泉 寺 報

ぜひご参加くださいますようお
定しておりますので、その節は
ます。円安と株高等の経済情勢
の不安を抱えているように思い
ここに新たな歳を迎えました
が、今後日本の経済情勢は多く
また、喪中にて新年を迎えら
れましたご家庭には、本年がよ
び申し上げます。
檀信徒の皆様には輝かしい新
春をお迎えのことと心よりお慶
せいただきました。只々有難く
ころ、目標を上回る浄財をお寄
ご寄附をお願いいたしましたと
祖螢山禅師様の七百回大遠忌の
様の六百五十回忌大遠忌及び開
昨年は、皆様方のご協力を得
て大本山總持寺の二祖峨山禅師
題でした。この結果経済は思っ
も、日々の生活の中で大きな問
は必要なことと理解していて
に伴う年金や医療制度の堅持に
の意見がある中で、少子高齢化
感できないという多くの方たち
ました。一向に景気の上昇を実
影響のある消費税の増税があり
ものと考えて居ります。一層の
果たしていかなければならない
求められる寺院としての務めを
る 存 在 意 義 も 含 め て 再 検 証 し、
わりについて、現代社会におけ
後の寺院のあり方や地域との関
出ておると聞いております。今
に寺院の存続を危ぶむ声さえも
の過疎化が進む地域では、すで
子高齢化は深刻な問題で、地方
当面の行事等
1月 8日~9日 4月8日 降誕会(お釈迦様の誕生日・花祭り)
浄泉寺本寺 大雄院(日立市)開山忌
※ お子様方をつれて、甘茶をかけにおいでく 1月11日 総代・世話人会 午前12 時 00 分
ださい。夕方までお参りができます。お子様 にはお菓子などを用意します。
発行所 〒 285-0902 千葉県印旛郡酒々井町伊篠 647 ℡ 043-496-4342 発行責任者 住職 宮川 義典 http://www.jyousenji.jp
のご案内を差し上げることを予
願い申し上げます。
い年となりますよう衷心よりお
衷心より感謝と御礼を申し上げ
た以上に停滞し、消費税の再増
泉寺報
祈り申し上げます。
ます。その大本山總持寺二祖峨
も不安定な気がいたします。ま
また、昨年を振り返りますと、
四月には私たちの生活にとても た寺院においては、特にこの少
更に檀信徒の皆様方には、日
頃より淨泉寺の護持等に格別の
ご 協 力 等 を お 願 い い た し ま す。
税も先延ばしにされ、衆議院が
遠 忌 は 本 年 に 執 り 行 わ れ ま す。 解散され年末の総選挙という慌
ご 高 配 を 賜 っ て お り ま す こ と、 山韶碩禅師様の六百五十回忌大
第 13 号
今年中には、お参りの参加募集
3月18日~24日 春彼岸会
午前9時から午後4時まで
Soto-Zen.Jyousenji
年頭にあたり改めて厚く御礼申
し上げます。
住 職 合 掌
ます。 おわりに、ご家族様の皆様の
ご健勝を心からお祈り申し上げ
ます。
の皆様のご参加をお願いいたし
難いの機会でありますので多く
として計画されるようです。得
總持寺への団参も教区参拝旅行
あたりまして、秋頃には大本山
様の六百五十回忌大遠忌の年に
た だ し い 歳 の 瀬 と な り ま し た。 さて本年の予定ですが、先ず
本年は總持寺の二祖様峨山禅師
曹洞宗十三佛(國井道成作)
2月15日 涅槃会(お釈迦様の忌日法会)
1月 1日 檀信徒初詣 平成27年1月1日発行 (1)
曹洞宗 佛樹山 淨泉寺
曹洞宗 佛樹山 淨泉寺
平成27年1月1日発行 (2)
かずさアカデミアホールで
詠大会が開催され、淨泉寺御詠
おいて第十八回梅花流千葉県奉
昨 年 十 月 二 十 二 日、、 木 更 津
市のかずさアカデミアホールに
年度講習会が、すべて淨泉寺を
は 十 六 の 教 区 が あ り ま す。) の
井町・栄町の区域・千葉県内に
本年は、第三教区(佐倉市・
四街道市・成田市・富里市・酒々
淨泉寺で
御詠歌 講習会が
二回開催されました 歌講も参加をしました。
花流御詠歌の講習会が二回あ
ご詠歌の大会に参加
今回は初めて他の講との合同
奉詠で、お隣の佐倉市勝胤寺講
り、七月二日の下総地区講習会、
会場に行われました。その内梅
と一緒に出演しました。
県内・郡内から大勢の講員さ
んや講師様が参加され、朝から
(写真上) 十月二日の第三教区特派講習会
厳 か に 開 会 式、 式 典 と 続 き、 でありました。
県内各御詠歌講が順番に登壇し
奉詠していきます。
夕方まで熱心に勉強されていま
した。
だいしょうしゃかにょらいじょうどうごわさん
