(1)10 進数における計算 107-79 を、8ビットの2進数を用いて行いたい

コンピュータ基礎
練習問題レポート(7∼12章) 解答例
問 1 . 以 下 の 問 に 答 え よ .
( 1 ) 10 進 数 に お け る 計 算 107-79 を 、 8 ビ ッ ト の 2 進 数 を 用 い て 行 い た い 。 a を 10 進 数 の
107、 b を 10 進 数 の 79 と す る 。 以 下 の 問 に 答 え よ 。 1.
10 進 数 の ま ま a-b を 求 め よ 。
100 - 79 = 28
2.
a, b を 8 ビ ッ ト の 2 進 数 に 変 換 せ よ 。( そ の 答 え を A, B と す る )
A
01101011
B 01001111
3.
B の 2 の 補 数 B’ を 求 め よ 。
01001111 を 反 転 し て , 10110000
こ れ に 1 を 足 し て , 10110001
4.
3. の 結 果 を 用 い 、 A と B’ の 和 C を 求 め よ 。 た だ し 桁 あ ふ れ は 無 視 す る 。
01101011
+
10110001
100011100 あ ふ れ た 1 を 取 っ て 00011100
5.
C を 10 進 数 に 戻 せ 。
16 + 8 + 4 = 28 ( 2 ) 16 進 数 で 表 し た 値 75 ( 1 6 ) と 5D ( 1 6 ) の 差 を 求 め た い . a を 75 ( 1 6 ) , b を 5D ( 1 6 ) と す る . 以 下 の 問 に 答 え よ . 1.
a と b の 値 を 10 進 数 で 表 せ .
a: 117
2.
b: 93
a, b を 8 ビ ッ ト の 2 進 数 に 変 換 せ よ ( そ れ ぞ れ を , 以 下 A,B と す る ).
A: 01110101
3.
B: 01011101
B の 2 の 補 数 B’ を 求 め よ .
10100011
4.
3. の 結 果 を 用 い , A と B’ の 和 C を 求 め よ . た だ し 桁 あ ふ れ は 無 視 す る .
01110101
+ 10100011
5.
=
00011000
C を 10 進 数 で 表 せ .
24
( 注 : こ れ で 75 ( 1 6 ) - 5D ( 1 6 ) = 117 - 93 = 24 の 計 算 が で き た こ と に な る )
( 3 ) 2 進 数 ・ 1 0 進 数 ・ 1 6 進 数 が 正 し く 対 応 す る よ う , 以 下 の 空 欄 を 埋 め よ . 2 進 数 1 0 進 数 1 6 進 数 01101110 ( 2 ) 110 6E 01011011 91 ( 1 0 ) 5B 10111110 190 BE ( 1 6 ) 問 2 . 以 下 の 空 欄 を 埋 め よ .
・ コ ン ピ ュ ー タ 上 の ソ フ ト ウ ェ ア は ,ハ ー ド ウ ェ ア を 効 率 的 に 活 用 す る た め の 機 能 を 提 供 す る
【a
システムソフトウェア
【b
応用ソフトウェア
】と,ユーザの実際の業務に関する具体的な機能を提供する
】に分けられる.
・ a は さ ら に , ハ ー ド ウ ェ ア を 直 接 操 作 し , 多 く の 【 b 】 に 共 通 し て 利 用 さ れ る 基 本 的 な 機 能
1
を提供する【c
オ ペ レ ー テ ィ ン グ シ ス テ ム 】 と , よ り 高 度 な 機 能 を 提 供 し ,【 b 】 を 使 い や
すくするための【d
ミドルウェア 】に分けられる.
・ 【 c 】 は , 応 用 ソ フ ト ウ ェ ア の 監 視 や 周 辺 機 器 の 制 御 , 記 憶 装 置 の 管 理 な ど を 行 う 【 e
ーネル
】と ,プ ロ グ ラ ム を 翻 訳 す る た め の【 f
言語プロセッサ
】,そ し て フ ァ イ ル 圧 縮
やウィルス駆除などのOSに付属する便利なソフトウェアである【g
ム
カ
サービスプログラ
】から構成されている.
・ コ ン ピ ュ ー タ が 一 定 時 間 内 に 処 理 す る 仕 事 の 量 を 【 h
スループット
】という.しかし,
1 つ の 仕 事 が 完 了 し て か ら 次 の 仕 事 に 着 手 し て い て は ,入 出 力 待 ち 時 間 な ど が あ る た め に 効
率が下がってしまう.そこで,入出力待ちの間に他の処理を行うように制御し,見かけ上,
複数のプログラムが同時に実行される.これを【i
・ 【 j
ソースコード
トウエアを
【k
多重プログラミング
】という.
】が公開されており,多くの有志により改良が続けられているソフ
オープンソースソフトウェア
】と呼ぶ.
