【患者参画型看護計画②研修】

【患者参画型看護計画②研修】
8 月 20 日 27 日、9 月 3 日に平成 27 年度新採用者を対象とした「患者参画型看護計画②研修」を開催しました。
新卒看護師 85 名と既卒看護師 18 名の計 103 名の参加があり、看護記録システム委員や看護記録プロジェクト
委員の協力を得て「患者に寄り添う看護」の実現に向けた看護計画立案について学びを深めました。
【研修目的・目標】
目的:患者から「寄り添う看護」に必要な情報を引き出すことが出来る。
目標:アナムネーゼ聴取時に収集する情報がわかる。
患者と接する際の聞く態度、話す態度を学ぶことができる。
【研修内容】
・
1.シミュレーション演習
・
看護師役
1)模擬患者2 例を設定。
・
・質問に対しきちんと返答するタイプA
患者役
観察役
・質問に対して返答するが横道にそれるタイプB
2)1 グループを看護師役 2~3 名(新人)患者役(協力ス
タッフ)で構成
3)ロールプレイ
・新人看護師の一人が「患者の思い・不安」を引出し、
「医
ロールプレイ
療者が着目した情報」と合わせて「患者の目標」を立案ま
で実施。もう一人の新人看護師が「アナムネーゼ聴取時の
グループワーク
チェックリスト」に沿って観察する。
・役割を交代しA・B タイプの患者を経験する。ロールプレ
イ終了後、患者役と共に振り返りを行う。
2.グループワーク
2 つのグループを合わせてグループワークを行う。
テーマ:患者の思いを引き出すコミュニケーションとは
~退院患者の生活に目を向けた
コミュニケーションの取り方~
●アンケート結果(回収率 95%)
満足した
あまり満足しなかった
0%
20%
40%
●今回の研修へのご意見・ご感想(一部抜粋)
大体満足した
満足しなかった
60%
80%
・ちょうど入院をとっていて、目標や思いの聴き取りが難しい
100%
なと思っていたので、すごくためになりました。先輩の見本も
見てみたかったです。
16.3%
82.7%
満足度
1.0%
理解できた
あまり理解できなかった
0%
20%
40%
80%
を図ろうと思った。
・自分の日々の看護を改めて見直す機会となりました。
大体理解できた
理解できなかった
60%
・患者さんの思いを引き出すため、もっとコミュニケーション
・先輩たちが自分たちの考えを認めてほめて下さったのが、と
100%
ても嬉しかった。
・自己のコミュニケーション方法について振り返る機会になり
理解度
84.7%
14.3%
1.0%
ました。
看護研修センター