2015年9月11日更新 【学位】 2008年9月 博士(社会環境科学・金沢大学) 【職歴】 2007年9月~2013年 石川県立総合看護専門学校非常勤講師(「文化人類学」担当) 2009年4月~2010年3月 金沢大学人間社会学域博士研究員 2010年10月~2011年2月 富山大学人文学部非常勤講師(「文化人類学実習」担当) 2011年8月~2012年9月 ワシントン大学セントルイス人類学部客員研究員(日本学術振興 会「頭脳循環を活性化する若手研究者海外派遣プログラム」の助成による在外研究) 2013年1月~2014年3月 金沢大学国際文化資源学研究センター特任助教 2013年7月~2014年2月 富山大学人文学部非常勤講師(「文化人類学実習」「文化人類学 特殊講義」担当) 2014年4月~現在 富山大学人文学部准教授 【受賞歴】 2012年 第7回日本文化人類学会奨励賞 【研究業績】 単著論文(★印は査読付き論文) 2013年「音楽と身体の人類学的研究に向けて」神谷浩夫・浅井暁子・野澤豊一編『文化資 源学研究 第10号 音楽とアイデンティティ形成』金沢大学国際文化資源学研究セン ター、pp.95-114. 2013年「身体をシンクロさせ、感情を共有する――参加型音楽では、サウンドはいかに機 能するのか?」神谷浩夫・浅井暁子・野澤豊一編『文化資源学研究 第10号 音楽と アイデンティティ形成』金沢大学国際文化資源学研究センター、pp.120-153. 2013年 “Towards an Anthropology of Music and Body,” Hiroo Kamiya, Akiko Asai & Toyoichi Nozawa Eds. Kanazawa Cultural Resource Studies No.10 “Music and Identity Formation,” Center for Cultural Resource Studies, Kanazawa University, pp.154-158. 2011年「米国黒人教会におけるペンテコステ派とカリスマ派――聖霊的実践の普遍性と特 殊性」 『人間社会環境研究』第22号、金沢大学大学院人間社会環境研究科、pp.59-74(★) 2011年「ウガンダ・ブソガの伝統宗教とその変容」『文化資源学研究 創刊号』金沢大学国 際文化資源学研究センター, pp.56-65. 2011年「民俗芸能という資源の多様性――石川県太鼓文化のケース・スタディから」『テ キスト 文化資源学』金沢大学国際文化資源学研究センター, pp.60-65. 2011年「石川県の太鼓文化――広域調査をもとにした類型化の試み」『金沢大学日中無形 文化遺産プロジェクト報告書第15集 石川県の太鼓文化』金沢大学人間社会学域、 pp.5-32. 2010年「対面相互行為を通じたトランスダンスの出現――米国黒人ペンテコステ派教会の 事例から」『文化人類学』第75巻3号, pp.417-429.(★)(第7回日本文化人類学会奨 励賞受賞論文) 2009年「コミュニケーション過程としてのグルーヴ――日本のゴスペル歌唱グループの事 例から」『ポピュラー音楽研究』vol.13,pp.17-30.(★) 2008年『米国黒人ペンテコステ派教会の礼拝における音楽的行為に関する研究――音楽のコ ミュニケーションについての試論』博士論文,金沢大学大学院 社会環境科学研究科 2006年「変貌するゴスペル・ミュージシャンシップ――主流派教会とペンテコステ派教会 間の相互関係から」『人間社会環境研究』第12号, 金沢大学大学院人間社会環境科学研 究科,pp.61-77.(★) 2005年「ゴスペル歌唱グループの日本的形態――『教会』vs『教室』」『社会環境研究』第 10号, 金沢大学大学院社会環境科学研究科,pp.97-111.(★) 共著論文 2010年「石川県能登地方の県下太鼓打競技会:非ジャパネスク,非エキゾチシズムな地域 文化」『人間社会環境研究』第20号,pp.55-71, 金沢大学人間社会環境研究科(野澤豊 一,西島千尋) 訳書 2015年『ミュージック・アズ・ソーシャルライフ――歌い踊ることをめぐる政治』トマス・ トゥリノ著、野澤豊一+西島千尋訳,水声社. 2011年『ミュージッキング――音楽は〈行為〉である』クリストファー・スモール著、野 澤豊一・西島千尋訳,水声社. その他の文章 2013年 諏訪淳一郎『パフォーマンスの音楽人類学』勁草書房(2012年)『文化人類学』 第78巻第1号(書評) 2013年「共振する身体を映像で記録する」神谷浩夫・浅井暁子・野澤豊一編『文化資源学 研究 第10号 音楽とアイデンティティ形成』金沢大学国際文化資源学研究センター、 pp.115-119(エッセイ) 2012年「加賀太鼓の「難しさ」について」『金沢大学日中無形文化遺産プロジェクト報告 書第18集 石川県の太鼓文化――加賀太鼓篇』pp.65-85.(エッセイ) 2011年「中国の太鼓文化――上海市および山西省における調査報告」『金沢大学日中無形 文化遺産プロジェクト報告書第14集 新しい民俗芸能創出の道』pp.29-43.