問 3 . 以 下 の 空 欄 を 埋 め よ .
・ 周 辺 装 置 ( 入 出 力 装 置 ) と 結 ば れ て い な い 状 態 を 【 a オ フ ラ イ ン
】 と 呼 び ,【 a 】 シ ス テ
ム は 記 憶 装 置 の デ ー タ を 一 度 に 処 理 す る .そ れ に 対 し て ,入 出 力 装 置 か ら 直 接 デ ー タ を 入 力
し,また処理結果を出力するシステムを【b
オンライン 】システムという.
・ 【 a】 の 処 理 を 行 う と き に 多 く 用 い ら れ る , 処 理 の 手 順 を 決 め て お き ま と め て 処 理 す る 方 法
を【c
バッチ
方法を【d
】処理という.それに対し,データが発生するごとに,即座に処理を行う
リアルタイム
】処理という.
・ 1 台 の 大 型 計 算 機 に デ ー タ を 集 め て 処 理 す る 方 法 を 【 e 集 中
】処理といい,それに対し
て,多くの計算機にデータを分散する方法を【f 分散 】処理という.
・ ユ ー ザ が 入 出 力 装 置 を 操 作 し な が ら 逐 一 指 示 を 出 す 方 法 を 【 g
対話型
】処理といい,イ
ンタフェースには,アイコンやメニューなどの視覚的効果を用いた【h
グラフィカルユー
ザ イ ン タ フ ェ ー ス (G U I) 】 が 広 く 用 い ら れ て い る .
・ デ ー タ の 意 味 を 保 っ た ま ま 容 量 を 削 減 す る こ と を 【 i
圧縮
】といい,これには,データ
に あ る 程 度 の 損 失 ( 変 化 ) が 生 じ る 【 j 不 可 逆 圧 縮 】 と ,【 i 】 し た デ ー タ を も と に 戻 す 処
理である【k
解 凍 (伸 長 )
】をした後に完全に元のデータに戻る【l 可逆圧縮
】の二種
類がある.
・ j の 例 と し て ,静 止 画 で 多 く 用 い ら れ る【 m
MPEG
】 ,音 声 , 音 楽 で 用 い ら れ る 【 o
JP E G
MP3
・ 計 算 機 に よ り , 写 実 的 な 映 像 を 作 り 出 す 【 p
】,動 画 像 で 広 く 用 い ら れ て い る【 n
】などがある.
コンピュータグラフィックス
】はゲームや
映画産業などで広く用いられている.
・ 処 理 を 提 供 す る コ ン ピ ュ ー タ を 【 q サ ー バ
】 と 呼 び , そ れ に 対 し て 【 q】 を 利 用 す る コ ン
ピ ュ ー タ を【 r ク ラ イ ア ン ト 】と 呼 ぶ .一 方 ,
【 q 】と【 r】の よ う に 役 割 が 決 ま っ て お ら ず ,
対等に接続されたシステムを【s
ピアツーピア
】システムと呼ぶ.
・ コ ン ピ ュ ー タ で の 処 理 速 度 を 上 げ る た め に , 複 数 の 処 理 装 置 を 備 え た も の を 【 t
ロセッサ
】システムといい,このような処理方法を【u
ク を 介 し て 多 く の 計 算 機 で 【 u】 を 行 う も の を 【 v
マルチプ
並列】処理という.ネットワー
グリッド
】コンピューティングとい
う.
・ 故 障 が 発 生 し て か ら , 次 の 故 障 が 発 生 す る ま で の 平 均 時 間 を ア ル フ ァ ベ ッ ト 4 文 字 で 【 w
MTBF
】といい,日本語では【平均故障間隔】である.一方,故障してから復旧するまで
2
の 平 均 時 間 を 4 文 字 で 【 x MTTR 】 と 呼 び , 日 本 語 で は 【 平 均 修 理 時 間 】 で あ る .
・ 稼 働 率 は 【 w 】 と 【 x】 か ら , 次 の 数 式 で 計 算 さ れ る .【
M T B F /(M T B F + M T T R )
】
問 4 . 以 下 の 問 に 答 え よ .
・ あ る シ ス テ ム は M T B F が 9 9 日 , M T T R が 1 日 で あ る . こ れ は , 平 均 し て 【
一度故障し,修理に平均で【
【
0 .9 9
1
99
】日に
】日かかっていることを表す.このシステムの稼働率は
】である.
・ 入 力 し た デ ー タ を 圧 縮 す る 装 置 の 稼 働 率 が 0 .9 , そ の デ ー タ を 保 存 す る 装 置 の 稼 働 率 が 0 .8
のとき,このシステム全体の稼働率は【
0 .7 2
】である.
