◆平成２７年度（第１６回）ＬＰガス配送コンテストについて九州産業保安監督部では、平成２７年１０月９日、九州液化石油ガス保安連絡協議会主催によるＬＰガス配送コンテストに出席しましたので、その実施状況をお知らせします。ＬＰガスの配送中の事故については、毎年全国で数件発生しており、配送員に対する保安意識の高揚、徹底が求められている中で、高圧ガスの移動及び容器交換時に係る保安意識の高揚と啓発を図ることを目的として、九州液化石油ガス保安連絡協議会の主催によりＬＰガス配送コンテストが開催された。記１．日時平成２７年１０月９日（金）１０：３０～１６：００２．場所株式会社エネルギーネットワーク長崎（長崎市）３．主催者九州液化石油ガス保安連絡協議会４．後援九州産業保安監督部５．競技者８人 (株)熊本ＬＰＧセンター、(株)エネルギーサービス福岡、 (株)アストモスガスセンター久留米、(株)ガスエネルギー大分、福岡ＬＰＧセンター(株)、(株)エコアガスセンター、 (株)エネルギーネットワーク長崎、(株)エネライフ長崎６．審査内容容器積載から家庭への配送、交換、点検等にわたる一連の作業を審査（約６０項目）７．結果最優秀賞（九州産業保安監督部長表彰）１人優秀賞（九液協会長表彰）２人敢闘賞（九液協会長表彰）５人８．講評（審査委員長） ○選手全体のレベルが高く、審査結果は非常に僅差である。 ○ガス切れ防止対策などを顧客に伝える競技者もあって他の模範となる。 ○競技内容について「見えにくい部分の漏洩確認には鏡を使うなどの工夫が必要」「ゲート降下時に容器に手を添えていない者があり」などと審査委員会で指摘があった。 ○今後とも事故防止及び法令遵守に務めてほしい。９．コンテストを終えて（九州産業保安監督部保安課長） ○競技者の方は何ヶ月も前から練習してきたとのことであり、てきぱきとした動きが大変印象的。 ○現場の保安は、需要家と接する機会の多い配送員の方のおかげで守られていると改めて認識。 ○競技者の所属する会社からも大勢の応援の方が来られ、配送コンテストへの関心の高さを感じるとともに、保安意識の高揚に一役を担っていることを感じた。＜配送コンテストの様子＞保安課長挨拶競技中競技中審査委員長講評最優秀賞表彰競技者