ノバルティスは強力なイノベーションと新製品上市の進展により 第2

ノバルティスホールディングジャパン株式会社
〒105-6333
東京都港区虎ノ門1丁目23番1号
虎ノ門ヒルズ森タワー
MEDIA RELEASE • COMMUNIQUE AUX MEDIA • MEDIENMITTEILUNG
2015年7月23日
報道関係各位
この資料は、ノバルティス(スイス・バーゼル)が2015年7月21日(現地時間)に発表したものを日本語に翻訳
(要約)したもので、参考資料として提供するものです。資料の内容および解釈については英語が優先されます。
英語版はhttp://www.novartis.comをご参照ください。
ノバルティスは強力なイノベーションと新製品上市の進展により
第2四半期に堅調な業績を達成
 第 2 四半期の継続事業 1 の売上高、コア 2 営業利益、コア EPS(実質ベース 2):
o 売上高は 127 億米ドル(5%減、実質ベース 6%増)
o 営業利益は 23 億米ドル(28%減、実質ベース 14%減)
o コア営業利益は 36 億米ドル(7%減、実質ベース 6%増)
o 第 2 四半期のコア売上高営業利益率は 0.3 ポイント改善(実質ベース)
o コア EPS は 1.27 米ドル(7%減、実質ベース 7%増)、フリーキャッシュフロー2
は 21 億米ドル
o 米ドル高がさらに進み、売上高に対し 11%、コア営業利益に対し 13%のマイナス
影響
o サンド(売上高 実質ベース 11%増、コア営業利益 実質ベース 30%増)および医
薬品事業部門(売上高 実質ベース 6%増、コア営業利益 実質ベース 9%増)の好
業績がアルコンの第 2 四半期の低迷(売上高 実質ベース 0%、コア営業利益 実質
ベース 10%減)を上回る
 第 2 四半期も強力なイノベーションの推進が継続し、主要製品の上市を達成
o Entresto(開発コード:LCZ696、一般名:sacubitril/valsartan)が左室駆出
率が低下した慢性心不全の治療薬として米国で承認(7 月)
o Copaxone® 20mg の初のジェネリック医薬品である Glatopa が米国で承認・上市
o Zykadia(EU)および Promacta(米国)の承認、ファリーダックの CHMP 承認勧
告
o 転移性黒色腫に対する Tafinlar/Mekinist の併用療法、消化器・肺 NET に対するアフ
ィニトール、強直性脊椎炎に対するコセンティクスなどの肯定的試験データ
 第2四半期も成長製品が業績を牽引するとともに、ポートフォリオの若返りを促進
o 成長製品 3 の売上高は 24%増(米ドルベース)の 44 億米ドルで、売上高全体の
35%を占める
o 新興成長市場 3(実質ベース 8%増)が力強い業績を達成
 継続事業の2015年通期業績予想を維持
o 継続事業の売上高は一桁台半ばの成長率(実質ベース)、コア営業利益は売上高の
伸びを上回る一桁台後半の成長率(実質ベース)を予想
o 上半期業績を反映し、ノバルティスは、サンドの通期の売上高予想を一桁台後半の
成長率(実質ベース)に引き上げるとともに、アルコンの通期の売上高予想を一桁
台前半の成長率(実質ベース)に引き下げる
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主要数値2
第2四半期(4~6月)
継続事業1
2014年
前年同期比
第2四半期
(%)
2015年
第2四半期
百万
売上高
営業利益
純利益
1株当たり純利益(EPS)
フリーキャッシュフロー
百万
米ドル
実質
米ドル
億円4
米ドル
ベース
ベース
12 694
2 281
1 856
15 360
2 246
13 347
3 184
2 723
-5
-28
-32
6
-14
-18
(米ドル)
(円)
(米ドル)
0.77
2 064
93
1.11
2 693
-31
-23
-16
-7
-8
6
5
-7
7
2 760
2 497
コアベース
営業利益
純利益
1株当たり純利益(EPS)
3 593
3 074
4 348
3 720
3 859
3 335
(米ドル)
(円)
(米ドル)
1.27
154
1.36
上半期(1~6月)
2015年
上半期
2014年
上半期
百万
売上高
営業利益
純利益
1株当たり純利益(EPS)
フリーキャッシュフロー
継続事業1
前年同期比
(%)
百万
米ドル
実質
米ドル
億円5
米ドル
ベース
ベース
24 629
5 066
4 162
29 555
4 994
26 114
5 999
5 177
-6
-16
-20
4
-1
-5
(米ドル)
(円)
(米ドル)
1.72
3 529
206
2.10
3 845
-18
-8
-3
4 235
-5
-6
8
7
-4
9
6 079
コアベース
営業利益
純利益
1株当たり純利益(EPS)
7 244
6 273
8 693
7 528
7 659
6 668
(米ドル)
(円)
(米ドル)
2.60
312
2.71
1
継続事業の定義は要約版業績報告書(英文オリジナル版)の 42 ページに記載されています。
2
実質ベースの数値、コアベースの業績ならびにフリーキャッシュフローは、国際会計基準(IFRS)に準拠していません。こ
れらの IFRS に準拠していない数値の説明は、要約版業績報告書(英文オリジナル版)の 52 ページに記載されています。本
リリースに掲載される成長率は、特に記載される場合を除き、すべて前年同期に対するものです。
3
成長製品の定義は 3 ページ、新興成長市場の定義は 7 ページに記載されています。
4
日本円は、参考のため表示したもので、1 米ドル=121 円(2015 年 4-6 月の期中平均レート、小数点第 1 位を四捨五入)
5
日本円は、参考のため表示したもので、1 米ドル=120 円(2015 年 1-6 月の期中平均レート、小数点第 1 位を四捨五入)
イタリック体で示されたすべての製品名は、ノバルティス グループ企業が保有またはライセンス供与されている商標です。
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2015 年 7 月 21 日、スイス・バーゼル発 ― ノバルティス CEO のジョセフ・ジメネスは、
業績について次のようにコメントしています。「第 2 四半期、ノバルティスは、Entresto
および Glatopa の米国での承認・上市に代表されるように、イノベーションにおいて力強
い成果を達成しました。さらに、Tafinlar/Mekinist の転移性黒色腫適応、コセンティクス
の強直性脊椎炎適応など、各フランチャイズの幅広い領域において肯定的な試験データを
報告しました。私たちは、2015 年の優先課題の達成に自信を持っており、通期業績予想を
維持します」
グループ業績概要
ノバルティスは、「力強い財務業績の達成」「イノベーションの推進」「ポートフォリオ
転換の完了」「事業部門間の相乗効果の実現」「高パフォーマンス企業の構築」の5つか
らなる、2015年の明確な優先課題を定めました。私たちは、第2四半期および上半期にこ
れらすべての優先課題において着実な前進を遂げました。
財務業績
ノバルティスは、2014年4月22日のポートフォリオ転換に関する発表以降、グループの当
年および前年の報告財務データを“継続事業”と“非継続事業”に分けて報告しています。
詳細は要約版業績報告書(英文オリジナル版)の42ページをご覧ください。
以下の説明は、医薬品、アルコン、サンド、コーポレート活動の各事業から構成される継
続事業に関するものです。グラクソ・スミスクライン(GSK)との事業移管が完了した2015
年3月2日以降の継続事業の業績には、新たに取得したGSKのオンコロジー製品群の業績な
らびにGSKとのコンシューマーヘルスケア合弁会社の36.5%の持ち分利益(関連会社から
