TERADATA DATABASE 15.00: ビジネス・ニーズを満たす柔軟性

DATA
WAREHOUSING
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TERADATA DATABASE 15.00:
ビジネス・ニーズを満たす柔軟性
パフォーマンスが重要
加の高度なインデータベース分析とアプリケーション処理
データウェアハウスの成功は、常にデータベース・エンジンの
を可能にする機能を提供するよう強化されました。Teradata
パフォーマンスにかかっています。しかし、データ要件が次第
Database 15.0 には JSON データの利用が組み込まれ、物理
に複雑になるにつれて、パフォーマンスはかつてないほど重要
データベースを変更することなく新しいデータ要素を直ちに
な役割を果たすようになります。データウェアハウスをより
使用するという、柔軟な遅延バインディングにより、企業は
迅速かつ簡単に管理できるようにすることも同様に重要です。
Internet of Things ( モノのインターネット ) データの恩恵を
Teradata® Database は、比類のないパフォーマンス、柔軟性、
受けることができるようになりました。また Teradata 15.0 に
効率的な管理を組み合わせた製品です。
は強力なテーブル・オペレーターも導入され、データベース
内に Ruby、Perl、Python、R、またはシェル・スクリプトを
Teradata Database は、柔軟性と拡張性のレベルを高める新機
埋め込んで、処理レイヤーにデータを移動することなくプロ
能や、新しいデータ・ソースを早く利用できるようにし、追
グラム・ロジックを並列実行することが可能です。また、双
方向 SQL-H を含む仮想計算機能により、Teradata Database
Teradata Database の特長
Integrated Data Warehouse と Hadoop システム間でデータを
移動して、非常に柔軟性のある統合データ・プラットフォーム
データウェアハウス・ソリューションはデータベース・エン
を実現すると共に、新たなデータを迅速にデータウェアハウス
ジンに依存します。したがって、選択するデータベースが
へと取り込むことができます。
次の特長を備えていることを確認してください。
− 完全な並列処理による、容易な拡張
− ミッションクリティカルな可用性
− 複雑でアドホックなクエリーのパフォーマンス
− 地理空間、テンポラル、データ・マイニング、モデリングなど
高度なインデータベース分析機能
− 混合ワークロード管理 (データを最新に維持しながら、戦略的、
戦術的、オペレーショナル・クエリーを同時処理する機能)
− Columnar
− コストベースの最適化ルーチン
− インテリジェント・メモリー
− 相互接続機構の仮想化
− ストレージの仮想化
− CPUの仮想化
− ファイル・システム
− 管理の容易性
− メインフレーム統合の簡素化
− 完全なサポート基盤
− 導入実績
− 最小の総所有コスト
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この実績ある高性能な意思決定支援エンジンは、ワークロード
別の各 Teradata プラットフォーム・ファミリーで使用でき、一
連のデータ・アクセスおよび管理ツールに加え、データウェア
ハウスに関する テラデータの長年の経験に基づく世界最高レベ
ルのサービスを提供します。Teradata Database は製品と専門知
識を独自に組み合わせたもので、長年にわたって実証済みの、
多くのビジネス優位性を顧客企業にもたらすデータウェアハウ
ジング・ソリューションを実現します。
既に世界で最も成功を収めたデータウェアハウスの基盤となっ
ている Teradata Database は、意思決定支援と並列実行を主眼
に設計されています。そして、強力であると同時に多目的に利
用できます。3 テラバイトから数ペタバイト (PB) 規模のデータ、
何千人ものユーザーを持つ巨大ウェアハウスまで、何百ものイ
ンストレーションをサポートします。Teradata Database に特有
の並列性とアーキテクチャがもたらすものは、パフォーマンス
だけにとどまりません。総所有コスト (TCO) を低減すると共に、
成功するデータウェアハウスを構築するための簡潔性、拡張性、
そして自己管理型のソリューションを提供します。
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数多くの強力な分析機能
凍デザートからアイスクリームへ ) 後に、特定の日には何人の
Teradata Database の強力な分析機能は他に類を見ません。そ
顧客が来店したか、商品カテゴリはいくつあるか、冷凍デザー
れは、Teradata Database が地理空間やテンポラルからスライ
トの売上は昨年の同月と比べてどうかといった、ビジネスに関
ス・アンド・ダイスやデータ・マイニングまで、幅広い分析機
するそのとき重要となった質問に対し、容易に答えられるよう
能を備えているためです。その結果、データや、ビジネスのよ
になります。テンポラル・オプションを使用すると、時間ベー
り多くの部分から、より多くの価値を、これまで以上に引き出
スで絞り込みクエリーを最適化できます。特定の日のビジネス
すことができます。さらに、分析プロセスを強化するために使
に関してわかったことを正確に反映したコンプライアンス・レ
用可能なすべてのサポート・データがあるデータベース内で、
ポートも簡単に作成できます。これは、簡単なクエリーでビジ
汎用分析と特殊な分析の両方を実行できます。
ネス履歴全体をすぐに把握できるからこそできるのです。
また、Teradata Database にはさまざまな組み込み機能があり、
− キューブ作成処理、データ・マイニング、モデリングが拡張さ
以下のようなより幅広い分析プロセスや機能をより早く効率的
れています。Teradata Database に組み込まれた最適化機能
に実行することができます。
とその使いやすさとで、より時間を節約し、このような分析に
利用するデータの鮮度と更新頻度を高めることができます。
