露点-85℃の極超低湿度の電池試作環境を実現

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露点-85℃の極超低湿度の電池試作環境を実現
給気露点‐85℃のドライルームを導入し、ドライルームを2室化。極超低湿度化とクリーン度アップも実現。
給気露点-85℃の極超低湿度仕様のドライルーム導入
リチウムイオン二次電池(LIB)や電気二重層キャパシタ(EDLC)などの蓄電デバイスでは、電極、セパレータ及び電解液中の
残存水分量のミニマム化が高品質化のための鍵となります。
当社では、2015年2月に新たに給気露点‐85℃のドライルームを導入し、既設の給気露点-60℃のドライルームと合せて運用
し、各工程の露点管理のレベルアップを実現しました。給気露点‐85℃の新設ドライルームと、給気露点-60℃の既設ドライ
ルームと合わせてレンタルラボとしての活用も可能です。
ドライルーム2室化により、高品質・高効率な環境を提供
給気露点:-85℃/給気露点:-60℃
既設の給気露点‐60℃のドライルームでは、塗工液調製~電極塗工~プレス~セル組み~注液・封止までの一貫した試作
を実施しておりましたが、この度、給気露点‐85℃のドライルームの導入により、電池試作工程を図1に示すように2室化といた
しました。
これにより、最終工程である注液・封止工程の露点-85℃化、さらに、塗工液調製・塗工工程の別室化により、積層工程の
クリーン度アップが可能となり、異物混入もリスクも激減しました。
NO.1 ドライルーム
給気露点‐60℃
NO.1 ドライルーム 給気露点‐60℃
ドライルーム内に攪拌&塗工機を設置することにより、
Ni系正極塗工可能化(ゲル化抑制)
塗工液調整工程
電極試作工程
NO.2 ドライルーム
給気露点‐85℃
調合・攪拌
塗工→プレス→真空乾燥
図 2室のドライルームイメージ
NO.2 ドライルーム 給気露点‐85℃
セル組み・注液工程のクリーン度アップ
セル組立工程
電解液注液工程
レンタルラボとしてのご利用も可能です。
是非、ご活用ください。
真空乾燥 →積層 → タブ溶接
注液→セル封止
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