の収益に計上)も含まれます。非継続事業およびグループ全体の業績についても、5ペー
ジおよび7ページに報告しています。
2015年第2四半期(4~6月)
継続事業
売上高は127億米ドル(5%減、実質ベース6%増)となりました。成長製品 1の売上高は前
年同期比24%増(米ドルベース)の44億米ドルで、売上高全体に占める比率は35%に上り
ました。
営業利益は、新たに取得したオンコロジー製品群の減価償却費ならびに前年同期に発生し
た知的所有権関連の和解に関わる利益が、力強い業績によって一部相殺されたことが主な
要因となり、23億米ドル(28%減、実質ベース14%減)に減少しました。コア営業利益を
算出するための営業利益の調整額は、新たに取得したオンコロジー製品群の減価償却費の
増加、アルコンの無形資産減損費、サンドの2つの生産拠点の計画に沿った閉鎖に関わる
例外的費用が主な要因となり、13億米ドル(前年同期:7億米ドル)となりました(前年
同期の調整額には知的所有権関連の和解に関わる例外的利益が含まれる)。
コア営業利益は36億米ドル(7%減、実質ベース6%増)でした。実質ベースのコア売上高
営業利益率は、売上高の増加と生産性向上の取り組みが主な要因となり、0.3ポイント上昇
しました。為替による0.9ポイントのマイナス影響が加わった結果、米ドルベースのコア売
上高営業利益率は0.6ポイント減の28.3%となりました。
純利益は19億米ドル(32%減、実質ベース18%減)となり、主に関連会社からの収益の低
下により営業利益の減少率を上回りました。
1株当たり純利益(EPS)は0.77米ドル(31%減、実質ベース16%減)となり、平均発行済
み株式数の減少により純利益よりも低い減益率となりました。
1 “成長製品”はポートフォリオの若返りの指標となるものであり、主要各市場(EU、米国、日本)において2010年以降
に上市された製品、または主要各市場において少なくとも2019年まで独占的販売権を持つ製品(過去24カ月間に上市され
た製品のみが対象となるサンドを除く)を指します。GSKからのオンコロジー製品群の取得による効果も含まれます。
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コア純利益は31億米ドル(8%減、実質ベース5%増)で、コア営業利益とほぼ同等の成長
率となりました。
コアEPSは1.27米ドル(7%減、実質ベース7%増)となり、平均発行済み株式数の減少に
よりコア純利益よりも高い成長率を示しました。
第2四半期のフリーキャッシュフローは前年同期から6億米ドル減少し、21億米ドル(23%
減)となりました。これは、営業活動への為替によるマイナス影響を含めた営業利益の減
少が運転資本の減少とヘッジ利益の増加によって一部相殺されたことが主な要因です。
医薬品事業部門の売上高は、GSKから新たに取得したオンコロジー製品群(第2四半期の
売上高:5億米ドル)を含め、販売数量が13ポイント伸びと価格上昇に伴う1ポイントのプ
ラス効果が、主に米国のディオバン単剤、エックスフォージ、Vivelle-Dotにおけるジェネ
リック医薬品の影響(8ポイント減)により一部相殺された結果、78億米ドル(4%減、実
質ベース6%増)となりました。ジレニア、ルセンティス、アフィニトール、タシグナ、ゾ
レア、COPD(慢性閉塞性肺疾患)ポートフォリオ 1、Tafinlar/Mekinist併用療法、ジャカ
ビを含む成長製品の売上高は、前年同期比38%増(実質ベース)の35億米ドルで、医薬品
事業部門の売上高全体に占める比率は44%に達しました。
営業利益は、無形資産償却費384百万米ドル、主に新たに取得したオンコロジー製品群に
関わる買収関連費用69百万米ドルが堅調な業績により一部相殺され、17%減(実質ベース
4%減)の20億米ドルとなりました。コア営業利益は25億米ドル(4%減、実質ベース9%
増)でした。実質ベースのコア売上高営業利益率は1.0ポイント拡大し、これに為替による
1.0ポイントのマイナス影響が加わった結果、米ドルベースのコア売上高営業利益率は
31.6%となりました。
アルコンの第2四半期の売上高は、手術用機器の減収および競争激化に伴う眼内レンズの
減収、レンズケア製品の減収加速などに伴う業績低迷を受け、横ばい(実質ベース)の26
億米ドル(9%減、実質ベース0%)となりました。これらのビジネスの減速により、売上
高の潜在成長率は2%(実質ベース)となりました。さらに、米国におけるアレルギー治
療薬の出荷タイミングのずれや流通在庫の縮小に伴う2%のマイナス影響により、第2四半
期の成長率は横ばいとなりました。
営業利益は、無形資産償却費119百万米ドルの計上に伴い、150百万米ドル(68%減、実質
ベース41%減)となりました。コア営業利益は、製品構成の変化と売上関係の引当金のわ
ずかな増加、研究開発費および販売費の増加が主に影響し、796百万米ドル(23%減、実
質ベース10%減)となりました。コア売上高営業利益率は実質ベースで3.7ポイント低下
し、これに為替による1.8ポイントのマイナス影響が加わった米ドルベースでは5.5ポイン
ト減の31.1%となりました。
サンドの第2四半期の売上高は、販売数量の17ポイントの伸びが価格低下による6ポイント
のマイナス影響を上回り、23億米ドル(2%減、実質ベース11%増)となりました。地域
別に見た場合、米国の業績(実質ベース23%増)は、Copaxone® 20mgの初のジェネリッ
ク医薬品であるGlatopaの上市、皮膚科領域の力強い伸びの継続、その他の最近上市され
た製品に牽引され、特に好調となりました。バイオ医薬品(バイオシミラー、バイオ医薬
品の受託生産、Glatopaを含む)の第2四半期の全世界での売上高は、6月にGlatopaの初期
在庫を出荷したことにも後押され、57%増(実質ベース)の222百万米ドルとなり、サン
ドは、差別化可能なジェネリック医薬品における主導的地位を引き続き強化しました。
営業利益は、主に生産拠点関連の事業再編費144百万米ドルが大きく影響し、193百万米ド
ル(21%減、実質ベース26%減)となりました。コア営業利益は、基本的な業績の好調と
Glatopaの上市に牽引され、423百万米ドル(21%増、実質ベース30%増)に増加しました。
実質ベースのコア売上高営業利益率は2.6ポイント拡大し、為替による0.8ポイントのプラ
ス影響を加えた米ドルベースのコア売上高営業利益率は3.4ポイント増の18.5%となりま
した。
1
慢性閉塞性肺疾患(COPD)ポートフォリオには、オンブレス ブリーズヘラー / Arcapta Neohaler、シーブリ ブリーズ
ヘラー、ウルティブロ ブリーズヘラーが含まれます。
4/19
非継続事業 1
第2四半期の非継続事業の業績には、インフルエンザワクチン事業の3カ月間の業績が含ま
れます。アニマルヘルス、OTC、インフルエンザ以外のワクチン事業は、2015年第1四半
期に売却が完了したため業績に含まれていません。前年同期の業績には売却されたすべて
の事業の3カ月間の業績が含まれます。
第2四半期のインフルエンザワクチンの売上高は、前年同期の29百万米ドルから増加し、
39百万米ドルとなりました。
2015年第2四半期の非継続事業の営業損失は、前年同期の89百万米ドルから拡大し、96百
万米ドルとなりました。
非継続事業の純損失は18百万米ドルとなり、前年同期の138百万米ドルから減少しました。
非継続事業のコア営業損失は72百万米ドルとなり、前年同期の62百万米ドルから拡大しま
した。
グループ全体
グループ全体の売上高は前年同期の26億米ドルから18億米ドルに減少し、基本EPSは前年
同期の1.05米ドルから0.76米ドルに低下しました。
グループ全体のフリーキャッシュフローは20億米ドルとなりました。
上半期(1~6月)
継続事業
2015年上半期の売上高は246億米ドル(6%減、実質ベース4%増)となりました。成長製
品の売上高は前年同期比19%増(米ドルベース)の81億米ドルとなり、売上高全体に占め
