入は、従来のポイント制度から
に完了)
、新規分譲物件(2014/12/26 以降の着工
の拡充ということで説明し追加した対象
物件)は対象とあるが、その間の 2014/12/26 時
であるので、これ以上の対象の拡大は出来
点ですでに着工・仕掛かっている物件は対象外と
ない。
なるのか。
・同一分譲地において物件毎に差が生じ、販売側と
してもお客様へ説明しづらく、かえって混乱を招
くことが想定されるため、すでに仕掛かっている
物件も対象としていただきたい。
2 ・分譲で分譲事業者が発行申請をして、11月30 ・1月15日までにポイント交換を終了する
日までに契約できない場合、発行解除または取り
ため、11月30日までにポイント受領者
消しになるのか、または救済の手立てはあるか。
を決める必要がある。
(7)完成済み購入タイプについて
N
o
1
質問等
回答
・契約日について
・売買契約日は予算成立後である必要があ
完成済み購入タイプの場合、予算成立日(2 月上
る。
旬予定)以降の売買契約が条件となっているが、
現時点より予算成立するまでの期間に契約する
件名は対象外ということか。
そうであれば、直近約1ヶ月の間に契約するお客
様は優遇制度を利用できない不利な状況となり、
お客様のマインドが低下する恐れがある。特に1
~3月については不動産市場が一番活況となる
時期でもあり、消費喚起・経済活性化のための政
策としては妥当でないのではないか。
・要望として、予算成立前の件名も 2014/12/26 ま ・予算成立前の売買契約は対象外。
で遡って対象としていただきたい。
また、例えば、1 月に契約→2 月予算成立後、解 ・予算成立後の売買契約であれば対象。
約のうえ再契約したような場合はどうなるのか。
(対象となるのか)
9
2
3
4
5
6
・対象の条件に「完成(完了検査済証の日付)から
売買契約締結日までの期間が 1 年以内であり(以
下省略)
」とありますが、在庫物件の販売促進と
の主旨から当該条件は不要とならないのでしょ
うか。
すなわち、条件としては以下 3 条件を満たすもの
となります。
①平成 26 年 12 月 26 日(完了検査証の日付)ま
でに完成済み
②一度も居住者がいなかったもの
③補正予算成立日以後に売買契約を締結するも
の
・閣議決定日(平成 26 年 12 月 27 日)から補正予
算成立日までに完成(完了検査証を取得)するも
のは当該制度の対象とならないのでしょうか。
・売買契約をポイント申請期限までに締結し、顧客
により発行申請や交換申請を行ったものが、引渡
までに解約となった場合の取り扱いはどうなる
のでしょうか。
例えば、適用対象となる完成済物件の売買契約の
後、ポイント発行申請を行った後に、解約となっ
てしまった物件の場合等。
・木材利用ポイントとの併用(申請)は可能でしょ
うか。
・完成済購入タイプにおいて、新築時に性能表示、
フラット 35、長期優良住宅等の制度を何れも利
用していない場合に、省エネ住宅ポイント対象住
宅証明書の申請で用いることができる図書は何
になるのか。
・省エネ基準を適用させる上で、新築住宅で
ある必要があるので、新築住宅の定義とし
て、完成から売買契約締結日までの期間を
1 年以内としている。
・対象外。
・返還が必要
・可
・新築住宅の住宅性能評価に必要な図書と同
等と思われるが、詳細は評価機関に確認必
要。
3.省エネ住宅ポイント対象住宅証明書手続きの住宅性能評価・表示協会での対応について
説明者:住宅性能評価・表示協会 相原参事
・省エネ住宅ポイント対象住宅証明書の手続き関係については、現在準備中。
・平成 27 年 1 月 26 日~30 日の週には、評価機関の HP 等で公表できるように進めているので、確認
して欲しい。
10