-金型部品の離型性・摺動性を向上させる表面加工技術- テクスチャ加工 (Texture Processing by Electron Beam) EB－1204 特許出願中テクスチャ加工とは・・・？電子ビームによる溶融加工で、金型表面に旋盤や手磨きでは形成不可能な微小テクスチャを形成し、金型表面に空気溜りや油溜りを設けることで、製品と金型の離型性向上や摺動部品の潤滑性を向上させます。テクスチャ加工機経済産業省戦略的基盤技術高度化支援事業ＣＮＣ電子ビームマルチ表面加工機（三菱電機）加工室寸法(mm) (W)1050X(D)1100X(H)1200 CNC制御装置 MELDAS-M730VW（同時制御数4軸）機械制御軸（７軸） XYZ、傾斜B、回転C、移動U、付加A 真空中で電子ビームによる微細溶融加工を行います。ＮＣ機構（同時制御数４軸）により３次元形状金型への照射が可能です。（※材質により電子ビーム加工できない場合がありますので御注意注意下さい。(×超硬、Mg等)）テクスチャ実用例経済産業省戦略的基盤技術高度化支援事業射出成形射出成形コアテクスチャ適用樹脂材料との離型性向上 NAK80 樹脂材料；ポリプロピレン実用例１成形品抜き傷多数内筒部観察従来成形の問題点（従来処理：鏡面仕上やDLC処理）成形品の内筒部離型性が悪く、引抜き時に成形品に傷が入る (傷が多数入るため、製品の透明度が低い) テクスチャ形成コアでの成形（鏡面仕上＋テクスチャ加工）離型性向上（抜き抵抗減少）製品傷が大幅に減少（＝製品の透明度UP）樹脂材料；エラストマ実用例２従来成形の問題点成形不可（従来処理：鏡面仕上やDLC処理）軟質樹脂材料は離型時に成形品の変形が起こりやすく、連続的生産が困難テクスチャ形成コアでの成形成形可能（鏡面仕上＋テクスチャ加工）引抜時の抵抗が減少し、捲れや変形が発生せずに成形することが可能（離型性向上）テクスチャ加工については下記までお問い合わせください。〒930-0106 富山県富山市高木西115 開発営業部 TEL(076)436-1431/FAX(076)436-1432 http://www.hokunetsu.com/ E-mail：[email protected]