・ 上 の 装 置 を 2 系 統 用 意 し ,デ ュ プ レ ッ ク ス シ ス テ ム と し て 運 用 し た と き ,シ ス テ ム 全 体 の 稼
働率は【
約 0 .9 2
】である.
・ 以 下 の シ ス テ ム の 稼 働 率 を 求 め よ . た だ し 装 置 B と C は 同 じ 処 理 を 行 い , 一 方 が 停 止 し て
も動作が続けられるものとするが,装置 A は他に代わりがなく,装置 A の停止でシステム
全 体 が 停 止 す る も の と す る .【
0 .8 4 6
】
B 稼 働 率 0.7
A 稼 働 率 0.9
C 稼 働 率 0.8
問 5 . 以 下 の 空 欄 を 埋 め よ .
・ オ ペ レ ー テ ィ ン グ シ ス テ ム そ の も の を 構 成 す る フ ァ イ ル の よ う に ,コ ン ピ ュ ー タ を 管 理・運
用 す る た め の フ ァ イ ル を【 e シ ス テ ム フ ァ イ ル 】と 呼 び ,一 般 の 利 用 者 は 削 除 や 更 新 を す る
ことが出来ない.それに対しコンピュータの利用者がデータなどを保存するファイルは【f
ユーザ 】ファイルと呼ばれる.
・ フ ァ イ ル 処 理 で は ま ず ,い ろ い ろ な 媒 体( 伝 票 や マ ー ク シ ー ト な ど )に 記 録 さ れ て い る 情 報
を補助記憶装置に移す【g 入力 】変換が行われる.
・ g 変 換 で は ,デ ー タ の 誤 り を 避 け る た め に 様 々 な チ ェ ッ ク が 行 わ れ る .そ の な か で も ,入 力
デ ー タ( コ ー ド )に 検 査 用 の 数 字 を 付 加 し て お き ,計 算 結 果 と 一 致 す る か ど う か に よ っ て コ
ードの正しさを検査する
【 g チ ェ ッ ク デ ィ ジ ッ ト 】チ ェ ッ ク は ,受 験 番 号 な ど に よ く 用 い
られている.
・ パ ー ソ ナ ル コ ン ピ ュ ー タ で は ,フ ァ イ ル は フ ォ ル ダ( ま た は デ ィ レ ク ト リ )に ま と め て 保 存
す る こ と が で き ,フ ォ ル ダ の 中 に さ ら に フ ォ ル ダ を 入 れ る こ と が で き る .こ の よ う な 階 層 構
造による管理方法を【l
階層ディレクトリ
】という.階層の先頭を【m
レクトリと呼び,また現在参照しているディレクトリを【n
ルート】ディ
カレント 】ディレクトリと
いう.
・ フ ァ イ ル は 補 助 記 憶 装 置 の 空 き 領 域 に 記 録 さ れ る の で ,記 録 ・ 消 去 を 繰 り 返 す と ,1 つ の フ
ァイルが離れた場所に分かれて記録されることがある.これをファイルの【o
断片化
】
と呼ぶ.
・ デ ー タ ベ ー ス の 構 造 の う ち , 複 数 の 表 を 組 み 合 わ せ た 処 理 が で き る よ う な も の を 【 p
ー シ ョ ナ ル( あ る い は 関 係 ) 】型 デ ー タ ベ ー ス と 呼 呼 び ,そ の 操 作 用 言 語 と し て【 q
がある.
問 6 . 以 下 の 空 欄 を 埋 め よ .
3
リレ
SQL
】
・ ネ ッ ト ワ ー ク は , 建 物 内 な ど 狭 い 範 囲 で 通 信 を 行 う 【 a
る 世 界 規 模 の ネ ッ ト ワ ー ク で あ る 【 b WA N
LAN
】と,それを相互に接続す
】に分類される.
・ 通 信 サ ー ビ ス に は ,多 数 の 加 入 者 が 接 続 さ れ て お り ,そ の 加 入 者 の 回 線 同 士 を 必 要 に 応 じ て
接 続 す る【 c
回線
】交 換 サ ー ビ ス と ,デ ー タ を
分けて宛先を付加し,相手先へ届ける【e
地点の間を専用の回線で直接接続する【f
・ 【 g
【 d パ ケ ッ ト 】と 呼 ぶ 小 さ な 単 位 に
パケット 】交換サービス,さらに通信したい
専用線
】サービスがある.
転 送 速 度 】は 一 定 時 間 に ど れ だ け の 情 報 を 送 る こ と が で き る か ど う か を 示 す 速 度 で あ
り,単位は【h
bps
】である.
・ 通 信 を 行 う と き の ,デ ー タ の 決 ま り ご と の こ と を【 i
プロトコル
】と 呼 び ,メ ー ル や W W W
な ど 通 信 目 的 毎 に 決 め ら れ て い る . 例 と し て , HTTP や FTP, SMTP な ど が 挙 げ ら れ る .
