准教授 ANDO, Kenichi 安藤 健一 アンドウ ケンイチ 修士(社会福祉学:立正大学) 東京都立大学人文学部卒業(1997), 立正大学大学院社会福祉学研究科修了(2002), 関東福祉専門学校(2002 ~2003), 清泉女学院短期大学(2003~2013), 日本福祉大学赴任(2013). 【研究分野】 社会福祉学. 【キーワード】 ソーシャルワーク理論, ソーシャルワーク方法論, 生活場 面面接, 児童虐待. 【担当授業科目】 学 部: 児童福祉論. 通信教育部: 児童福祉論, 社会福祉援助技術論Ⅱ, 相談援 助j演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ, 相談援助実習指導Ⅰ・Ⅱ, ソーシャルワークと専門職. 【主な研究テーマ】 1. ソーシャルワーク理論史における生活場面のとらえ方 ソーシャルワークの理論的な経緯の中で利用者(対象者) の生活の場への介入することへの変遷を考察する. 2. 市民活動における社会福祉協議会の機能と役割 市町村社会福祉協議会と住民との協働を中心に, 社協が従 来から担ってきた役割や住民と協働する中で必要となる新 たな機能について考察する. 3. フリッツ・レドルの社会福祉学における貢献と影響 フリッツ・レドルはウェイン・ステート大学の教員であっ たが, 米国の児童施設における処遇や国家的施策に貢献し た人物である. しかしながら, 日本では知られておらず, 紹介している文献も少ない. 彼の業績を掘り起し, 社会福 祉の中で果たした役割を研究する. 4. フリッツ・レドルの生活場面面接と日本における生活場面 面接の理論的な考察 日本では1991年に久保紘章が「生活場面面接」を唱えた以 降, 「生活場面」という言葉は社会福祉学分野でも使われ, 生活場面面接も広く知れるようになった. その源流はフリ ッツ・レドルのLife-Space Interviewであるが, 両者の相 違を明確にし, 生活場面で行われる面接を理論的に考察を する. 【主な研究業績】 <著書> ・ 『MINERVA福祉資格テキスト 社会福祉士専門科目編』総頁 424p, 共著, ミネルヴァ書房, 2012.04. ・ 『MINERVA福祉資格テキスト 介護福祉士 介護編』 総頁321p, 共著, pp.96-107, ミネルヴァ書房, 2012.02. ・ 『社会福祉士テキストブック』総頁504p, 共著, ミネルヴァ 書房, 2010.12. ・ 『社会福祉援助技術』総頁237p, 共著, pp.159-174,ミネル ヴァ書房, 2008.04. ・ 『社会福祉援助技術演習』 総頁183p, 共著, pp.29-38, 建 帛社, 2005.07. ・ 『社会福祉援助技術論(社会福祉士・介護福祉士養成講座)』 総頁334p, 共著, pp.210-212, 相川書房, 2002.05. <論文> ・ 「生活場面面接の歴史に関する研究」, 『清泉女学院短期 大学研究紀要』30, 単著, 清泉女学院短期大学, 2012.03, pp.1-10. ・ 「地域福祉活動における社協の役割について~長野市社協 のボランティア戦略~」, 『社会事業研究』50, pp.106109, 単著, 日本社会事業大学, 2011.01, ・ 「保育士養成課程における保育ソーシャルワークの可能性 ~生活場面面接への展開過程~」, 『清泉女学院短期大学 紀要』28, pp.1-11, 単著, 清泉女学院短期大学, 2010.03. ・ 「保育ソーシャルワークに関する一考察~保育士による生 活場面面接の可能性~」, 『清泉女学院短期大学紀要』27, pp.1-11, 単著, 清泉女学院短期大学,2009.03. ・ 「保育士養成の施設実習に関する一考察~学生の実習アン ケートから~」, 『清泉女学院短期大学紀要』26, pp.4756, 単著, 清泉女学院短期大学, 2008.03. ・ 「A県における保育実習(施設)に関する一考察」,『立正 社会福祉研究』8, pp.33-38, 単著, 立正大学社会福祉研究 所, 2004.03. <学会発表> ・ 児童養護施設職員の職務に関する一考察, 日本こども家庭 福祉学会, 2003.06. ・ A県における施設実習への一考察, 全国保育士養成所協議会, 2006.09. ・ 実習記録による振り返りについての一考察 支援を深める プロセスレコードの活用, 全国保育士養成所協議会, 2009. 09. ・ 児童福祉分野における生活場面面接について, 全国保育士 養成所協議会, 2011.09. ・ 子ども家庭福祉分野におけるソーシャルワーク記録,全国保 育士養成協議会, 2012.09. 【所属学会】 日本心理臨床学会(2000~), 立正大学社会福祉学会(2000~, 理事2000~2006), 日本社会福祉学会(2001~), 日本子ども 虐待防止学会(JaSPICAN)(2002~),日本子ども家庭福祉学会 (2003~), 日本臨床心理士会(2006~), 日本社会福祉教育 学会(2007~), 日本社会事業大学社会福祉学会(2010~), 日本地域福祉学会(2012~), 社会事業史学会(2012~), 愛知 県臨床心理士会(2013~), 愛知県学校臨床心理士会(2014~). 【社会における活動と仕事】 長野県北信教育事務所 非常勤講師(カウンセラー)(2007 ~2013), 長野市 第二次長野市地域福祉計画策定市民企画 作業部会副部会長(2009~2011), 長野市社会福祉協議会 総 合計画策定委員(2010~2011), 長野市社会福祉協議会 ボラ ンティアセンター運営委員(2009~2013), 長野市ボランテ ィアセンター 長野市災害ボランティア委員会(2011~2013), 長野市 社会福祉審議会(2011~2014), 長野市 第二次地域 福祉計画推進委員(副委員長)(2012~2014), 愛知県教育 委員会 非常勤職員(カウンセラー)(2014~). ―132―
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