「GRAND CHALLENGE」について - 気候変動

CCEMC Grand Challenge(お申込みはこちらから): https://ninesights.ninesigma.com/web/ccemc-gc/
「GRAND CHALLENGE」について - 気候変動・ 排出管理機構(CCEMC:Climate Change and Emissions
Management Corporation)グランド・チャレンジは、温室効果ガス(GHG)排出量の大幅な削減を検証可能
な形で実現する世界中の大胆なアイディを支援します。 排出された二酸化炭素(CO2)を、炭素をベースとした
新しい製品・市場に転換する最も画期的な技術に 3,500 万ドルを支給します。 技術は世界中のどこで開発しても
構いませんが、アルバータ州で使用できることと、州内で商業化できることが条件です。
技術募集の流れ - 「チャレンジ」は三段階のコンペです。補助金総額は 3,500 万カナダドルで、段階ごとに
支給の機会が与えられます。 この「チャレンジ」が持つ独特の構造を通じて、今までにないソリューションの
開発に向けた連携と協力の機会が世界中の多様なグループの前に開かれます。 また、このような形式をとるこ
とによって、CCEMC は同時進行が可能な複数のアイディアの開発を支援することができます。 第一段階では総
額 1,200 万ドル(24 組に各 50 万ドルの補助金)を交付します。 「チャレンジ」第二段階の募集期間は 2015 年 9
月から 2016 年 1 月 18 日までです。第二段階では総額で最大 1,500 万ドル(最大で 5 組に各 300 万ドルの補助金)
を支給します。ご応募に際しましては、まず弊所まで御一報下さい。
基準 - ラウンド 2 の第一段階では、以下の評価基準で提案書を審査します。
1. GHG 削減: 応募者の提案書は、少なくとも年間正味 1 メガトンの GHG 排出削減の可能性(または、いかに
して最終的にそれが実現されるか)を明確に論証しなければなりません。
2. 機会と可能性: 技術案は経済的に実現可能かつ拡張可能/反復可能で、GHG の正味削減につながる製品を
生み出さなければなりません。
3. 期限: CCEMC は、2 年以内にその技術を試験運用できる提案を求めていますが、期間が長くても高い効果
が得られる可能性があれば考慮します。ただし、5 年以内の商業的実証に向けて明確な筋道が立てられてい
ることが条件となります。
4. アルバータ州に適した技術: その技術はカナダのアルバータ州で実行できるものでなければなりません。す
なわち、アルバータ州の経済、気候、地形の中で使用できなければならないということです。 カナダ・アル
バータ州についてはこちら。 http://www.albertacanada.com/japan/jp/2152.aspx
5. 事業としての実現性: 提案書では、すでに開始されているパートナーシップやアクションを含め、アルバー
タ州におけるその技術の商業的実施について説明してください。 また、チームのメンバー、関連する専門知
識、活動案の実行に使用できるリソースについても記載してください。
さらに、提案する技術を裏付ける科学的根拠についての論考、製品の価値と市場性の予備的分析、その手法の技
術的成熟度、結果的な二酸化炭素消費の推定値およびこの推定値を裏付ける証拠、提案する手法の環境影響、提
案する手法によって生成される副産物または大量の廃水流、応募者の専門知識および能力(関連する過去のプロ
ジェクトや経験を含める)
、提案する技術の知的財産権利状況を含めた、提案する技術についての高度な説明を
提出書類の中で取り上げることを応募者の皆様に強く推奨します。