①‐1視路の障害位置と視野障害

視路障害位置と視野障害
横から見た図
*ただしかなり模式図であり、少し参考書と違う場合あり。
両眼視野部分
単
眼
視
野
部
分
は
ま
と
め
て
光
単
眼
視
野
部
分
視野
⑬
⑤ ⑥
③
網膜の神経線維は鼻側 55%耳側 45%が
担当分なので視野は耳側が広い
②
神経線維
左眼周辺網膜
はまとめて
⑱
⑯
⑦
⑧
視細胞
①
視神経へ
実際は、耳側線維は外側、
鼻側繊維は内側
上側線維は上側
下側線維は下側
*網掛けの番号の位置は非対称性
となる場合がある
Wilbrand の膝 ②前脚
中心線維はこの中を通過しない
と junction scotoma にはなら
ないが、現在は中心線維はこの中
を通過しない?とのことで対側
の下鼻側線維のみ障害されるら
しい
③
⑤全て×
Meyer 係蹄(Loop)
外側膝状体
上方網膜からは内側
下方網膜からの線維は外側、
同側下耳側と反対側下鼻
側線維(左下方線維)
④
6
⑦
6
5
5
4
4
3
3
対側 146 同側 235
に入るが一部省略
2
2 1
1
同側下耳側黄斑と他眼下鼻側
黄斑線維(左下方黄斑線維)
⑥
視放線の内側の線維は、同側の上方網膜から投射され、側脳室(三角から後角)の外側(頭頂葉)を通り、
鳥距溝上部に終わる。外側の線維は、同側の下方網膜から投射され、側脳室(下角)を上から下にとりま
きながら Meyer 係蹄を形成して鳥距溝下部に終わる。
⑥-1 末梢部(この図で言えば周辺部)は前脈絡
叢動脈の閉塞、中心部⑥-2 は外側後脈絡叢動脈
の閉塞、⑤は両方の閉塞―詳細は別紙
頭頂葉
⑧
⑮
⑭
左眼耳側は
まとめて実線で
双極細胞
側頭葉
⑰
⑨
①
網膜後方から見た図
神経節細胞
網膜
④
⑪
⑩
⑫
まとめ
頭頂葉の病変
視放線中部
同側上耳側黄斑と
反 対 側 上鼻 側 黄斑 線 維
(左上方黄斑線維)
⑨
上方線維は上方に
下方線維は下方に
だから頭頂葉
⑬
上唇最前部
下唇最前部
下唇最前部
⑮
⑪ ⑫
同側上耳側と反対側上
鼻側線維(左上方線維)
上唇最前部
⑭
⑯ ⑰
後頭葉
上唇前・中央部
上唇前・中央部
下唇前・中央部
下唇前・中央部
上唇後極部
下唇後極部
⑩
視放線後部 頭頂葉∼後頭葉病変
⑱
上方線維は上唇に
下方線維は下唇に
(視野とは反対に)
全体的には、網膜上半分(視野では下部)より出た線維は視路の上部を通り、視索・視放線で内(上)側を通り、
上唇へゆく。 ウ・ウ・ウと憶える
網膜下半分(視野では上部)より出た線維は視路の下部を通り、視索・視放線の外((下)側を通り、
下唇へゆく。
網膜周辺(周辺視野)→後頭葉の前・中央部
網膜上(視野下)→上唇
網膜中心(中心視野)→後極部
網膜下(視野下)→下唇
上唇後極部
下唇後極部
*ただし、後頭葉は血管・神経の2
重支配と誤方向への走行で実際は
黄斑回避となることが多い
*後頭葉に行けば行くほど、調和性の完全な同名半盲となる
①左眼視神経
②左側 Wilbrand の膝(junction scotoma)
③視交叉
④左側視索
⑤左側外側膝状体
⑥左側外側膝状体
⑥-1
⑥-2
⑥-1
*網掛けの番号の位置は非称性と
なる場合がある
①右眼視神経
②右側 Wilbrand の膝(junction scotoma)
③視交叉
④右側視索
⑤右側外側膝状体
⑥右側外側膝状体
⑥-2(1/4 楔状半盲)
⑥-1
⑥-1
⑥-2
⑥-2(1/4 楔状半盲)
⑦左側 Meyer 係蹄
⑧左側視放線Ⅰ
⑦右側 Meyer 係蹄
⑧右側視放線Ⅰ
⑨左側視放線Ⅱ(中部)
⑩左側視放線Ⅲ(後部)
⑨右側視放線Ⅱ(中部)
⑩右側視放線Ⅲ(後部)
⑪左側後頭葉前中央部(上下唇前中央部)
⑫左側後頭葉上唇前中央部
⑪右側後頭葉前中央部(上下唇前中央部)
⑫右側後頭葉上唇前中央部
⑬左側後頭葉上下唇最前部
⑭左側後頭葉下唇前中央部
⑬右側後頭葉上下唇最前部
⑭右側後頭葉下唇前中央部
⑮左側後頭葉上下唇前中央部
⑯左側後頭葉上下唇後極部
⑮右側後頭葉上下唇前中央部
⑯右側後頭葉上下唇後極部
⑰左側後頭葉上唇後極部
⑱左側後頭葉下唇後極部
⑰右側後頭葉上唇後極部
⑱右側後頭葉下唇後極部