淨 泉 寺 講 は、 十 六 番 目 の 登
壇 に な り ま す。 奉 詠 曲 目 は
「大聖釈迦如来成道御和讃」を
お称えいたしました。
慣れない二講合同の奉詠でし
たが、とても元気よくできまし
た。
すべての講の登壇奉詠が終っ
た後で、今年は清興として三味
線プレイヤー浅野 祥さんをお
招きし、その演奏を楽しみまし
た。津軽三味線のほか、様々な
ジャンルの曲を披露してくれま
した。
歳 寒 松 柏
新春とはいえ、厳しい寒さ
が続いています。しかし「寒」
の時ほど、物や人の値打ちが
よくわかる、といえましょう。
「 歳 寒 の 松 柏 」 は、 松 や 柏 が
冬の寒さにめげず、常緑を湛
えていることを、立派な人は
逆境にあっても節操を変えな
いことにたとえます。
こ の 寒 中、 僧 や 信 徒 に は、
寒念仏・寒参り・寒垢離など
の修行があります。僧は寒中
にのどを鍛えてこそ朗々とし
た声でお経を読み、寒中に漉
かれた和紙は丈夫で重宝され
ま す。「 寒 」 は 身 心 の 一 大 道
場なのです。
鶴は千年 亀は万年 我は天年 仙厓和尚
千年万年も生きる鶴亀より
も 長 生 き す る 方 法 は、「 私 は
天年、仏年を生きている」と
自覚することでしょう。それ
が、死んでも死なない生き方
になるのです。生き死のこと
は、天命・仏命に任せるだけ
で す。「 天 地 を わ が 心 と な せ
ば到るところ安楽なり」です。
発行所 〒 285-0902 千葉県印旛郡酒々井町伊篠 647 ℡ 043-496-4342 発行責任者 住職 宮川 義典 http://www.jyousenji.jp
次に薩摩琵琶と楽琵琶の違い等
についてお話があり、かの楊貴
ご奉納の披露
される「楊貞操」という楽曲が
● 古刀 (脇差)一振
妃が玄宗皇帝のために作ったと
が楽琵琶によって演奏されまし
卒塔婆とその供養の功徳
であるから、一基建立すること
は、仏像を一体建立するのと同
等の功徳がある。
の夏にご逝
吉岡良夫
氏 か ら、 こ
た供養塔を意味していました。
様の舎利(遺骨)や遺品を納め
元は土饅頭型に盛り上げた墓
のことで、特に仏教ではお釈迦
トゥーパ」から来たものです。
ンスクリット語(梵語)の「ス
仏様に対する崇敬の念と、霊位
三、 塔 婆 を 建 て る こ と に よ り、
すはたらきをもっている。
して、根本において同じである
膝の五処)のすがた・かたちと
塔婆とは、詳しくは「卒塔婆」 二、塔婆を見ることは、人と仏
と書き、古代インドの言語、サ 様 と は 五 輪( 頂・ 面・ 胸・ 腹・
平家物語は、送り盆のご先祖様
去されたお
ことができる。
た。
酒々井町伊篠
吉 岡 良 夫氏 への想いと重なるような場面も
母様の菩提
寺院にある三重塔や五重塔
は、この供養塔が変化したもの
四、塔婆供養は、回向するとこ
● 龍の口 (水屋用)
す。
円・方の五輪塔を模したもので
すが、これは宝珠・半円・三角・
法事の時に建てるのは板塔婆
で、頭部が独特の形をしていま
のすべて(衆生=もろもろの生
のみならず、それを目にするも
五、塔婆は、志すところの霊位
仏果を増す。
の 菩 提 を 弔 う た め、 境 内 の 水
の要素をいい、またそのまま仏
五 輪 と は、 空・ 風・ 火・ 水・
地という、宇宙を構成する五つ
が種々に説かれています。
今、その功徳を述べると、
一、塔婆はそのまま仏様の御姿
ということが、お経に説かれ
ているのです。
ことができる。
ろ の 霊 位 を 安 楽 の 境 界 に 導 き、
山武郡
河上 良太郎氏 き物)に、同じく利益を及ぼす
屋に設置す
身を現したものです。
奉納されま
した。
工事は後
日実施する
予定です。
お塔婆は仏様の身体そのも
のなので、それを建立する功徳
る龍の口が
河上良太郎氏からやはり本
年八月にご逝去されたお父様
空 風 火 水 地
に対する報恩と感謝の念を増す
ことを教え、仏心の目覚めを促
あり、お盆独特の雰囲気が会場
を弔うため
です。
最後は薩摩琵琶にもどり、有
名な「敦盛」が披露されました。
を包みました。
淨泉寺に古
物語の旋律に酔いしれ、その演
参加者でほぼ満員となった本堂で
刀一振りが奉納されました。
当日はご先祖様を送ってこら
れた檀信徒の皆さん等が多数本
堂に上がり、滅多に生で聴くこ
で開催されました。
奏を楽しんでいました。
とができない琵琶の音色と平家