る比率は33%に達しました。
営業利益は、新たに取得したオンコロジー製品群の減価償却費ならびに前年同期に発生し
た知的所有権関連の和解に関わる利益が力強い業績によってほぼ相殺されたことが主な要
因となり、51億米ドル(16%減、実質ベース1%減)に減少しました。コア営業利益を算
出するための営業利益の調整額は、22億米ドル(前年同期:17億米ドル)となりました。
コア営業利益は72億米ドル(5%減、実質ベース8%増)でした。実質ベースのコア売上高
営業利益率は、売上高の増加と生産性向上のための取り組みが主な要因となり、0.9ポイン
ト上昇しました。為替による0.8ポイントのマイナス影響が加わった結果、米ドルベースの
コア売上高営業利益率は0.1ポイント増の29.4%となりました。
純利益は42億米ドル(20%減、実質ベース5%減)で、主に関連会社からの収益の低下に
より営業利益の減少率を上回りました。
1株当たり純利益(EPS)は1.72米ドル(18%減、実質ベース3%減)となり、平均発行済
み株式数の減少により純利益よりも低い減益率となりました。
コア純利益は63億米ドル(6%減、実質ベース7%増)で、コア営業利益とほぼ同等の成長
率となりました。
コアEPSは2.60米ドル(4%減、実質ベース9%増)となり、平均発行済み株式数の減少に
よりコア純利益よりも高い成長率を示しました。
2015年上半期のフリーキャッシュフローは前年同期から3億米ドル減少し、35億米ドル
(8%減)となりました。これは、営業活動への為替によるマイナス影響が運転資本の減
少とヘッジ利益の増加によって一部相殺されたことが主な要因です。
1
非継続事業の定義は要約版業績報告書(英文オリジナル版)の42ページに掲載されています。
5/19
医薬品事業部門の2015年上半期の売上高は、販売数量の伸び(12ポイント増)がジェネリ
ック医薬品による影響(8ポイント減)を上回った結果、150億米ドル(6%減、実質ベー
ス4%増)となりました。価格による影響はほとんどありませんでした。
2015年上半期の営業利益は、無形資産償却費552百万米ドルと主にGSKから新たに取得し
たオンコロジー製品群に関わる買収関連費用110百万米ドルが影響し、43億米ドル(7%減、
実質ベース6%増)となりました。コア営業利益は49億米ドル(5%減、実質ベース9%増)
で、部門コストの減少継続と継続した生産性向上のための取り組みにより実質ベースでの
コア売上高営業利益率の改善に寄与しました。コア売上高営業利益率は実質ベースで1.6
ポイント改善し、為替による1.0ポイントのマイナス影響を加えた米ドルベースでは、0.6
ポイント増の32.7%となりました。
アルコンの2015年上半期の売上高は51億米ドル(6%減、実質ベース2%増)でした。サー
ジカル製品の売上高は、
白内障・硝子体網膜手術用消耗品の堅調な販売が手術用機器の減収
および眼内レンズでの競争激化により一部相殺され、2%増加(実質ベース)しました。
眼科用医薬品は、ドライアイ治療薬Systaneおよび緑内障向け配合剤の二桁成長が寄与し、
増収(実質ベース3%増)となりました。ビジョンケア(実質ベース1%増)は、デイリー
ズ Total1およびエアオプティクス Colorsの力強い成長継続に牽引されるも、レンズケア
製品の低迷と米国におけるコンタクトレンズの流通在庫の削減により相殺されました。
営業利益は、第2四半期に計上された無形資産償却費119百万米ドルが影響し、503百万米
ドル(41%減、実質ベース12%減)となりました。コア営業利益は、製品構成の変化と売
上関係の引当金のわずかな増加、販売費の増加が主に影響し、17億米ドル(14%減、実質
ベース1%減)となりました。コア売上高営業利益率は実質ベースで1.1ポイント低下し、
これに為替による1.7ポイントのマイナス影響を加えた米ドルベースでは2.8ポイント減の
33.0%となりました。
サンドの売上高は、販売数量の15ポイントの伸びが価格低下による5ポイントのマイナス
影響を上回り、45億米ドル(3%減、実質ベース10%増)となりました。2015年上半期は、
米国(実質ベース20%増)、アジア・パシフィック(実質ベース13%増)、中南米(実質
ベース23%増)の二桁成長の実現をはじめ、すべての地域で増収を達成しました。フラン
チャイズ別にみると、バイオ医薬品の全世界での売上高は45%増(実質ベース)の368百
万米ドルとなりました。
営業利益は、主に生産拠点関連の事業再編費180百万米ドルの計上があり、10%減(実質
ベース7%減)の472百万米ドルとなりました。コア営業利益は12%増(実質ベース23%増)
の829百万米ドルとなりました。実質ベースのコア売上高営業利益率は1.8ポイント拡大し、
為替による0.6ポイントのプラス影響を加えた米ドルベースのコア売上高営業利益率は2.4
ポイント増の18.3%となりました。
非継続事業
2015年上半期の非継続事業の業績には、インフルエンザワクチン事業の6カ月間の業績、
ならびに売却された2015年3月2日までのインフルエンザ以外のワクチン事業およびOTC
の業績が含まれます。2015年1月1日に売却されたアニマルヘルスの業績には、売却益のみ
が含まれます。前年同期の業績には売却されたすべての事業の6カ月間の業績が含まれま
す。
2015年3月2日までのインフルエンザ以外のワクチン事業およびOTCの売上高は、それぞ
れ75百万米ドルと456百万米ドルでした。2015年上半期のインフルエンザワクチンの売上
高は、第1四半期の南半球向けの出荷が2014年第4四半期に前倒しされたこと、ならびに前
年同期に米州向けの例外的な出荷があったことにより、前年同期の81百万米ドルから減少
し、56百万米ドルとなりました。
非継続事業の営業利益には、アニマルヘルスの売却(46億米ドル)およびGSKとの事業移
管(インフルエンザ以外のワクチン事業関連の28億米ドルと、ノバルティスのOTC事業の
コンシューマーヘルスケア合弁会社への統合による59億米ドル)に伴う例外的利益(税引
き前)128億米ドルが含まれます。さらに、GSKとの事業移管に伴い、約5億米ドルの事業
移管関連費用が追加されました。
6/19
残りの3億米ドルの営業損失は、OTCおよびインフルエンザ以外のワクチン事業の売却日
までの業績、ならびにインフルエンザワクチン事業の6カ月間の業績によるものです。
非継続事業の純利益は、GSKおよびリリーとの事業移管に伴う例外的利益が主に影響し
107億米ドルとなり、輸血診断事業のグリフォルズ社への売却に伴う例外的利益が計上さ
れた前年同期の4億米ドルから拡大しました。
これらの例外的項目を除いた2015年上半期の非継続事業のコア営業損失は174百万米ドル
となり、前年同期の205百万米ドルから減少しました。
グループ全体 1
2015年上半期のグループ全体の売上高は、非継続事業の純利益に含まれる例外的な売却益
が寄与し、前年同期の56億米ドルから148億米ドルに増加しました。基本EPSは前年同期の
2.26米ドルから6.15米ドルに拡大しました。
グループ全体のフリーキャッシュフローは32億米ドルとなりました。
成長の主な原動力
第2四半期の業績は、ジレニア、アフィニトール、タシグナ、ゾレア、Tafinlar/Mekinist、ジ
ャカビや新興成長市場を含む成長の主な原動力への継続したフォーカスに支えられました。
成長製品
 ポートフォリオの若返りの指標となる成長製品は、第2四半期に前年同期比24%(米
ドルベース)の増収を示すとともに継続事業の売上高に占める比率が35%に達しまし
た。医薬品事業部門の成長製品は第2四半期に前年同期比38%の増収(実質ベース)
を示し、事業部門の売上高に占める比率は44%となりました。
 経口MS治療薬のジレニア(700百万米ドル、実質ベース26%増)は、ジレニアのような
より有効性の高い経口剤へのシフトが起きていることにより、販売数量が大幅に拡大し、
