6 平成 (1994)年 支えとして市民から期待された。 一ツ木地下道と境橋が開通 一ツ木町浜場裏に名鉄名古屋本線をくぐる歩行者・ 自転車専用の「一ツ木地下道」が完成し、1 月20日か ら利用できるようになった。地下道の完成により踏切 で電車の通過を待つこともなくなり、安全面でも大き な役割を果たすこととなった。 また、平成 3 年 9 月の台風18号で破損した旧東海道 の今川町阿野前と豊明市阿野町惣作を結ぶ境橋の復旧 工事が、6 年 3 月に完了し、新しい境橋の完成となった。 新しい橋は、行灯をイメージした照明灯を付設し、 青葉デイサービス 「青葉デイサービス車・あおば号」 旧東海道の雰囲気を醸し出している。 救命率の向上をめざし高規格救急車を配備 従来の救急車にはなかった高度救命用装置を備えた 高規格救急自動車 1 台が市消防署に配備され、2 月22 日から運用を開始した。この救急車には、けが人や急 病人を病院に搬送する救急車の中で、救急救命士*が、 電気ショックによる心臓の鼓動回復などの救急処置に 対応できるよう、最先端の器具が積載されていた。 *救急車が現場から病院に到着するまでに行う応急処 一ツ木地下道開通で暮らしが便利に 置の充実のために、厚生省が新設した国家資格(平成 3 年救急救命士法成立、4年運用開始)。心肺機能が停 止した患者に救急救命士は、医師の指示を受けて、医 「市民だより」の紙面が大型化に 療器具を使っての気道確保、電気ショックで心臓の鼓 市民だよりが 4 月15日号から従来の B 5 版紙面を大 動を回復する除細動、静脈路確保のための輸血などを きくしたA 4 判紙面となり、情報量を多く掲載できる 行うことができる。 ことで、月 3 回( 1 日、10日、20日)であった発行回 数は、月 2 回( 1 日、15日)となった。また、記事を 分野別に編集し、より読みやすい紙面とする改善が図 られた。 112
© Copyright 2024 ExpyDoc