− 地理空間データを保存して処理可能です。Teradata Database
− データウェアハウスに保存されているデータと分析で使用さ
を使用すると、ビジネス・インテリジェンス (BI) および他の
れるデータの範囲を広げます。XML および JSON ドキュメン
アプリケーションで使い慣れているすべてのデータディメン
トをデータベース内に元の形式のまま保存し、SQL を使用し
ションに加えて、位置情報や距離情報を利用することが可能
た分析で、データベース内の他のデータだけでなく、これら
となります。特殊な GIS 製品や地理空間をビジュアライズす
のドキュメントを直接クエリーできます。遅延バインディン
る製品とは異なり、Teradata Database はデータウェアハウ
グにより、物理データベースを変更することなく、JSON コン
スの内部で地理空間データを分析できます。つまり、すべて
テンツを経時的に変更することができます。一般的な SQL ク
のエンタープライズ・データを利用できるのです。Teradata
エリーを Teradata Database に対して発行し、Teradata SQL-H
Database では、一般的な地理空間機能に加え、一連の位置
を使用して Hadoop データベースに格納されているデータと
情報をタイムスタンプ情報と共に保存して、GPS や他の手段
Teradata Unity Source Link を使用して Oracle データ・マート
によって追跡された移動を把握および分析できます。
またはトランザクション・システムに格納されているデータ
− ビジネス・データの変更管理、および変更に基づく分析を容易
に行えます。Teradata Database で使用可能なテンポラル・オ
プションによって、ビジネスの変更に対応するために必要な、
複雑でコストと時間のかかる作業を省略できます。
の結合を含めて、高性能な Teradata Database 内でさまざまな
分析を行うことができます。
内在するビジネス・メリット
Teradata Database には、ビジネスを一元的に管理できると
Teradata Database には、手動プロセスを代替する自動履歴追
いうメリットがあります。そのため、よりスマートかつ迅速
跡機能があります。例えば、小売業者が商品分類を見直した ( 冷
に意思決定を行い、それにより売上と利益を増加させること
「私は、Teradata システムの管理に自分の時間の半分を費やしていると、胸を張って言いたいです。当社
における EDW の重要性を考えれば、そうあるべきだからです。しかし、Teradata システムに関する作業
に比べ、他のデータベースの保守や、仕事における他の側面の遂行には、はるかに多くの時間を費やし
ているというのが実情です。Teradata システムは、本当に自力で動作しているかのように安定して動作
します。私が担当している他のデータベースに比べ、Teradata システムの管理に費やす時間は多くあり
ません。これは極めて重要なことです。加えて、稼働させ続けるための労力も最小で済むのです。
」
PING, Inc. データ・センター 兼 オペレーション・マネージャー Sandy Rumble 氏
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ができます。具体的には、以下のことに役立ちます。
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スクリプト・プログラム・ロジックを埋め込み、アプリケー
ション・ロジックをデータベースに組み入れることができます。
意思決定支援機能の拡張
Teradata Database に求められる拡張性と管理の容易性によっ
Teradata Database では、次第に複雑になる分析を最適化し、
て、ビジネスで使用するあらゆるデータ・タイプを保存したり、
その開発を単純化することによって、より高度な BI 分析を可
Hadoop または Oracle トランザクション・システムに保存さ
能にしています。この結果パフォーマンスが向上すると、ユー
れているデータを自動的にクエリーで取得して分析したりする
ザーはより早く回答を得て、同じ期間内により多くの作業をこ
ことができます。
なすことができます。
オペレーショナル・ワークロードのパフォーマンス向上
エンタープライズ統合の簡素化
Teradata Database を使用すると、これまでになく迅速にデー
Teradata のエンタープライズ向けの拡張機能を使用すると、
タを取得して、より効果的でタイムリーな意思決定を行うこと
Teradata Database を利用している企業のエンタープライズ基盤
ができます。データウェアハウスの業務利用を拡張し、現場で
によりフィットさせることができます。すべての消費者法およ
利用されるアプリケーションやそこで意思決定を行うユーザー
び規制法を満たす、強化されたセキュリティ機能とプライバシー
をサポートすることが簡単になります。
機能も提供しています。また、外部ソース、ターゲット、およ
びプロセスへのアクセス能力も強化されており、グローバル企
混合ワークロード管理の効率化
業向けに複数言語のデータウェアハウスに対応できます。
以下のように効率化された混合ワークロード管理によって、
データウェアハウスの効率を最適化し、ビジネス要求に応答す
Teradata Database の機能の拡張
る際の迅速性を改善することができます。
業界、企業、アプリケーションはそれぞれに異なります。その
多くは、独自のデータ・タイプや分析関数を採用しています。
− ビジネス・ニーズに基づいてワークロードを自動的に定義する。
それらは Teradata Database が提供する高性能でスケーラブル
− 複数のワークロード・タイプに対してサービス・レベル目
な並列アーキテクチャ内で、ユーザー定義のデータ・タイプ、
標を設定する。
ユーザー定義関数、ユーザー定義の SQL 演算子、ストアド・
− ビジネス・ルールに従って優先順位付け戦略を策定する。
プロシージャ、およびテーブル・オペレーターを用いることに
− システム・リソースを部門、地域、または資金調達モデル毎に