第2四半期に二桁増収を達成しました。
 経口のmTOR阻害剤であるアフィニトール(423百万米ドル、実質ベース19%増)は、
米国、日本および世界中のその他の市場において力強い成長を示しました。
 タシグナ(412百万米ドル、実質ベース21%増)は、米国およびその他の市場で販売
数量を大幅に拡大し、ノバルティスの慢性骨髄性白血病領域(グリベックとタシグナ
からなる)の成長を引き続き牽引しました。
 ゾレア(194百万米ドル、実質ベース18%増)は、アレルギー性喘息および慢性特発
性蕁麻疹(CSU/CIU)の適応が寄与し、第2四半期も二桁増収を継続しました。
 Tafinlar/Mekinist(131百万米ドル)は、BRAF V600変異陽性の切除不能または転移性
の悪性黒色腫の患者さんに対して初めて承認された併用療法であり、増収となりまし
た。
 ジャカビ(98百万米ドル、実質ベース68%増)は骨髄線維症および真性多血症の治療
薬として承認されている経口JAK阻害剤であり、前年同期からの大幅な増収を達成し
ました。
新興成長市場
 米国、カナダ、西欧諸国、日本、オーストラリア、ニュージーランドを除く全市場か
らなる新興成長市場の継続事業の売上高は、ブラジル(実質ベース16%増)および中
国(実質ベース7%増)に牽引され、第2四半期に8%増加(実質ベース)しました。
1
2014年上半期のグループ全体の業績には、コンシューマーヘルス(アニマルヘルスおよびOTC)とワクチン事業(インフ
ルエンザワクチン事業およびインフルエンザ以外のワクチン事業)の6カ月間の業績が含まれます。2015年上半期の業績
には、OTCおよびインフルエンザ以外のワクチン事業の2カ月間の業績、ならびにインフルエンザワクチン事業の6カ月間
の業績が含まれます。グループ全体のフリーキャッシュフローは、継続事業および非継続事業からのフリーキャッシュフ
ローにより構成されます。
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イノベーションの推進
審査当局の肯定的な決定や多くの臨床試験データの公表などにより、第2四半期もパイプ
ラインが引き続き進展しました。主な内容は次のとおりです。
新たな承認および承認勧告
 Entrestoが慢性心不全治療薬として米国で承認・上市(7月)
米国食品医薬品局(FDA)は、Entresto(sacubitril/valsartan)を、左室駆出率が低
下した心不全の治療薬として承認しました。ノバルティスは米国での出荷を7月に開
始しました。
 ZykadiaがALK陽性NSCLC治療薬としてEUで承認
欧州委員会(EC)は、Zykadia(セリチニブ)を、ALK阻害薬クリゾチニブによる
治療歴のある未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)陽性進行性非小細胞肺がん(NSCLC)
の成人患者さんに対する治療薬として承認しました。
 FDAがPromactaを慢性ITPの小児患者さんに対する治療薬として承認
FDAは、Promacta/レボレード(エルトロンボパグ)を、希少な血液疾患である慢性
免疫性血小板減少症(ITP)を伴い、コルチコステロイド、免疫グロブリンまたは脾
臓摘出では十分な効果が得られなかった6歳以上の小児に対する治療薬として承認
しました。
 Farydakが多発性骨髄腫治療薬としてCHMPの承認勧告を受け、日本で承認
CHMPは、前治療を受けた多発性骨髄腫の成人患者さんに対する、ファリーダック
(パノビノスタット)カプセルのボルテゾミブおよびデキサメタゾンとの併用療法
について、肯定的見解を採択しました。ファリーダックは、日本でも承認されまし
た。
 CHMPがOdomzoの基底細胞がん治療薬としての承認を勧告
CHMPは、Odomzo(sonidegib、これまでの開発コード:LDE225)の局所進行性基
底細胞がんの成人患者さんに対する適応について肯定的見解を採択しました。
 Glatopaが再発性多発性硬化症治療薬として米国で承認・上市
サンドは、Copaxone® 20 mgの全ての適応症において代替可能なジェネリック医薬
品であるGlatopaのFDA承認を取得しました。Glatopaは、Momenta社と共同開発さ
れ、6月に米国で上市されました。
 アクリソフ IQ PanOptix 3焦点眼内レンズがEUで承認される
アルコンは、白内障手術に用いられるアクリソフ IQ PanOptix 3焦点眼内レンズに
関し、欧州のCEマークを取得しました。
 UltraSertプリロード眼内レンズデリバリーシステムのEU承認を取得
アルコンは、白内障手術に用いられる、UltraSertプリロード眼内レンズデリバリー
システムを備えたアクリソフ IQ 非球面眼内レンズに関し、欧州のCEマークを取得
しました。
承認申請
 コセンティクスのASおよびPsA適応を世界各国で申請
きょうちょくせいせきついえん
コセンティクスの 強 直 性 脊椎炎(AS)および関節症性乾癬(PsA)に対する適応追
加を世界各国で申請しました。
 Tafinlar/Mekinistを転移性悪性黒色腫の治療薬として欧州・日本で申請
BRAF V600変異陽性の転移性悪性黒色腫の患者さんの治療薬として、Tafinlarおよび
Mekinistの併用療法を欧州・日本で申請しました。申請資料には第III相COMBI-d試験
およびCOMBI-v試験の結果が含まれています。これらの試験結果は、全面的な承認
に必要な条件を満たす目的でFDAにも提出されました。
8/19
 FDAは、Tafinlar/Mekinistの特定のタイプのNSCLCに対する適応をBreakthrough
Therapyに指定
7月、FDAは、TafinlarとMekinistの併用療法をBRAF変異陽性NSCLCの患者さんに対
するBreakthrough Therapy(画期的治療薬)に指定しました。
重要な臨床試験の結果およびその他のハイライト
 COMBI-d試験で転移性悪性黒色腫の患者さんに対するTafinlar/Mekinistの全生存
期間の延長効果が確認される
第III相COMBI-d試験の最終解析において、BRAF V600E/K変異陽性転移性悪性黒色
腫の患者さんにTafinlar(ダブラフェニブ)およびMekinist(トラメチニブ)を併用
した場合に、Tafinlar単剤投与と比べて、統計学的に有意な全生存期間の延長効果を
示すことが立証されました(中央値25.1カ月対18.7カ月)。
 第III相試験において消化管/肺原発の進行性神経内分泌腫瘍(NET)の患者さんに対す
るアフィニトールのPFS延長効果が確認される
第III相RADIANT4試験において、アフィニトール(エベロリムス)がプラセボと比
べて消化官/肺原発のNET患者さんの無増悪生存期間(PFS)を有意に延長し、主要
評価項目を達成したことが確認されました。RADIANT-4試験の結果は、2015年に世
界各国で予定されている承認申請の基本資料となるものです。
きょうちょくせい せきついえん
 1年間の試験結果により 強 直 性 脊椎炎 に対するコセンティクスの持続的効果が示
される
セクキヌマブの強直性脊椎炎に対する第III相MEASURE 2主要試験において、治療開
始1年後の患者さんの約74%において臨床的に有意な症状改善効果を達成したこと
が確認されました。
 コセンティクスが尋常性乾癬の難治部位の治療において優れた効果を示す
コセンティクスが2つの新たな臨床試験(GESTUREおよびTRANSFIGURE)におい
て主要評価項目を達成し、難治部位である手のひら、足の裏、爪の尋常性乾癬に対
し、プラセボと比べてより優れた効果を発揮することが立証されました。
 BKM120のBELLE-2試験が主要目的を達成
経口剤のBKM120(buparlisib)とfulvestrant(Faslodex®)の併用第III相BELLE-2試