・ 【 j
ドメイン名
】は 通 信 先 の コ ン ピ ュ ー タ を 指 定 す る た め の 名 前 で ,w w w .asah i.com の
ように . で単語を繋ぐような形式になっている.またこの j から,通信先のコンピュータ
を 特 定 す る 番 号 を 調 べ る こ と が で き る . こ の 番 号 の こ と を 【 k IP ア ド レ ス 】 と 呼 び , ア ド
レ ス 部 の 長 さ は 通 常 3 2 b it だ が ,枯 渇 が 迫 っ て い る の で 1 2 8 b it の 新 規 格 IP v6 に 置 き 換 え
が進められている.
問 7 . 以 下 の 空 欄 を 埋 め よ .
・ 情 報 資 産 を 脅 か す 要 素 を 【 a 脅 威 】 と 呼 ぶ . a に は 災 害 の よ う な 自 然 に 由 来 す る も の , ミ
ス や 事 故 な ど に 寄 っ て 生 じ る も の の 他 に ,故 意( 悪 意 )に よ っ て 引 き 起 こ さ れ る も の が あ る .
・ a に は ,他 人 と し て 計 算 機 を 利 用 し た り 情 報 を 発 信・取 得 し よ う と す る【 b な り す ま し
大 量 の 通 信 に よ り サ ー ビ ス を 妨 害 す る【 c DoS
アである【d
ウィルス
】や【e
ワーム
】,
】攻 撃 ,不 正 を 目 的 に 作 ら れ た ソ フ ト ウ ェ
】がある.
・ 不 正 侵 入 や デ ー タ の 漏 え い を 招 く よ う な 情 報 シ ス テ ム の 欠 陥 を 漢 字 3 文 字 で【 f
脆弱性
】
と呼び,その読みは【g ぜいじゃくせい】である.
・ 何 ら か の 役 に 立 つ プ ロ グ ラ ム に 見 せ か け て , 不 正 を 働 く た め に 作 ら れ た プ ロ グ ラ ム を 【 h
トロイの木馬
】と呼ぶ.
・ 暗 号 化 方 式 に は ,暗 号 を 作 成 す る 鍵 と ,暗 号 文 を も と に 戻 す 復 号 に 用 い る 鍵 が 共 通 の【 i
共
通鍵(秘密鍵) 】暗号方式があり,この場合,鍵は秘密にせねばならない.
・ そ れ に 対 し ,暗 号 化 に 用 い る 鍵 と 復 号 化 に 用 い る 鍵 が 異 な っ て い て ,受 信 者 が 秘 密 に し て い
る 復 号 鍵 に 対 応 す る 暗 号 鍵 を 公 開 す る .こ れ を【 j 公 開 鍵 】暗 号 方 式 と 呼 び ,送 信 者 は 暗 号
鍵 を 用 い て 通 信 文 を 暗 号 化 し 受 信 者 に 送 る .こ の 場 合 受 信 者 は 自 分 し か 知 ら な い 復 号 鍵 で 元
の文を得ることができる.
・ 理 論 的 に は j 暗 号 方 式 に 近 い が ,暗 号 鍵 を 秘 密 に し ,復 号 鍵 を 公 開 す る こ と で ,内 容 が 改 ざ
んされていないことを保証するものがある.これを【k ディジタル署名(電子署名)
】
と 呼 ぶ .こ の 場 合 ,暗 号 鍵 は 秘 密 で あ る の で ,あ ら か じ め 公 開 し て い る 復 号 鍵 で 元 の 文 に 戻
せ る よ う な デ ー タ を 作 る こ と が で き る の は 本 人 だ け で あ る と い う こ と に な る .つ ま り ,b を
防ぐことができる.
問 8 . 以 下 の 問 に 答 え よ . な お 一 般 に 、 M B や kB は 1 0 2 4 の 倍 数 で あ り , M b p s や kb p s は
1000 の 倍 数 で あ る が , 全 て 1000 の 倍 数 と し て 計 算 す る こ と .
・ 1 0 0 M B の フ ァ イ ル は 【
800
】 M b it と な り , そ れ を 1 0 M b p s の 回 線 で 送 る と き , 通 信
が完了する最短時間は理論的に【
80
】 秒 で あ る . (100M × 8 / 10M = 80)
・ 1 M B の フ ァ イ ル を あ る 回 線 で 送 っ た と き ,通 信 が 完 了 す る ま で の 最 短 時 間 は 2 0 0 秒 で あ っ
4
た 。こ の と き の 回 線 速 度 は 理 論 的 に【
40k
= 40k )
5
】b p s で あ る . (1M × 8 / 200 = 0.04M