よって、そのままの形式で拡張できます。アーキテクチャに柔
軟性を持たせるため、Ruby、Perl、Python、R、またはシェル・
スクリプト用の特殊なスクリプト・テーブル・オペレーターで
仮想パーティションへと分割する。
− サービス・レベル目標の遵守を監視する。
Teradata が選ばれる理由
テラデータ・コーポレーションは、統合データウェアハウジング、
「当社では、システム上で何が起きているか、
ビッグデータ分析、およびビジネス・アプリケーションにフォー
何人の契約者がいるか、企業が1日にいくら
カスした、データ分析ソリューション分野における世界最大規
稼ぐかを意思決定者が把握できるようなダッ
シュボードを提供しています。
」
Türk Telekom テクニカル・プロジェクト・マネージャー
Vedat GüneŞ 氏
模の企業です。Teradata の革新的な製品とサービスがもたらす
統合と洞察によって、企業は競合優位性を得ることができます。
詳細情報
Teradata Database によってデータウェアハウス、そしてビジネ
スを改良する方法についての詳細は、テラデータの営業担当者
にお問い合わせいただくか、Teradata.jp にアクセスください。
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Teradata Database 15.00 の仕様
• R add-on for Teradata
データベース容量
言語プロセッサ
• 3TB - 234PB
• 最大 2,048 ノード
• PL/1、C、COBOL
データ・モデル
• Teradata Management Portlets
•
•
•
•
• Teradata Viewpoint
•
•
•
•
• Teradata Parallel Transporter ( スクリプト
• Teradata Studio ( クエリー、データベー
リレーショナル
ANSI SQL 互換
完全なクエリー並列性
バランスの取れたパフォーマンス
サポートするアーキテクチャ
• 対称型マルチプロセッシング (SMP)
• 超並列処理 (MPP)
• クラウド
ツールおよびユーティリティ
(Web ベースのシステム管理ポータル )
またはプログラムによる制御で、さまざ
まなソースから継続、単独、またはマル
チテーブル・ロードを行うための統合
ロード・ユーティリティ )
• Teradata TPump ( 継続ロード )
( データ・マイニング )
Teradata Aggregate Designer
Teradata OLAP Connector for Excel
Teradata BTEQ ( 基本クエリー・ツール )
Teradata SQL Assistant
( 基本クエリー・ツール )
ス管理、およびアドホック・データ・ロー
ド・ツール )
• Teradata Unity ( マルチシステム・エコ
システム管理、同期、およびクエリー・
ルーティング )
• Teradata FastLoad ( データ・ロード )
• Teradata Meta Data Services
サポートするオペレーティング・
システム
• Teradata MultiLoad ( データ・ロード )
• Linux
• Teradata FastExport ( データ抽出 )
アプリケーション・プログラミング・
インターフェース
• Teradata Data Mover
• ODBC Driver for Teradata
サポートするクライアント・
プラットフォーム
•
•
•
•
•
Microsoft® Windows®
Apple Mac OS X
IBM z/OS MVS
ほとんどの UNIX® プラットフォーム
Linux
オプション機能
•
•
•
•
Teradata Temporal
Teradata Row-Level Security
Teradata SQL-H™
Teradata Unity Source Link
( システム間のデータ移動 )
• Teradata Geospatial
インポート / エクスポート
• Teradata JDBC Driver
• OLE-DB Provider for Teradata
• Teradata Backup Archive and Recovery
• Teradata CLI
• Teradata Active System Management
• Teradata Plug-in for Eclipse
Solutions
Portlets ( 混合ワークロード管理 )
• Teradata Visual Explain、Teradata System
Emulation Tool、 お よ び Teradata Index
Wizard を含む Teradata Analyst Pack
• .NET Data Provider for Teradata
• JMS Adapter (JMS メ ッ セ ー ジ ン グ・
システム・インターフェース )
• Teradata Utility Pack
• Teradata Warehouse Miner
( データ・マイニング )
メインフレーム統合
• Teradata Profiler ( データ品質 )
• IBM ( または互換 ) メインフレーム
• Teradata Analytic Data Set Generator
( データ準備 )
テラデータ製品に関する情報やお問い合わせは
http://www.teradata.jp
・Teradata SQL-H、Teradata Unity、TeradataおよびTeradataロゴは登録商標です。・MicrosoftおよびWindowsはMicrosoft Corporationの登録商標です。・UNIXはThe Open Groupの米国およびその他の国における登録商標です。
・本文中に記載されている製品情報は、予告なく変更する場合がありますのでご了承下さい。・このカタログの記載情報は、2014年2月現在のものです。
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