験は主要目的を達成し、fulvestrant単剤投与と比べ、アロマターゼ阻害剤による治療
中または治療後にがんが進行または再発した閉経後のHR陽性/HER2陰性進行性乳
がんの患者さんに対し、統計学的に有意なPFSの改善効果が確認されました。全症例
ならびに保管された腫瘍サンプルおよび血中遊離腫瘍DNAで評価されたPIK3CA変
異陽性の患者さんを含めたあらかじめ定義された特定のサブグループの予測解析で
観察された穏やかなPFS改善効果については、承認申請の前に各規制当局との協議が
行われる予定です。さらに、最新の生存期間に関する解析結果は2016年下半期に実
施予定です。
 ジャカビの最新試験結果で真性多血症の患者さんに対する持続的な効果が示される
第III相RESPONSE試験の事前に計画されていた18カ月目時点の解析において、ジャ
カビ(ルキソリチニブ)の投与を受け、治療開始32週目に効果が確認された真性多
血症(PV)の患者さんの80%で、1年以上の効果が持続したことが明らかになりま
した。
 ENEST1st試験のデータが初発CML患者さんに対するタシグナのファーストライン
治療薬としての有効性を裏付け
1,000人以上の初発BCR-ABL陽性慢性骨髄性白血病(CML)の患者さんを対象に実
施された第IIIb相ENEST1st試験の結果において、これまでの臨床試験で示されたタ
シグナ(ニロチニブ)のファーストライン治療薬としてのベネフィットが確認され
ました。
9/19
 ZykadiaおよびTafinlar/Mekinistの悪性NSCLCに対する第II相試験データが発表さ
れる
第II相試験において、Zykadia(セリチニブ)のALK陽性NSCLC患者さんに対する腫
瘍縮小効果と、脳転移を伴うまたは伴わない患者さんに対する同等の全奏効率が示
されました。Tafinlar(ダブラフェニブ)とMekinist(トラメチニブ)の併用療法の
第II相試験データでは、転移性BRAF V600E変異陽性NSCLCの患者さんにおける全
奏効率が63%に達しました。
 継続中のCTL019の第II相試験で非ホジキンリンパ腫に対する潜在性が示唆される
再発又は難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)および濾胞性リンパ腫
(FL)の成人患者さんを対象にペンシルベニア大学が実施中の臨床試験の結果にお
いて、FL患者さんで100%およびDLBCL患者さんで50%の全奏効率が得られました。
評価可能な19例のうち、13例でCTL019が効果を示しました。
 QVA149およびNVA237の主要第III相試験において主要評価項目および副次的評価
項目を達成
中等症から重症の慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者さんを対象に実施された
QVA149(インダカテロール/グリコピロニウム臭化物)およびNVA237(グリコピ
ロニウム臭化物)の2つの主要な第III相臨床試験において、主要評価項目および副次
的評価項目が達成されました。
 Spinifex Pharmaceuticals社の買収により、ノバルティスの中枢神経系領域のパイ
プラインを拡充
ノバルティスは、画期的なアンジオテンシンII タイプ2型受容体拮抗剤EMA401など、
神経障害性疼痛治療にアプローチする薬剤の開発に注力している株式非公開企業の
Spinifex Pharmaceuticals社の買収について合意しました。買収は2015年下半期に完
了する見込みです。
ポートフォリオ転換を完了
ノバルティスによる2015年3月2日のGSKとの事業移管完了の発表後、統合は計画通り進行
しています。売上高の約75%に相当する製品について、販売承認の移管が完了し、50以上
の市場で販売活動を展開しています。
第1四半期に完了したGSKとのこれらの事業移管を受け、ノバルティスは2015年上半期に
約87億米ドルの例外的利益(税引き前)を計上しました。これは第1四半期に計上された
アニマルヘルスの売却に伴う46億米ドルの例外的利益(税引き前)に上乗せされるもので
す。さらに、GSKとの事業移管により第1四半期に約5億米ドルの追加的な関連費用が計上
されました。
ポートフォリオ転換の最後のステップとなるノバルティスのインフルエンザワクチン事業
のCSLへの売却は、各規制当局の承認を含む通常の取引完了のための条件を満たすことを
前提に、2015年下半期に完了する見込みです。ノバルティスは、CSLへの売却が完了する
まで、インフルエンザワクチン事業を責任を持って運営します。
資本構成および純負債額
事業への投資と強力な資本構成、魅力ある株主還元の適切なバランスを保つことは今後も
引き続き優先されます。力強いキャッシュフローと健全な資本構成により、財務面での強
さと統制を反映したAAの格付けを維持しながら、ノバルティスの多様なヘルスケア関連ポ
ートフォリオ全体にわたるイノベーション、成長、生産性向上の推進に向けた注力を続け
ることが可能となっています。
2015年上半期において、株式報酬制度に関するオプション権が行使された結果、3,780万
株の自己株式が発行されました。SIXスイス証券取引所のファーストトレーディングライ
ンと社員から、合わせて840万株の自己株式が買い戻されました。さらに、ノバルティス
は、2年間にわたり50億米ドルの自社株購入を行うと発表したうちの1,280万株を2015年上
半期にセカンドトレーディングラインを通じて買い戻しました。これらの取引に伴い、
10/19
2015年上半期に発行済み株式総数が1,660万株増加しました。ノバルティスは、2015年上
半期に発生した株式報酬制度による希釈化影響を今年の残りの期間で相殺していく計画で
す。このための自社株購入は、2013年11月に発表され、すでに実施中の50億米ドルの自社
株購入に加えて、SIXスイス証券取引所のセカンドトレーディングラインを通じて実施さ
れる計画です。
また、ノバルティスは、2015年第1四半期に3種類のスイスフラン建て社債を合計15億米ド
ルで発行し、第2四半期に2種類の社債を満期に伴い合計29億米ドル(2010年3月発行の社
債分の20億米ドルおよび2008年6月発行のスイスフラン建て社債分の9億米ドル)で償還し
ました。
2014年12月31日時点で65億米ドルだった純負債額は、2015年6月30日現在では174億米ド
ルとなりました。109億米ドルの増加は、GSKからのオンコロジー製品群の取得に伴う160
億米ドルの支出、66億米ドルの配当金の支払い、21億米ドルの自社株購入、その他の現金
支出(純額)9億米ドルによる増加が、32億米ドルのフリーキャッシュフロー、ポートフ
ォリオ転換関連の売却益(純額)99億米ドル、オプション権行使による16億米ドルの収入
によって一部相殺されたことによります。
ノバルティスの長期信用格付けは引き続きAA(ムーディーズAa3;スタンダード&プアー
ズAA-;フィッチAA)となっています。
継続事業の2015年グループ業績見通し
不測の出来事を除く
ノバルティスは2015年通期業績予想を維持します。2015年通期のグループの売上高は、前
年とほぼ同等の規模に上ると見込まれるジェネリック医薬品の影響(2014年実績:24億米
ドル)を吸収したうえで、一桁台半ばの成長率(実質ベース)を示すと予想しています。
2015年通期のグループのコア営業利益は売上高よりも高い成長率を示すと予想しており、
一桁台後半の成長率(実質ベース)になると見込まれます。これらの比較はすべて2014年
通期の継続事業に対するものです。
事業部門別の通期業績予想:
• 医薬品事業部門:一桁台半ばの売上高成長率(実質ベース)の予想を維持
• アルコン:一桁台前半の売上高成長率(実質ベース)の予想に引き下げ
• サンド:一桁台後半の売上高成長率(実質ベース)の予想に引き上げ
2015年7月中旬の為替レートが2015年の残りの期間も継続すると仮定した場合、通期での