境内や墓所に青竹で灯籠をつ
くり、約三百余の灯りがともさ
れ送り盆にふさわしい雰囲気が
境内一帯に醸し出される中行わ
れました。午後七時から各ご家
庭のご先祖様のご供養の法要が
行われ、その後、淨泉寺での二
度目の出演となる琵琶奏者 岩
佐鶴丈さんによる薩摩琵琶と楽
琵琶の演奏を聴かせていただき
ました。
先ず平家物語から薩摩琵琶で
「俊寛」と「啄木」が演奏され、
発行所 〒 285-0902 千葉県印旛郡酒々井町伊篠 647 ℡ 043-496-4342 発行責任者 住職 宮川 義典 http://www.jyousenji.jp
八月十五日送り盆 の 夜
淨泉寺恒例の万 燈 会 開 催
琵琶奏者 岩佐 鶴丈 氏
淨泉寺の万燈会は、例年通り
八月十五日の送り盆の夜に本堂
平成27年1月1日発行 (3)
曹洞宗 佛樹山 淨泉寺
のご不自由なお客様も増えてお
り、利用者の方々のご希望にお
いずれの墓所のものか判別でき
ず、不本意ながら廃棄すること
た立ち上がり時の負担を軽減す
AED (自動体外式 のトイレを全て洗浄機能付きの
● 除細動器)を設置しました。 洋式トイレに変更しました。ま
りの更新ということで、昨年の
をしております。今回は四年ぶ
淨泉寺では数年に一度、副住
職が主となって境内の垣根作り
りますこと、誠にありがとうご
き、適正にご利用いただいてお
日頃から墓地管理規則に基づ
淨泉寺墓苑の使用者及び利用
者の皆様におかれましては、常
ば、 で き
だ け れ
するなどの処置を施していた
束ねてテープ等に所有を表記
せっかく供養のためにあげ
た 花 で ご ざ い ま す。 キ チ ン と
墓苑利用者の皆様へ
るための手すりも設置いたしま
暮れお正月を前に青々とした垣
ざいます。お陰様で比較的清潔
となります。
した。併せて便座の除菌用品も
根が組まれ境内が一新しまし
● 境 内 の 垣 根 を 作 り 直 し
しました
淨泉寺
をご法事
揃えましたので、お知らせいた
応えすることとし、今般客殿内
等で訪れ
る限り元
にお戻し
できれいな墓苑を維持すること
ができております。
すのでよ
た。
しかしながら、近年カラスの
被害で生花が引き抜かれ散乱
ろしくお
します。
し、またペットボトル、ジュー
願いいた
の安全を
られました。
ス等の空き缶や陶器の茶碗が壊
ます。
た め、 自
動 体 外 式 除 細 動 器 を、 本 堂 と
客殿の間の回廊に設置いたし
透性のアスファルト舗装にいた
いましたので、今回目の粗い浸
め雨天時などは滑る危険がござ
この坂は、コンクリート舗装
されておりましたが、日陰のた
また、陶器の茶碗等は、風や
カラスのいたずらにより破損し
ますようお願い申しあげます。
お下げしてお持ち帰りください
先ずペットボトルや空き缶に
ついてもお参り後、できる限り
客殿
建設当
二十三回忌 平成
二十五回忌 平成
二十七回忌 平成
三十三回忌 昭和 五十八 年
三 年
元 年
七 回 忌 平成 二十一 年
十 三 回 忌 平成 十 五 年
十 七 回 忌 平成 十 一 年
五 年
一 周 忌 平成 二十六 年
三 回 忌 平成 二十五 年
ご先祖の供養から
やすらぎは
いたしま
淨泉寺にお越しの節はどうぞ
ご鑑賞ください。
され、散らばっていることがあ
しました。
さい。
また、伊篠在住の吉岡正孝様
の手によって本堂前に門松も飾
ま し た。 不 測 の 事 態 が 起 こ っ
ります。
確保する
た 時、 救 急 車 の 到 着 前 に こ れ
淨泉寺では、これからもご利
用いただく皆様方の声に真摯に
率が数倍上がると言われてお
ります。
時 は、
耳を傾け、日々努力をしてまい
更に常花(造花)ですが、で
きるだけ元に戻すことにしてお
● 客 殿 内 の 和 式 ト イ レ を
全て洗浄機能付き洋式トイ
レに替えました。
敬遠さ
りますので、よろしくお願い申
り ま す が、 引 き 抜 か れ ま す と、
な 洋 式 ト イ レ で し た が、 足 腰
散乱しますので極力ご遠慮くだ
れがち
し上げます。
● 淨泉寺墓苑参道 (本堂脇
の 坂 )の 滑 り 止 め 舗 装 を 実
施しました。
を活用することによって救命
そこで今一度、皆様方へお願
いを申し上げます。
る皆様方
曹洞宗 佛樹山 淨泉寺
平成27年1月1日発行 (4)
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