体外診断用医薬品 極東 2%ビット培地 (SP) 承認番号 21300AMZ00588000 極東 2%ビット培地 (SPタイプ:Superior Protection) は、 検査従事者の安全な作業を最優先に考え、 容器破損防止のためのプラスチック、 検体漏出防止のためのスクリューキャップを採用した国内初の抗 酸菌分離用培地です。 従来のガラス試験管タイプと同等の発育支持力、 培地表面積を有しており、 従来の 結核菌検査指針の判定基準が適用可能です。 また、菌株保存及び輸送にも適しており、バイオセーフ ティー上のリスクを低減しております。 菌体が赤く呈色することで、 菌の増殖を検出することができます。 酸化還元指示薬である STC※ により、 培地組成 リン酸二水素カリウム 20g グリセリン 40mL 40mL グルタミン酸ナトリウム 5g 2%マラカイトグリーン クエン酸マグネシウム 1g 全卵液 2,000mL 30g 精製水 1,000mL 可溶性デンプン ピルビン酸ナトリウム STC※ 2g pH6.4± 150mg ※STC: 2,3diphenyl-5-(2-thienyl) tetrazolium chloride 製品コード (SP) 25本包装 (統一商品コードNo.551-08086-5) (SP) 100本包装(統一商品コードNo.551-08087-2) 有効期間 6ヶ月 極東 2%ビット培地(SPタイプ)における各菌種の発育像 ■ Mycobacterium tuberculosis complex ■ Mycobacterium avium ■ Mycobacterium kansasii(光照射前) ■ Mycobacterium gordonae ■ Mycobacterium kansasii(光照射後) 使用上の注意 ご使用に際しては、添付文書をよくお読み下さい。 ■ 培地の保存は必ず遮光し 2 ∼ 10 ℃ で、凍結ならびに乾燥しないようにして下さい。 ■ 使用済みの培地は 121 ℃、30 分以上高圧蒸気滅菌を行い、すみやかに廃棄して下さい。 ■ 廃棄する場合は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律、水質汚濁防止法等の規定に従って処理して下さい。 ■ 容器破損の恐れがありますので、菌株保存の際は凍結は避けて下さい。 ■ 製造販売元 【お問い合わせ先】 営業学術部 本社 〒103-0024 東京都中央区日本橋小舟町7-8 TEL:03-5645-5664 FAX:03-5645-5703 URL:http://www.kyokutoseiyaku.co.jp/ 26.09.3000 E お願い 2015年6月 小川培地(SPタイプ)検体接種・ 培養時にご留意頂きたいこと 1. 寝かせ培養時は、培地を水平に設置してく ださい フラン機、フラン室中の棚が水平に設置されていることを ご確認ください。 検体接種後の培地を斜面台へセットする際、斜面部が真 上を向き、水平となっているかをご確認ください。左右に ずれますと 検体が斜面へ乾燥固着する前に 管壁側に ずれますと、検体が斜面へ乾燥固着する前に、管壁側に 偏り、発育菌数が少なくカウントされる場合があります。 2. 培地斜面に均等に検体を広げてください 検体接種後は、培地を回し、目視で検体が全体に広がっ ていることを確認してください。 ていることを確認してください セミアルカリプロテアーゼを用い、均質化することで、より 容易に培地斜面全体へ検体を広げることができます。 3. 密栓して培養してください 検体接種後は、キャップをしっかりと締めて培養してください。 検体接種後は キャップをしっかりと締めて培養してください 密栓状態でも発育は問題なく、従来品と同等です。 容器を炙らないでください。小川培地(SPタイプ)はプラスチッ ク容器を採用しております。バーナーで炙りますとキャップ口 周辺部が歪み、通気を起こし培地が乾燥する場合がありま 、 すので、お避け下さい。 凝固水は捨てずにご使用ください。
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