為替影響(前年比)は売上高に対してマイナス9%、コア営業利益に対してマイナス13〜14%
に上ると予想しています。この為替影響は、ほとんどの通貨に対する米ドルの大幅な値上
がりによるものです。
11/19
事業部門別業績
継続事業1
第2四半期(4~6月)
2015年
第2四半期
百万
売上高
営業利益
売上高比(%)
コア営業利益
売上高比(%)
2014年
第2四半期
前年同期比(%)
百万
米ドル
実質
米ドル
億円2
米ドル
ベース
ベース
12 694
2 281
18.0
3 593
28.3
15 360
13 347
3 184
23.9
3 859
28.9
-5
-28
6
-14
-7
6
2 760
4 348
上半期(1~6月)
2015年
上半期
2014年
上半期
百万
売上高
営業利益
売上高比(%)
コア営業利益
売上高比(%)
前年同期比(%)
百万
米ドル
実質
米ドル
億円3
米ドル
ベース
ベース
24 629
5 066
20.6
7 244
29.4
2 9555
26 114
5 999
23.0
7 659
29.3
-6
-16
4
-1
-5
8
6 079
8 693
医薬品事業部門
第2四半期(4~6月)
2015年
第2四半期
百万
売上高
営業利益
売上高比(%)
コア営業利益
売上高比(%)
2014年
第2四半期
前年同期比(%)
百万
米ドル
実質
米ドル
億円2
米ドル
ベース
ベース
7 847
1 986
25.3
2 477
31.6
9 495
8 199
2 406
29.3
2 593
31.6
-4
-17
6
-4
-4
9
2 403
2 997
上半期(1~6月)
2015年
上半期
2014年
上半期
百万
売上高
営業利益
売上高比(%)
コア営業利益
売上高比(%)
前年同期比(%)
百万
米ドル
実質
米ドル
億円3
米ドル
ベース
ベース
14 987
4 285
28.6
4 897
32.7
17 984
16 006
4 627
28.9
5 132
32.1
-6
-7
4
6
-5
9
5 142
5 876
12/19
アルコン
第2四半期(4~6月)
2015年
第2四半期
2014年
第2四半期
百万
売上高
営業利益
売上高比(%)
コア営業利益
売上高比(%)
前年同期比(%)
百万
米ドル
実質
米ドル
億円2
米ドル
ベース
ベース
2 559
150
5.9
796
31.1
3 096
2 817
471
16.7
1 031
36.6
-9
-68
0
-41
-23
-10
182
963
上半期(1~6月)
2015年
上半期
2014年
上半期
百万
売上高
営業利益
売上高比(%)
コア営業利益
売上高比(%)
前年同期比(%)
百万
米ドル
実質
米ドル
億円3
米ドル
ベース
ベース
5 117
503
9.8
1 690
33.0
6140
5 459
851
15.6
1 956
35.8
-6
-41
2
-12
-14
-1
604
2028
サンド
第2四半期(4~6月)
2015年
第2四半期
2014年
第2四半期
百万
売上高
営業利益
売上高比(%)
コア営業利益
売上高比(%)
前年同期比(%)
百万
米ドル
実質
米ドル
億円2
米ドル
ベース
ベース
2 288
193
8.4
423
18.5
2 768
2 331
244
10.5
351
15.1
-2
-21
11
-26
21
30
234
512
上半期(1~6月)
2015年
上半期
2014年
上半期
百万
売上高
営業利益
売上高比(%)
コア営業利益
売上高比(%)
前年同期比(%)
百万
米ドル
実質
米ドル
億円3
米ドル
ベース
ベース
4 525
472
10.4
829
18.3
5 430
4 649
526
11.3
738
15.9
-3
-10
10
-7
12
23
566
995
13/19
コーポレート部門(継続)
第2四半期(4~6月)
2015年
第2四半期
2014年
第2四半期
百万
営業利益/損益
コア営業利益/損益
前年同期比(%)
百万
米ドル
実質
米ドル
億円2
米ドル
ベース
ベース
-48
-103
-58
-125
63
-116
nm
11
nm
9
上半期(1~6月)
2015年
上半期
2014年
上半期
百万
営業利益/損益
コア営業利益/損益
前年同期比(%)
百万
米ドル
実質
米ドル
億円3
米ドル
ベース
ベース
-194
-172
-233
-5
-167
nm
-3
nm
-6
-206
非継続事業
第2四半期(4~6月)
2015年
第2四半期
2014年
第2四半期
百万
米ドル
売上高
営業利益
売上高比(%)
コア営業利益
売上高比(%)
39
-96
nm
-72
nm
前年同期比(%)
百万
米ドル
実質
億円2
米ドル
ベース
ベース
47
1 290
-89
-6.9
-62
-4.8
nm
nm
nm
nm
-16
-23
-116
-87
上半期(1~6月)
2015年
上半期
2014年
上半期
百万
売上高
営業利益
売上高比(%)
コア営業利益
売上高比(%)
前年同期比(%)
百万
米ドル
実質
米ドル
億円3
米ドル
ベース
ベース
587
12 526
nm
174
-29.6
704
2 545
585
23.0
-205
-8.1
nm
nm
nm
nm
15
22
15031
-209
14/19
グループ合計4
第2四半期(4~6月)
2015年
第2四半期
2014年
第2四半期
百万
百万
米ドル
実質
米ドル
ベース
ベース
米ドル
億円2
純利益
1 838
2 224
2 585
1株当たり純利益(EPS)
(米ドル)
(円)
(米ドル)
0.76
2 013
2 436
1.05
2 413
フリーキャッシュフロー
前年同期比(%)
上半期(1~6月)
2015年
上半期
2014年
上半期
百万
純利益
1株当たり純利益(EPS)
フリーキャッシュフロー
前年同期比(%)
百万
米ドル
実質
米ドル
ベース
ベース
米ドル
億円3
14 843
17812
5 553
(米ドル)
(円)
(米ドル)
6.15
3 239
3887
2.26
3 178
nm = not meaningful
1
2
3
4
継続事業には、医薬品事業部門、アルコン、サンドの各事業と、3 月 2 日以降の GSK から新たに取得したオンコロジー製
品群の業績および GSK とのコンシューマーヘルスケア合弁会社の 36.5%の持ち分利益(関係会社からの収益に計上)が
含まれます。詳細は要約版業績報告書(英文オリジナル版)の 34 ページをご覧ください。
日本円は、参考のため表示したもので、1 米ドル=121 円(2015 年 4-6 月の期中平均レート、小数点第 1 位を四捨五入)
日本円は、参考のため表示したもので、1 米ドル=120 円(2015 年 1-6 月の期中平均レート、小数点第 1 位を四捨五入)
グループ全体の純利益とEPSには例外的な売却益が含まれています。 グループ全体のフリーキャッスフローには継続事業
と非継続事業のフリーキャッシュフローが含まれています。
免責条項
本リリースには、現時点における将来の予想と期待が含まれています。従って、その内容
に関して、また、将来の結果については、不確実な要素や予見できないリスクなどにより、
将来の結果が現在の予想と異なる場合があることをご了解下さい。なお、詳細につきまし
ては、ノバルティスが米国証券取引委員会に届けておりますForm 20-Fをご参照ください。
ノバルティスについて
ノバルティスは、ヘルスケアにおける世界的リーダーです。革新的な新薬、アイケア(眼科
用医療機器、コンタクトレンズなど)、高品質かつ安価なジェネリック医薬品など、幅広い
分野の製品を提供しています。ノバルティス グループ全体の2014年の売上高は580億米ド
ル、研究開発費は99億米ドル(減損・償却費用を除くと96億米ドル)でした。スイス・バ