(研究報告書) 2009年、「道下の農業」金沢大学文化人類学研究室編『金沢大学フィールド文化学5 輪島 市門前町黒島・道下地区』、金沢大学文化人類学研究室調査実習報告書第24巻、pp.11-22 2004年「癒し型ペットロボットの飼い主判別に関する一考察――ゼロデータの導入」『電子 情報通信学会論文誌』vol.J87-D-I, No.3, pp.429-435(参沢匡将,野澤豊一,木村春彦, 中野康英による共著)(レター) 2003年、「杉野屋の農業」、金沢大学文化人類学研究室編、『志雄町杉野屋』、金沢大学 文化人類学研究室調査実習報告書第18巻、pp.19-28 その他 2013年『文化資源学研究 第10号 音楽とアイデンティティ形成』pp.95-114,金沢大学国 際文化資源学研究センター(神谷浩夫・浅井暁子・野澤豊一編) 2012年『石川県の太鼓文化――加賀太鼓篇 金沢大学日中無形文化遺産プロジェクト報告書 第18集』金沢大学人間社会学域(西島千尋、野澤豊一共編著) 2011年『新しい民俗芸能創出の道 金沢大学日中無形文化遺産プロジェクト報告書第14集』 金沢大学人間社会学域(ジョン・アートル、野澤豊一共編著) 2011年『石川県の太鼓文化 金沢大学日中無形文化遺産プロジェクト報告書第15集』金沢大 学人間社会学域(野澤豊一、西島千尋、木越治共編著) 2011年『富山県砺波市の生活文化と地域社会 地域社会の文化人類学的調査20』富山大学(竹 内潔、野澤豊一共編著) 2010年『いしかわ太鼓まっぷ2010 金沢大学日中無形文化遺産プロジェクト報告書第5集』、 金沢大学人間社会学域(木越治、野澤豊一、西島千尋共編著) 2010年『里山里海の伝統的知識・知恵の伝承調査――石川県の炭焼きと揚げ浜式塩田』石 川県(堀内美緒、吉田洋、小柴有理江、野澤豊一の共著) 【口頭発表等】 2013年6月9日 「身体をシンクロさせ、感情を共有する――米国黒人教会における参与型 音楽の実践では、サウンドはいかに機能するのか?」日本文化人類学会第47回研究大 会(慶應義塾大学) 2013年3月●●日 「音楽とアイデンティティ形成 音楽と人類学」(石川県四高記念会館) 2013年2月25日 ”Study of Music and Body: An Anthropological Perspective,” バンドン工科大 学(インドネシア)・・・ 2012年3月31日 ”Synchronizing the Bodies, Sharing the Emotion: How does the Sound Function in a Participatory Music Practice of Black Pentecostal Churches in America?” MIDSEM(米国 民族音楽学会中西部支部)年次大会(ウィスコンシン大学ミルウォーキー校) 2011年7月16日 「憑依トランスを生み出す相互行為、憑依トランスという身体表現――ゴ フマンの相互行為論から」『ゴフマンの方法論を再検討する研究会 公開企画』(立命 館大学) 2011年4月23日 「芸能によるコミュニティの構築――石川県能登半島における地域的な太 鼓芸能の創出/Constructing Community through Performing Arts: How Folk Drumming in “Noto” has Come to Represent the Sense of Place」AJJ (Anthropology of Japan in Japan) Spring Workshop(石川県四高記念会館、西島千尋との共同発表) 2010年11月14日 「パフォーマンスからミュージッキングへ――米国黒人教会における歌 唱、ダンス、トランスの混合的実践から」東洋音楽学会第61回大会(東京学芸大学) 2010年6月13日 「『黒人的』な身体表現の進化モデル――米国黒人ペンテコステ派教会の 憑依トランスダンスの事例より」日本文化人類学会第44回研究大会(立教大学) 2010年4月25日 「上海の太鼓文化」、金沢大学人間社会学域 日中無形文化遺産プロジェ クト・シンポジウム『新しい民俗芸能の創出の道』(金沢大学) 2009年12月6日 「『黒人的』な音楽的表現の進化説――黒人キリスト教会における霊的な ダンスを例に」、第21回日本ポピュラー音楽学会年次大会(京都女子大学) 2008年5月31日 「音楽トランスにみられる相互行為――米国黒人ペンテコステ派教会の事 例から」、日本文化人類学会 第42回研究大会(京都大学) 2007年6月2日 「『黒人的』なミュージッキング表現についての試論――米国黒人教会の フィールドから」日本ポピュラー音楽学会北陸地区研究集会(金沢大学) 2006年12月3日 「変貌するミュージシャンシップ――『現代化』する米国黒人教会の音楽 実践の事例から」日本ポピュラー音楽学会第18回全国大会(東京大学) 2006年3月26日 「『黒く』なる黒人教会礼拝?――現地調査の報告と今後の研究への視点」 日本ポピュラー音楽学会北陸支部研究会(石川県女性センター) 2005年11月13日 「『本格的なゴスペル』と『ものたりないゴスペル』――日本のゴスペ ル歌唱グループの事例より」日本ポピュラー音楽学会第17回全国大会(弘前大学) 2005年5月21日 「ゴスペル歌唱グループの日本的形態――『教会』vs『教室』」日本文化 人類学会 第39回研究大会(北海道大学) 【講演および特別講義】 2013年11月2日「文化資源学と能登半島」金沢大学地域連携プロジェクト「能登 里山里海 マイスター育成プログラム」(金沢大学能登学舎) 2012年4月26日 ”A Japanese Anthropologist Fieldworking in the World: from Japan to America and Africa, and Back to Japan.”(セントルイス短期大学フォレストパーク校 St Louis Community College, Forest Park;Thomas Zirkle 博士が担当する授業「音楽理論」の一 環として実施) 2009年10月24日 「音楽で説教! ラップで礼拝!――教会を動かす若者パワー」『第2回 金沢大学国際学類サロン オンガクの国際学』(アートシアターいしかわ) 【所属学会】 日本文化人類学会(2004年~ 現在に至る) 日本ポピュラー音楽学会(2004年~ 現在に至る) 東洋音楽学会(2009年~ 現在に至る) 「宗教と社会」学会(2010年12月~ 現在に至る) 米国民族音楽学会(2012年1月~ 現在に至る)
© Copyright 2024 ExpyDoc