ーゼル市に本拠を置くノバルティスは、約120,000人の社員を擁しており、世界150カ国以
上で製品が販売されています。詳細はホームページをご覧ください。
http://www.novartis.com
◇お問い合わせ先
ノバルティス ファーマ株式会社
広報統括部 TEL 03-6899-8355 FAX 03-6257-3605
E-mail [email protected]
日本アルコン株式会社
広報担当 TEL 03-6899-5056 FAX 03-6257-3656
E-mail [email protected]
サンド株式会社
広報担当 TEL 03-6899-5335 FAX 03-6257-3630
15/19
参考資料:2015年第2四半期(4~6月)医療用医薬品の売上上位20製品(無監査)
注)日本円は参考のため表示したもので、1米ドル=121円(2015年4-6月の期中平均レート、小数点第1位を四捨五入)にて換算したものである。
米国
百万
米ドル
米国以外
前年同期比
実質
ベース
億円
(%)
百万
米ドル
合計
前年同期比
実質
ベース
億円
(%)
百万
米ドル
億円
米ドル
ベース
(%)
前年同期比
実質
ベース
(%)
製品名
Business Franchise
適応症
グリベック
オンコロジー
慢性骨髄性白血病・GIST
657
795
21
527
638
-6
1 184
1 433
-1
6
ジレニア
中枢神経
多発性硬化症
382
462
35
318
385
18
700
847
16
26
ルセンティス
眼科
加齢黄斑変性
537
650
2
537
650
-13
2
アフィニトール / Votubia
オンコロジー
乳がん
250
303
29
173
209
9
423
512
10
19
サンドスタチン
オンコロジー
先端巨大症
209
253
13
204
247
5
413
500
-1
9
タシグナ
オンコロジー
慢性骨髄性白血病
169
204
29
243
294
17
412
499
10
21
ディオバン / コディオ
Established medicines
高血圧症
70
85
-81
263
318
-23
333
403
-55
-52
Galvus / エクア
循環器・代謝
糖尿病
273
330
-1
273
330
-17
-1
エックスフォージ
Established medicines
高血圧症
-1
272
329
-26
-16
エクジェイド
オンコロジー
イクセロン/ イクセロンパッチ
中枢神経
呼吸器
喘息
ネオーラル / サンディミュン
免疫・皮膚
移植
ボルタレン(OTC除く)
Established medicines
炎症/疼痛
ヴォトリエント
オンコロジー
腎細胞癌
86
104
リタリン / Focalin
Established medicines
注意力欠如障害/多動性障害
72
Myfortic
免疫・皮膚
移植
22
ジャカビ
オンコロジー
骨髄線維症
Tafinlar/Mekinist
オンコロジー
悪性黒色腫
フェマーラ
オンコロジー
乳がん
ゾレア
1
0
0
23
28
-71
249
301
慢性鉄過剰症
107
129
45
155
188
5
262
317
7
17
アルツハイマー型認知症
111
134
3
97
117
-15
208
252
-15
-8
194
235
18
194
235
-2
18
134
162
-7
145
175
-19
-7
136
165
-4
136
165
-16
-4
nm
79
96
nm
165
200
nm
nm
87
-18
36
44
-1
108
131
-18
-13
27
-39
78
94
2
100
121
-19
-9
98
119
68
98
119
42
68
トップ20製品計
その他製品
医薬品売上高計
0
11
13
-8
0
0
86
104
nm
45
54
nm
131
159
nm
nm
7
8
75
73
88
-5
80
97
-12
-1
2 262
2737
8
3 912
4 734
5
6 174
7 471
-5
6
472
571
9
1 201
1 453
8
1 673
2 024
-3
8
2 734
3308
8
5 113
6 187
5
7 847
9 495
-4
6
1 ゾレアの収益は、全ての適応症(免疫・皮膚が取り扱っている重度の喘息および難治性慢性特発性蕁麻疹)の売り上げを反映している。
16/19
参考資料:2015年上半期(1~6月)医療用医薬品の売上上位20製品(無監査)
注)日本円は参考のため表示したもので、1米ドル=120円(2015年1-6月の期中平均レート、小数点第1位を四捨五入)にて換算したものである。
米国
米国以外
前年同期比
実質
ベース
億円
(%)
製品名
Business Franchise
適応症
百万
米ドル
グリベック
オンコロジー
慢性骨髄性白血病・GIST
1 191
1429
24
1 063
1276
ジレニア
中枢神経
多発性硬化症
711
853
31
627
752
ルセンティス
眼科
加齢黄斑変性
1 076
1291
アフィニトール / Votubia
オンコロジー
乳がん
458
550
24
353
サンドスタチン
オンコロジー
先端巨大症
402
482
16
396
タシグナ
オンコロジー
慢性骨髄性白血病
312
374
26
ディオバン / コディオ
Established medicines
高血圧症
154
185
-80
Galvus / エクア
循環器・代謝
糖尿病
エックスフォージ
Established medicines
高血圧症
エクジェイド
オンコロジー
イクセロン/ イクセロンパッチ
中枢神経
呼吸器
喘息
ネオーラル / サンディミュン
免疫・皮膚
移植
ボルタレン(OTC除く)
Established medicines
炎症/疼痛
ヴォトリエント
オンコロジー
腎細胞癌
114
137
nm
リタリン / Focalin
Established medicines
注意力欠如障害/多動性障害
139
167
-14
71
Myfortic
免疫・皮膚
移植
50
60
-37
149
ジャカビ
オンコロジー
骨髄線維症
188
Tafinlar/Mekinist
オンコロジー
悪性黒色腫
フェマーラ
オンコロジー
乳がん
ゾレア
1
0
0
百万
米ドル
合計
前年同期比
実質
ベース
億円
(%)
米ドル
ベース
(%)
前年同期比
実質
ベース
(%)
百万
米ドル
億円
-7
2 254
2 705
-2
6
21
1 338
1 606
16
26
1
1 076
1 291
-13
1
424
13
811
973
9
19
475
3
798
958
0
8
472
566
18
784
941
10
21
551
661
-21
705
846
-54
-51
565
678
4
565
678
-11
4
5
553
664
-25
-14
42
50
-76
511
613
慢性鉄過剰症
178
214
25
278
334
4
456
547
1
11
アルツハイマー型認知症
239
287
2
202
242
-13
441
529
-13
-6
374
449
19
374
449
1
19
268
322
-4
291
349
-16
-4
270
324
-2
270
324
-13
-2
108
130
nm
222
266
nm
nm
85
4
210
252
-13
-8
179
-5
199
239
-22
-15
226
76
188
226
49
76
トップ20製品計
その他製品
医薬品売上高計
0
23
28
-12
0
0
111
133
nm
60
72
nm
171
205
nm
nm
14
17
56
148
178
-5
162
194
-12
-2
4 138
4966
2
7 730
9276
5
11 868
14 242
-6
4
825
990
-5
2294
2753
6
3119
3743
-7
3
4 963
5956
0
10 024
12 029
5
14 987
17 984
-6
4
1 ゾレアの収益は、全ての適応症(免疫・皮膚が取り扱っている重度の喘息および難治性慢性特発性蕁麻疹)の売り上げを反映している。
17/19
考資料:2015年第2四半期(4~6月)医療用医薬品の売上上位20製品(無監査)
注)日本円は参考のため表示したもので、1米ドル=121円(2015年4-6月の期中平均レート、小数点第1位を四捨五入)にて換算したものである。
米国
百万
米ドル
米国以外
前年同期比
実質
ベース
億円
(%)
百万
米ドル
合計
前年同期比
実質
ベース
億円
(%)
百万
米ドル
億円
米ドル
ベース
(%)
前年同期比
実質
ベース
(%)
-1
6
製品名
Business Franchise
適応症
グリベック
オンコロジー
慢性骨髄性白血病・GIST
657
795
21
527
638
-6
1 184
1 433
ジレニア
中枢神経
多発性硬化症
382
462
35
318
385
18
700
847
16
26
ルセンティス
眼科
加齢黄斑変性
537
650
2
537
650
-13
2
アフィニトール / Votubia
オンコロジー
乳がん
250
303
29
173
209
9
423
512
10
19
サンドスタチン
オンコロジー
先端巨大症
209
253
13
204
247
5
413
500
-1
9
タシグナ
オンコロジー
慢性骨髄性白血病
169
204
29
243
294
17
412
499
10
21
ディオバン / コディオ
Established medicines
高血圧症
70
85
-81
263
318
-23
333
403
-55
-52
Galvus / エクア
循環器・代謝
糖尿病
273
330
-1
273
330
-17
-1
エックスフォージ
Established medicines
高血圧症
23
28
-71
249
301
-1
272
329
-26
-16
エクジェイド
オンコロジー
慢性鉄過剰症
107
129
45
155
188
5
262
317
7
17
イクセロン/ イクセロンパッチ
中枢神経
アルツハイマー型認知症
111
134
3
呼吸器
喘息
ネオーラル / サンディミュン
免疫・皮膚
移植
ボルタレン(OTC除く)
Established medicines
炎症/疼痛
ヴォトリエント
オンコロジー
リタリン / Focalin
ゾレア
1
0
0
0
117
-15
208
252
-15
-8
235
18
194
235
-2
18
134
162
-7
145
175
-19
-7
11
13
136
165
-4
136
165
-16
-4
腎細胞癌
86
104
nm
79
96
nm
165
200
nm
nm
Established medicines
注意力欠如障害/多動性障害
72
87
-18
36
44
-1
108
131
-18
-13
Myfortic
免疫・皮膚
移植
22
27
-39
78
94
2
100
121
-19
-9
ジャカビ
オンコロジー
骨髄線維症
98
119
68
98
119
42
68
Tafinlar/Mekinist
オンコロジー
悪性黒色腫
45
54
nm
131
159
nm
nm
フェマーラ
オンコロジー
乳がん
トップ20製品計
その他製品
医薬品売上高計
-8
97
194
0
0
86
104
nm
7
8
75
73
88
-5
80
97
-12
-1
2 262
2737
8
3 912
4 734
5
6 174
7 471
-5
6
472
571
9
1 201
1 453
8
1 673
2 024
-3
8
2 734
3308
8
5 113
6 187
5
7 847
9 495
-4
6
1 ゾレアの収益は、全ての適応症(免疫・皮膚が取り扱っている重度の喘息および難治性慢性特発性蕁麻疹)の売り上げを反映している。
18/19
参考資料:2015年上半期(1~6月)医療用医薬品の売上上位20製品(無監査)
注)日本円は参考のため表示したもので、1米ドル=120円(2015年1-6月の期中平均レート、小数点第1位を四捨五入)にて換算したものである。
米国
米国以外
前年同期比
実質
ベース
億円
(%)
製品名
Business Franchise
適応症
百万
米ドル
グリベック
オンコロジー
慢性骨髄性白血病・GIST
1 191
1429
24
ジレニア
中枢神経
多発性硬化症
711
853
31
ルセンティス
眼科
加齢黄斑変性
アフィニトール / Votubia
オンコロジー
乳がん
458
550
サンドスタチン
オンコロジー
先端巨大症
402
タシグナ
オンコロジー
慢性骨髄性白血病
312
ディオバン / コディオ
Established medicines
高血圧症
Galvus / エクア
循環器・代謝
糖尿病
エックスフォージ
Established medicines
高血圧症
エクジェイド
オンコロジー
イクセロン/ イクセロンパッチ
百万
米ドル
1 063
合計
前年同期比
実質
ベース
億円
(%)
前年同期比
実質
ベース
(%)
百万
米ドル
億円
米ドル
ベース
(%)
-2
6
1276
-7
2 254
2 705
627
752
21
1 338
1 606
16
26
1 076
1291
1
1 076
1 291
-13
1
24
353
424
13
811
973
9
19
482
16
396
475
3
798
958
0
8
374
26
472
566
18
784
941
10
21
154
185
-80
551
661
-21
705
846
-54
-51
565
678
4
565
678
-11
4
42
50
-76
511
613
5
553
664
-25
-14
慢性鉄過剰症
178
214
25
278
334
4
456
547
1
11
中枢神経
アルツハイマー型認知症
239
287
2
202
242
-13
441
529
-13
-6
呼吸器
喘息
374
449
19
374
449
1
19
ネオーラル / サンディミュン
免疫・皮膚
移植
268
322
-4
291
349
-16
-4
ボルタレン(OTC除く)
Established medicines
炎症/疼痛
ヴォトリエント
オンコロジー
リタリン / Focalin
ゾレア
1
0
0
0
23
28
270
324
-2
270
324
-13
-2
腎細胞癌
114
137
nm
108
130
nm
222
266
nm
nm
Established medicines
注意力欠如障害/多動性障害
139
167
-14
71
85
4
210
252
-13
-8
Myfortic
免疫・皮膚
移植
50
60
-37
149
179
-5
199
239
-22
-15
ジャカビ
オンコロジー
骨髄線維症
188
226
76
188
226
49
76
Tafinlar/Mekinist
オンコロジー
悪性黒色腫
60
72
nm
171
205
nm
nm
フェマーラ
オンコロジー
乳がん
トップ20製品計
その他製品
医薬品売上高計
-12
0
0
111
133
nm
14
17
56
148
178
-5
162
194
-12
-2
4 138
4966
2
7 730
9276
5
11 868
14 242
-6
4
825
990
-5
2294
2753
6
3119
3743
-7
3
4 963
5956
0
10 024
12 029
5
14 987
17 984
-6
4
1 ゾレアの収益は、全ての適応症(免疫・皮膚が取り扱っている重度の喘息および難治性慢性特発性蕁麻疹)の売り上げを反映している。
19/19